ダメ元の言い換え15語!ビジネスやメールで使える類語や丁寧語を紹介!

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今回は「ダメ元」の言い換え表現を紹介します!

「ダメ元」は、上手くいかない可能性があったとしても、とりあえずやってみるときに使われる言葉です。

この言葉は、親しい間柄で使われるカジュアルな言葉に分類されます。

この記事では「ダメ元」の言い換え語について紹介しています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

ダメ元とは?意味は「とりあえず挑戦する」

「ダメ元」の意味=うまくいかないことを前提として挑戦してみること

「ダメ元」は「駄目で元々」の略ですが、このような略語・俗語はビジネスシーンでは好まれないため注意がひつようです。

ダメ元で、今回の企画を提案する

ダメ元の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!

まずはダメ元のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。

①無理を承知の上で

フォーマルな言葉を表す画像

無理を承知の上で=「無理だというとは分かっているが」の意味

要求やお願い事をする際に無理かもしれないことを理解した上でそれでも申し出る意思があることを意味し、「ダメ元」に何の含みもなく、そのまま丁寧な表現に言い換える方法です。

無理を承知の上で、今回の企画を提案いたします

②無理を言う

フォーマルな言葉を表す画像

無理を言う=「無理なことだと分かっていても発言する」の意味

「無理を承知で」とほぼ同じ意味合いです。

「申し上げる」と謙譲語を使い表現することでより謙虚さを含ませることができるため、上司や取引先に使用するには無難な言い換え方法です。

無理を申し上げますが、今回の企画を提案したく存じます

③恐縮ですが

フォーマルな言葉を表す画像

恐縮ですが=「身も縮まるほどに恐れ入る」の意味

「ダメ元と分かっていながら発言してしまい申し訳ない」という気持ちを表現しており、相手を立てる言い方になるのでビジネスシーンの中でも特に上司や取引先に使用します。

一方で、相手に感謝をする時にも「恐縮です」と表現するため、意味が曖昧にならないよう例文のようになぜ「恐れ入るのか」を正しく表現する必要があります。

このような厳しい状況で大変恐縮ですが、今回の企画を提案いたします

④出来る限り

ややフォーマルな言葉を表す画像

出来る限り=「可能な範囲の限り」の意味

難しいことが前提で、それでも自分の力を最大限使い物事に取り組むという前向きな姿勢を表現します。

しかし、会話の流れによっては「限り」という表現が「限界があり困難である」というネガティブな意味を強く感じさせることもあるので、注意が必要です。

出来る限り努めてまいりますので、今回の企画を提案いたします

⑤誠心誠意

ややフォーマルな言葉を表す画像

誠心誠意=「真心を尽くし、全力で取り組む」の意味

「出来る限り」と似た意味合いですが、よりポジティブな表現になります。

どのような難しい問題であったとしても真心を尽くして嘘偽りなく全力で取り組む姿勢を強調することができるため、特に取引先などに使用します。

誠心誠意努めますので、今回の企画を提案したく存じます

⑥可能性を信じて

ややフォーマルな言葉を表す画像

可能性を信じて=「わずかにあるであろう可能性を信じて取り組む」の意味

「ダメ元」はダメであることが前提という意味合いが強いですが、「可能性を信じて」と言い換えることで難しい状況の中でもわずかな可能性があるという前向きな表現ができます。

しかし、やみくもに使用すると確実性がない運頼りな印象を与えかねないので、わずかでも可能性を感じることができる根拠を明確にした上で使用するのが望ましいです。

まだ弊社参入の余地があるという可能性を信じ、今回の企画を提案いたします

⑦挑戦ですが

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挑戦ですが=「まだ見ぬ領域に自ら飛び込むこと」の意味

「挑戦」という言葉を使うことで、難しいと分かっていながらもそれに自ら立ち向かうことができる前向きな姿勢を強調することができます。

どちらかというと得られる結果よりもその過程を重視してもらいたいときに使用すると良いため、社内でのやり取りなどに使用します。

私にとっても挑戦ではございますが、今回の企画を提案いたします

⑧難しいことは覚悟の上で

ややフォーマルな言葉を表す画像

難しいことは覚悟の上で=「難しい結果になることを分かっていながら」の意味

「挑戦ですが」と似たような意味ですが「覚悟」という言葉を使い、より確固たる意志を表現します。

こちらも、結果よりその過程を経て得られるものを重視したい場面で使用すると良いでしょう。

難しいことは覚悟の上で、今回の企画を提案いたします

ダメ元の”カジュアル”な言い換え・類語!

ダメ元のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。

⑨思い切って

どちらでもない言葉を表す画像

思い切って=「ためらう気持ちを振り切って物事に取り組む」の意味

不安な気持ちを振り切り物事に取り組むという前向きな表現で、わずかでも自信を持てる部分を武器に戦うというアピールになります。

しかし、確実性を求められる場面では運任せな印象を与える可能性もあるので、カジュアルな表現として利用することが多いです。

思い切って、今回の企画を提案することにします

⑩損して得とれ

どちらでもない言葉を表す画像

損して得とれ=「一時的には損になるかもしれないが、将来の得を取るため」の意味

「損して得取れ」とは、目の前の損よりも将来的に大きな利益を得るため、長い目で物事をみるべきという意味のことわざで、ビジネスの心構えとして使用されるが多いことわざです。

ダメ元でその過程や物事の先に大きな得を取ることができると感じる場合、その重要性をアピールするために使用できます。

しかし、損害を被るかもしれないという意味では取引先や上司への利用には注意が必要で、比較的カジュアルな表現が許される場面での利用が望ましいです。

損して得取れの精神で、今回の企画を提案してみるよ

⑪一か八か

ややカジュアルな言葉を表す画像

一か八か=「結果は分からないが、運を天に任せてやってみる」の意味

「一か八か」の語源にはいくつか説があるとされていますが、いずれも賭博(ギャンブル)用語が由来であったとされていますので、運任せな印象が強いです。

そのため、「ダメ元だが、大勝負に出るぞ」というカジュアルな意思表示に使えます。

一か八か、今回の企画を提案してみようと思う

⑫どうなろうとも

ややカジュアルな言葉を表す画像

どうなろうとも=「どのような事態になろうとも、そのことをやること」の意味

「たとえどのような結果に転がっても良いから、とにかくやるぞ」という強い意志を表現した言葉です。

しかし、「どうにでもなれ」と物事を軽視しているとも捉えられかねないのでビジネスシーンでの利用には向きません。

結果がどうなろうとも、今回の企画を提案してみるよ

⑬無茶振り

カジュアルな言葉を表す画像

無茶振り=「難しいことを、無理やりに頼むこと」の意味

日本のお笑い業界で用いられる「フリ」の手法が由来で、今やお笑い業界以外でも相手にとって難しいこととわかっていながらそれを投げかけることを、カジュアルに表現する際に用いられます。

無茶を強いることで困らせるという意味も含まれるので、使用する場面や相手との間柄などを考慮して使用する必要があります。

先方にとっては無茶振りだと思われるだろうが、今回の企画を提案してみるよ

⑭無理だと思うが

カジュアルな言葉を表す画像

無理だと思うが=「無理であるとは思っている」の意味

字の通り、無理であることは明らかで結果が見えているという意味が強く「ダメ元」よりもさらに諦めの意味が含まれる表現です。

決めつけた表現でネガティブな印象が強いので、カジュアルな場面でも会話で使用する際には表現方法に注意が必要です。

無理だと思うが、今回の企画を提案してみるのもいいかもね

⑮当たって砕けろ

カジュアルな言葉を表す画像

当たって砕けろ=「たとえ失敗に終わってもかまわないから、とりあえず実行する」の意味

思い切ってやってみるという自らの意思表示や、もしかしたらうまくいくかもしれないという希望を感じさせる表現で、主にカジュアルな場面で使用します。

「ダメ元なのだから、悩んで行動しないよりもいくらかましだ」と積極的な印象を与えることができるので、相手を励ましたり応援したりする際にも利用できます。

当たって砕けろの精神で、今回の企画を提案してみることにしたよ

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