今回は「必要」の言い換え表現を紹介します!
「必要」は、どうしてもなくてはならないものというときに使う言葉です。
この言葉は、使い方次第でフォーマルにもカジュアルにも使える、ニュートラルな表現といえます。
この記事では「必要」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
必要とは?意味は「なくてはならないこと」
「必要」の意味=なくてはならないこと
「必要」には、物ごとの「条件」というニュアンスも含まれています。

このプロジェクトに参加するには、実務経験が2年以上は必要です。
必要の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは必要のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①必須


必須=必ず用いるべきことの意味
「必要」と同じ意味で使われます。どちらも「必ず、いる」という意味ではおなじですが、「必須」の方が、「必ず、絶対に」というニュアンスが強くなります。
また、物より事柄を表す時に使う表現と言えるでしょう。
例文



このプロジェクトに参加するには、2年以上の実務経験が必須です。
②所要


所要=あることをするのに必要とすることの意味
ある事をするには、当然これだけのものがなくてはならないということを表わす時に使います。
物事などよりも、時間や金額などの数字で表すような事に使います。
例文



このプロジェクトの所要期間は2年間です。
③至要たる


至要たる=この上なく重要であることの意味
必ず必要な事柄を表現する事のできることばと言えるでしょう。似た表現に「必須」ということばもあります。
例文



このプロジェクトに参加するには、2年以上の実務経験がある事が至要たる条件です。
④無くてはならない


無くてはならない=無いと物事が成り立たないの意味
「必要」とほぼ同じ意味で使われます。少しだけカジュアルな印象もあるので、目上の人よりも同僚などへ使うことばではないでしょうか。
例文



このプロジェクトに参加するには、2年以上の実務経験が無くてはならない。
⑤重要


重要=必要性などが大きいことの意味
「必要」に比べると客観的にみて大切なものという意味も含まれた表現です。
客観的な表現が好まれるビジネスシーンに向いている表現ではないでしょうか。
必要さと重要性も伝わるので、ビジネスシーンではよく使われることばです。
例文



このプロジェクトに参加には、2年以上の実務経験がある事が重要です。
⑥肝心


肝心=とりわけ大切であることの意味
たくさんの大切な事柄の中で、とりわけ大切だという表現です。必ずしもそれが最も大切な事とは言い切れないが、比較的大切なことを表す時に使います。
例文



このプロジェクトに参加するためには、2年以上の実務経験がある事が肝心です。
⑦肝要


肝要=非常に大切なことの意味
「肝要」は目的がハッキリしている場合に使用されることが多く、主に文章を書くときに使われる言葉です
また、「肝心」よりさらに重んずべき程度が高い表現になります。
例文



このプロジェクトに参加には、2年以上の実務経験がある事が一番肝要な条件です。
⑧不可欠


不可欠=ぜひ必要なことの意味
「必要」とほぼ同じ意味では使われます。欠くことができないという意味も含まれる為、重要度が増した表現と言えるでしょう。
例文



このプロジェクトに参加には、2年以上の実務経験が不可欠です。
必要の”カジュアル”な言い換え・類語!
必要のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨欠かすことができない


欠かすことができない=それがなければ不都合が生じるさまの意味
表現方法によっては、フォーマルにもカジュアルにも使えることばです。
少しだけカジュアルよりな表現の印象を受ける場合もあります。
例文



このプロジェクトに参加には、2年以上の実務経験が欠かすことの出来ない条件です。
⑩欠かせない


欠かせない=なしでは済ますことができないの意味
少し重要度が伝わりにくい印象があるので、日常会話向きな表現です。
重要度も伝えたいのであれば、「必須」が向いている表現と言えるでしょう。
例文



このプロジェクトに参加するには、2年以上の実務経験が欠かせない。
⑪いる


いる=費用・品物・時間などが必要になるの意味
必要度を表すのが低いので、重要性が伝わりにくい表現です。
ビジネスシーンより、日常会話向きな表現と言えるでしょう。
例文



このプロジェクトに参加するには、2年以上の実務経験がいるよ。
⑫手放せない


手放せない=何かを離れることができないさまを表す意味
砕けた印象のことばなので、日常会話向きな表現と言えるでしょう。
自分自身の思い入れも含まれた印象のことばです。
例文



このプロジェクトに参加するには、2年以上の実務経験という条件は手放せないね。
⑬マストな


マストな=必ず用意するものなどを表現する場合の意味
「絶対にやる」「絶対に必要」という強制的な意味合いも含みます。
ビジネスシーンでも使うこともありますが、どちらかというと日常会話向きな表現と言えるでしょう。
同僚同士や友人などとの日常会話程度に使える表現ではないでしょうか。
例文



このプロジェクトに参加するには、2年以上の実務経験があるのがマストだね。
⑭大事


大事=重大な事柄の意味
個人的に感じるも価値観に対して使われる表現です。客観的表現を好むビジネスには向かない表現と言えるでしょう。
また、重大さは伝わる表現ですが、カジュアルな印象もあるので、目上の人に使うより日常会話向きな表現ではないでしょうか。
例文



このプロジェクトに参加するには、2年以上の実務経験がある事が大事だね。
⑮大切


大切=価値があり、重んじられるさまを表す意味
「大事」とほぼ同じ意味ですが、心から丁寧に扱ってる様も含まれる表現とも言えるでしょう。
例文



このプロジェクトに参加するには、2年以上の実務経験がある事が大切だね。
必要の豆知識・ちょっといい話
「必要」の言い換えを、もっと面白く知れる小話を紹介します。
「必須」の本来の読みは「ひっしゅ」だった
言い換えの筆頭「必須」は、もともと「ひっしゅ」と読む言葉でした。
「須」の音読みが「シュ」のため元来は「ひっしゅ」でしたが、現在では慣用読みの「ひっす」が主流に。辞書では今もどちらも認められています。



「ひっしゅ」が元の読みだったとは驚き!
ちなみに「ひっすう」と読む人もいますが、標準は「ひっす」。資料の読み上げやプレゼンでは「ひっす」と言えば無難です。
「肝心」と「肝腎」、どちらも正しい理由
類語の「肝心」は、本来「肝腎」と書きました。
肝臓と腎臓が最も大切な臓器とされたことが由来です。戦後の当用漢字表で「腎」が使えず「心」に書き換えられましたが、平成22年に「腎」が常用漢字へ復活し、現在は「肝心」「肝腎」どちらも使えます。



漢字の事情で表記が変わっていたんだね。
場面に合う「必要」の言い換えが見つかれば幸いです。