今回は「もったいない」の言い換え表現を紹介します!
「もったいない」は無駄にしていて惜しい、恐れ多い、あるべき姿とずれていて残念だというときに使う言葉です。
この言葉は、日常生活からビジネスの場まで使われ、汎用性の高い表現といえます。
この記事では「もったいない」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
もったいないとは?意味は「粗末な扱いで残念だ」
「もったいない」の意味=粗末な扱いで残念だと感じること
また「自分にはもったいないお言葉です」というように、他人の行為に対しありがたい気持ちを表現するときにも使われます。
今回の企画選考の結果は、もったいないと思いました。
もったいないの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはもったいないのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①滅相もない
滅相もない=「とんでもない、あるべき事と違う」の意味
この言葉は、仏教からきた言葉で「滅相もない」で一語です。
正しい使い方は「滅相もないことです」と使います。
現在は、文化庁の「敬語の指針」で「滅相もありません」と崩しても問題ないことに変わりました。
また謙遜の意味もあるので、仕事中に褒められた時や謝罪の返答で使います。
滅相もないです。
今回の企画選考の結果は嬉しい限りです。
②身に余る
見に余る=「自分にはふさわしくない」の意味
想像していたものよりも、良すぎる対応をしてもらえた時に「身に余る」と使います。
また謙遜の意味もあるので、目上の人にも使うことができるフォーマルな言葉です。
ビジネスでは役割や評価などが自分に合っていない、釣り合わないと思った時に使います。
今回の企画選考は、身に余る程嬉しい結果でした。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
③とんでもない
とんでもない=「意外、全く違う」の意味
「とんでもない」で1つの言葉であり、思いがけないやもってのほかという意味です。
この言葉は、「とんでもないことです。」が正しい使い方です。
「滅相もない」と同じように、文化庁の「敬語の指針」では崩しても問題ないことに変わりました。
ビジネスの場では、上司から褒められた時や謝罪された時に謙遜の意味で使います。
今回の企画選考は、とんでもない程嬉しい結果でした。
④恐れ多い
恐れ多い=「自分にはもったいない、失礼になるから申し訳ない」の意味
この言葉は使い方が2つあり、1つは自分にはありがたくてもったいない時に使います。
もう1つが、目上の人に対して失礼になるから申し訳ない時に使います。
両方とも相手に敬意を表すことができ、ビジネスでは感謝や謝罪をする時によく使います。
今回の企画選考は、恐れ多い結果でした。
⑤お恥ずかしい
お恥ずかしい=「恥ずかしいの丁寧な表現」の意味
「お恥ずかしい」は、「お」が付いたことで「恥ずかしい」を丁寧な言い方に変えた言葉です。
自分の行いや照れくさい事など、恥ずかしい場面で「お恥ずかしい」と使います。
また申し訳なさを伝えることもできるので、立場が上の人にも使えます。
取引先に謝罪するときや上司に伝えにくいことがある時に使える便利な言葉です。
今回の企画選考は、お恥ずかしい結果でした。
⑥申し訳ない
申し訳ない=「言い訳ができない、相手に謝る」の意味
相手に謝るという意味の言葉なので、申し訳なさを伝えることができます。
また相手に無理難題をお願いした時にも使えるので、ビジネスではよく使います。
目上の人に使う時は、「申し訳なく存じます」と丁寧な言い方に変えると大丈夫です。
今回の企画選考の結果は、申し訳ない。
もったいないの”カジュアル”な言い換え・類語!
もったいないのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑦有り難い
有り難い=「感謝する、良い方向に進み嬉しい」の意味
この言葉は2つ意味があり、1つが誰かに何かをしてもらった事に対して感謝するという意味です。
もう1つが、良い方向に物事が進み嬉しいという意味です。
ちなみに「有り難い」は、「有り」と「難い」の2つが合わさってできました。
日常生活でもなじみがあり、ビジネスでは、感謝を伝える時、依頼を伝える時もしくは断る時に使います。
今回の企画選考は、有り難い結果でした。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧ミスマッチ
ミスマッチ=「組み合わせが間違っている、不釣り合い」の意味
「ミスマッチ」は英語の「mismatch」です。
2つ以上の何かが、お互いに合っていない時に使う言葉です。
ビジネスでは、企業と従業員や求職者の間にズレがある時に使います。
例えば、業務内容や職場環境が思っていたのと違う時です。
また日常生活でも使うことができます。
今回の企画選考は、内容がミスマッチしていた気がします。
⑨残念
残念=「諦められない、物足りない、悔しい」の意味
終わった事に対して物足りない時や諦められず悔しい時に「残念」と使うことが多いです。
他にも素晴らしい長所があるにも関わらず、力を発揮できないという時でも使うことができます。
使い方がいろいろあるので、ビジネスの場から日常生活まで使われています。
今回の企画選考は非常に残念な結果でした。
⑩惜しい
惜しい=「無駄にしたくない、大切に思っているものを失いたくない」の意味
この言葉をよく使う場面は、あと1歩の状態の時です。
他にも大切なものを無くしたくない時に「惜しい」と使うことができます。
カジュアルな表現なので、使う頻度は高めです。
またビジネスの場でも親しい相手であれば使えます。
今回の企画選考は非常に惜しい結果でした。
⑪持て余す
持て余す=「扱いきれない、手に負えない」の意味
この言葉は使い方が2つあり、1つは時間や持っている物をうまく扱いきれていない時です。
もう1つが、才能を持っているにも関わらず、活かしきれていない時に使います。
「持て余す」はカジュアルな言葉で、平安時代から使われています。
今回の企画選考は、実力を持て余す結果になりました。
⑫かたじけない
かたじけない=「見に過ぎていて恐縮する」の意味
この言葉は、身分の高い人に対して、自分には恐れ多く恐縮するという意味の言葉です。
丁寧さを持つ言葉なので、謝罪や感謝を伝えることができます。
しかし敬語ではないので、「かたじけなく存じます」のように言い換えましょう。
この言葉も、平安時代から使われるカジュアルな言葉で、元は「恐れ多い」という意味でした。
今回の企画選考は、本当にかたじけない。
⑬アンバランス
アンバランス=「釣り合っていない、不安定」の意味
「アンバランス」は英語の「unbalance」です。
バランスが悪いということを伝えるカジュアルな言葉です。
今回の企画選考に出した企画は、他の人と比べるとアンバランスでした。
⑭似合わない
似合わない=「ふさわしくない、調和がとれていない」の意味
ある事がそれ相応とは言えない状態のことを「似合わない」と言います。
カジュアルな表現なので、使い方によっては失礼になることもあります。
とても親しい相手に対して使うようにしましょう。
今回の企画選考の結果は、あなたには似合わない。
⑮不釣り合い
不釣り合い=「釣り合わない、不似合い」の意味
つり合いが悪い状況や似合っていない時に「不釣り合い」と言います。
この言葉も「似合わない」と同じで、使う場面によっては失礼になります。
あまり親しくない相手には使わない方がいい言葉です。
今回の企画選考の結果は、あなたには不釣り合いだ。
退職や転職で悩んでいるあなたへ