今回は「ディスる(disる)」というネットスラングについて解説します!
「ディスる(disる)」とは、否定する、侮辱するという意味の言葉です。

「容姿をディスるのは良くない!」みたいに使うよ!
ディスるは「disrespect」の略語で、元はヒップホップシーンで使われていました。
この記事では「ディスる(disる)」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
ディスる(disる)とは?意味は「否定する、侮辱する」
「ディスる(disる)」の意味=相手を否定する、侮辱することの表現
ディスる(disる)とは相手を否定する、侮辱することを表現したネットスラングです。
言葉通り、悪い意味で使われることが多いです。
そのため人に使う時は注意が必要です。
しかし、プロレス的な意味でディスると使う場合もあるので、一概に悪意を指す言葉というわけではありません。



ディスるを使う時は注意しよう!
ディスる(disる)の発祥や元ネタは「disrespectの略語」
「ディスる(disる)」の元ネタ、発祥=英語で無礼を指すdisrespect(ディスリスペクト)の略語
ディスる(disる)は英語で無礼を意味するdisrespectの略語です。
最初は1990年代半ばごろに、ヒップホップ用語として使われていました。
ヒップホップではラップバトルなど、相手を批判する文化があります。
プロレスみたいなものですね。
その行為をディスる(disる)と呼んでいたのが最初です。
2000年代前半には、ディスる(disる)はネットスラングとして、2ちゃんねるを中心に浸透していきました。
ネット上で噂されていることによると、2007年に練マザファッカーがテレビ番組『リンカーン』で「ディスる」を使ったことで、流行ったという説もあるそうです。
そして2014年ごろからはテレビなどでもディスる(disる)が使われるように。
現在のように知られる言葉になったんですね。



ディスるはヒップホップ用語だったんだね!
ディスる(disる)の使い方・例文
「ディスる(disる)」という言葉を使った例文を紹介して行きます。
使用例①



最近あのアイドルの曲が流行ってるけど、私は全然好みじゃないんだよね。



えっ、そうなの!?僕は大好きだけど…



ごめん、ディスるわけじゃないよ!好みじゃないだけ
使用例②



彼女が作るご飯が全然美味しくないんだよね



気持ちはわかるけど、ディスるのは良くないよ
ディスる(disる)の類義語や対義語
ディスる(disる)の類義語と対義語についても見ていきましょう!
ディスる(disる)の類義語
ディスる(disる)の類義語としては下記のものがあります。
- 悪口をいう
- 馬鹿にする
- 嘲る
- 罵る
- 侮辱する
- 貶す
ディスる(disる)の対義語
ディスる(disる)の対義語としては下記のものがあります。
- 尊敬する
- 褒める
ディスるの豆知識・ちょっといい話
ディスるを、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「dis-」はラテン語由来の由緒ある否定接頭辞
「ディスる」のもとになった接頭辞「dis-」はラテン語に由来し、「離れて・逆に」という意味を持ちます。
disappear(消える)やdiscover(発見する)のように日常英語にも溶け込んでいる接頭辞で、disrespectもそのひとつ。もともと「尊敬(respect)を取り除く」という構造の言葉です。



ただの悪口じゃなくて、ちゃんと語源があるんだな。
ヒップホップが生んだ「批判を芸術に変える」文化
「ディスる」はもともと1990年代のアメリカヒップホップシーンで定着したスラングで、相手へのdissを曲(ディストラック)にする文化が根底にあります。
ラッパーが相手をディスった曲を出し、ディスられた側がアンサー曲を返すやり取りは「ビーフ」と呼ばれ、エンタメとして楽しまれてきました。プロレスと似た側面があることも、記事本文で触れた通りです。



ディスり合いがエンタメになるって、ヒップホップってすごい文化だ!
日本語化のスピードは異例に速かった
英語の「dis」が日本語の動詞「ディスる」として定着したのは、外来語の日本語化としても特異なケースといわれます。
90年代後半に日本のヒップホップリスナーの間で広まり、2000年代には2ちゃんねる経由でネットスラングに。英語の名詞・動詞をそのまま「〜する」に接続する形は日本語の造語力の高さを示す好例です。



「グーグる」「サボる」と同じ型ですね。日本語の吸収力は本当に面白い。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ディスるの意味理解の助けになれば幸いです。