手塩にかけるとは?意味・例文|類語・言い換え|由来・対義語・使い方も紹介!

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今回は「手塩にかける」という慣用句について解説します!

「手塩にかける」とは、みずからいろいろと世話をして大切に育てるという意味の言葉です。

手塩にかけて育てた野菜だ!みたいに使うよ!

今のように調味料の多くなかった江戸時代での塩の使い方が元になった慣用句です。

この記事では「手塩にかける」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

手塩にかけるとは?意味は「自らがしっかりと手をかけて大切に育てること」

「手塩にかける」の意味=自らがしっかりと手をかけて大切に育てること

手塩にかけるとは自身が大切に世話をする、他人任せにしないという意味の慣用句です。

日常会話でも使用される慣用句で、何か丁寧に育てる・作り上げるといった様子を表します。

どちらかというとポジティブな意味で使用される言葉です。

似た意味で「手にかけて」などがあります。

こちらも自らが世話をする、育てる、人に頼らないといった意味を持ちます。

自分で時間をかけて丁寧に育てるってことなんだね!

手塩にかけるの発祥や元ネタは「江戸時代の塩の使い方」

「手塩にかける」の元ネタ、発祥=江戸時代での塩の使う様子から生まれた慣用句

江戸時代では調味料は塩くらいしかなく、食卓での微妙な味の調整は塩で行っていました。

食卓で味を調整する塩を入れていた皿を手塩皿といい、そこから自分の好きな味に味を調整していきます。

自ら手をかけて味を作り上げていく・育て上げていくという様子から、自らのてを使って育て上げることを「手塩にかける」と表現するようになりました。

自分好みの味を自分で調整する様子から、味付けだけじゃなく自分で育てるってことなんだね!

手塩にかけるの使い方・例文

使用例①

プロジェクトの成功、おめでとう

ありがとうございます!皆さんのおかげです!

君が手塩にかけた結果だよ

使用例②

ほ~今日のサラダは新鮮だね

そうでしょう?手塩にかけて育てた家庭菜園のお野菜よ

使用例③

この盆栽を壊したのは誰だ!

さっき猫が庭から出ていったわよ?猫が倒したんじゃないかしら

せっかく手塩にかけた盆栽が!

手塩にかけるの類義語や対義語

手塩にかけるの類義語と対義語についても見ていきましょう!

手塩にかけるの類義語

手塩にかけるの類義語としては下記のものがあります。

手にかける

手にかけて育てた娘が今度嫁に行くんです

結婚式楽しみですね

本当にそうなんです

丹精を込める

今年もお米がよく実ったよ

おじいちゃんの作ったお米は美味しい!毎年楽しみにしてるの!

そうか、丹精込めて作った甲斐があるな

手間暇をかける

今日はありがとう!こんなにたくさんの料理!すごいわ!

ありがとう!昨日から張り切って準備したの!たくさん食べてね!

手間暇かかってるのね!楽しみだわ!

手塩にかけるの対義語

手塩にかけるの対義語としては下記のものがあります。

人任せ

ちょっと洗濯物早く出しなさい

ちょっと手が離せない

あなたの服でしょ!人任せにしないで!

他力本願

来週試験だから勉強しなくちゃ

俺ノート取ってない!見せてくれ!

自分で取らなきゃダメだろ?他力本願だな

おんぶに抱っこ

服汚しちゃった…着替えどこ?

引き出しにあるでしょ?

分からな

まだまだおんぶに抱っこだわ…

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