シュールとは?意味・言い換え|使い方・対義語|由来・例文・類語も紹介!

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今回は「シュール」という言葉について解説します!

「シュール」とは、「非現実的で理解できないような状況」という意味の言葉です。

「彼の日常は常にシュールな出来事で満ちていた」みたいに使うよ!

フランス語の「シュルレアリスム」が略されて「シュール」になりました。

この記事では「シュール」という言葉の詳しい意味や由来、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

シュールとは?意味は「現実と非現実が合わさった状態」

「シュール」の意味=「現実と非現実が合わさった状態」

シュールとは「非現実的」「非日常的」「不条理な」という意味の言葉です。

わかりやすくすると「現実と非現実が合わさった状態」のことを言います。

テレビや雑誌など、評価をするような場面で使われることが多いです。

また若者用語として使われることも増えましたが、「独創的で掴みどころがない」という意味で使われています。

そして若者用語である「カオス」などと間違われやすいです。

「現実離れしすぎて理解できない」ってことなんだね!

シュールの由来や語源は「シュルレアリスム」の略語

「シュール」の由来、語源=「シュルレアリスム」の略語

フランス語の「シュルレアリスム」が略されて「シュール」となりました。

この「シュルレアリスム」は、1920年代に作家のアンドレ・ブルトン氏が提唱した「シュールレアリスム宣言」から来ています。

「シュルレアリスム」は芸術思潮の1つであり、当時この思想は革命的でした。

芸術を通して、普段は抑えられている夢や現実、願望など独創的世界観を表したのです。

当時この表現方法をしている人がいなかったので、周りの作家に影響を与えました。

もちろん日本もこの思想が渡って来たので、日本の作家にも影響を与えました。

昔の作家さんが提唱した「シュールレアリスム宣言」が「シュール」という言葉を生み出したんだね

シュールの使い方・例文

「シュール」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①

今日、猫が空を飛んでいく夢を見たんだ。

えっ、それはシュールだな。
でも、もしかしたら何か意味があるかもしれないよ。

そうかもしれない。

使用例②

最近、この町で起こったシュールな出来事を聞いたことある?

先日、公園で巨大な船が空を飛んでいるのを見たんだ。
完全に現実離れしてたよ。

本当に?それは確かにシュールだ。

使用例③

あの新しいアート展に行った?

うん、行ったよ。
巨大なトイレットペーパーの花婿と新婦が描かれた絵画があってさ。

何を表現してるのか全くわからなかったよ。

それは確かにシュールだね。
芸術作品の評価って難しいところだけど、それはちょっと…特別だね。

シュールの類義語や言い換え、対義語

シュールの類義語と対義語についても見ていきましょう!

シュールの類義語や言い換え

シュールの類義語や言い換えとしては下記のものがあります。

非日常的

その小さな村では、非日常的な出来事がめったに起こらない。

現実離れ

彼の物語は、現実離れした冒険と奇跡の連続だった。

不条理な

彼の話すことは、時には不条理な状況や謎めいた答えで溢れていた。

シュールの対義語

シュールの対義語としては下記のものがあります。

平凡な

彼女の生活は、日常的で平凡な出来事に満ちていたが、その中にも心温まる瞬間が隠れていた。

ありきたりな

彼の提案は、ありきたりなアイデアで満ちていて、新しい視点や刺激を欠いていた。

日常的な

彼の生活は、日常的なルーチンや出来事で満ちていたが、その中にも意味のある瞬間が隠れていた。

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