今回は「羨ましい」の言い換え表現を紹介します!
「羨ましい」は「人が恵まれていたり、物事が優れていたりするを見て、自分もそのようになりたいと思うさま」を表す言葉です。
この言葉は、比較的カジュアルな言葉といえるでしょう。
この記事では「羨ましい」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
羨ましいとは?意味は「うらやむ気持ちをそそられる」
「羨ましい」の意味=うらやむ気持ちをそそられるさま
「羨ましい」は「ねたましい」というマイナスイメージを与える場合もあるため、状況に応じてほかの言い換え語に変換しましょう。

あのチームの協力の仕方が羨ましいと思う。
羨ましいの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「羨ましい」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①羨望(せんぼう)


「羨望」=「羨むこと」の意味
「羨望のまざなしを集める」として使われることが多い言葉です。
例文



あのチームの協力の仕方は、他のチームからも羨望の的になっています。
②喉から手が出る


「喉から手が出る」=「欲しくてたまらないさま」の意味
例文では「どうしても欲しい」という気持ちを「羨ましい」という意味に解釈をしています。
例文



あのチームの協力体制は喉から手が出るほど欲しいと思います。
③指を銜える(ゆびをくわえる)


「指を銜える」=「他人の様子を羨ましく思う」の意味
「くわえる」には、「銜える」と「咥える」の漢字がありますが、「咥える」は常用外の漢字となっています。
「銜える」としても書き言葉では読みにくいので、ひらがなとするのがよいでしょう。
例文



あのチームの協力の仕方は、指を銜えるしかないのかもしれません。
④理想


「理想」=「考えうる限りで物事の最も望ましい状態」の意味
例文では自分の理想の状態にあるチームが羨ましいという意味で解釈をしています。
例文



あのチームの協力の仕方は、僕の理想です。
⑤憧憬(どうけい)


「憧憬」=「憧れること」の意味
話し言葉では伝わりにくいので、書き言葉とすることがよいでしょう。
例文



あのチームの協力の仕方は、他のチームからも憧憬の的になっています。
⑥見習う


「見習う」=「見て覚える、学ぶ」「他人の良いところを見て同じようにする」の意味
例文では、「他のチームの見習いたい気持ち=羨む気持ち」として解釈をしています。
例文



あのチームの協力の仕方は、僕のチームも見習いたいと思います。
⑦艶羨(えんせん)


「艶羨」=「羨ましく思うこと」の意味
「羨望」と、ほぼ同じ使い方ができる言葉です。
ただし、「羨望」より意味が伝わりにくい可能性があるので、使うのであれば書き言葉とすることがよいでしょう。
例文



あのチームの協力の仕方は、他のチームからも艶羨の的になっています。
⑧妬ましい


「妬ましい」=「羨ましくて憎らしい」の意味
純粋な羨ましさだけでなく嫉妬の気持ちが含まれている時に使う言葉です。
「ねたましい」には「妬ましい」と「嫉ましい」の漢字がありますが、一般的には「妬ましい」が使われています。
例文



あのチームの協力の仕方が妬ましいと思う。
羨ましいの”カジュアル”な言い換え・類語!
「羨ましい」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨憧れる


「憧れる」=「理想として求める」の意味
例文では、「憧れる気持ち=羨む気持ち」として解釈をしています。
端的に羨ましい気持ちが伝わる言葉ですが、前後の文脈でカジュアルにもフォーマルにもなる言葉といえるでしょう。
例文



あのチームの協力の仕方には、僕も憧れます。
⑩いいなぁ


「いいなぁ」=「相手が有するものに羨む気持ちを表明する」の意味
「よい」という意見の表明に、しみじみとした気持ちの時に使う「なぁ」と付けた形となっています。
非公式な場で使うことが多い言葉といえるでしょう。
例文



あのチームの協力の仕方は、いいなぁ。
⑪素晴らしい


「素晴らしい」=「優れていて褒め讃えられるありさま」の意味
例文では「優れていて褒め讃えられる状況=羨む状況」として解釈をしています。
比較的、目上の者から目下の者に対して使う言葉であるといえるでしょう。
例文



あのチームの協力の仕方は、素晴らしいと思う。
羨ましいの豆知識・ちょっといい話
「羨ましい」を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「うらやむ」は直訳すると「心が病む」
「羨ましい」のもとになる「うらやむ」は、「うら(心)」と「やむ(病む)」が組み合わさった言葉です。
昔の人は、顔など目に見える部分を「面(おもて)」、目に見えない心の中を「うら」と表現していました。「うらむ(恨む)」「うらない(占い)」の「うら」も同じ系統の言葉で、「うらやむ」は元々、他人の恵まれた様子を見て自分の心が苦しくなることを指していたそうです。



「羨ましい」に、まさか「心が病む」という切ない語源があったなんて、少し胸に刺さりますね。
英語の「envy」も、実は「見る」からできた言葉
英語で「羨む」を意味する「envy」は、ラテン語の「invidia」に由来し、もともと「悪意を持って見つめる」という意味の言葉でした。
「invidia」は「in(〜に対して)」と「videre(見る)」から成り立つ言葉で、いわば「邪視」に近いニュアンスです。日本語の「うらやむ」は目に見えない「心」から、英語の「envy」は「見る」という行為から生まれた言葉というのは、対照的で興味深い違いです。



言葉は違っても、羨む気持ちの根っこは万国共通なのかもしれません。
場面に合う「羨ましい」の言い換えが見つかれば幸いです。