今回は「評価」の言い換え表現を紹介します!
「評価」はどれだけの価値・価格があるかを見定めることを表す言葉です。
この言葉は、フォーマル寄りでもカジュアル寄りでも、どちらでもないニュートラルな言葉です。
この記事では「評価」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
評価とは?意味は「物ごとの価値を定める」
「評価」の意味=物ごとの価値を定めること
また「評価に値する絵画」など、物の値打ちを認めてほめるニュアンスとしても用いられる言葉です。
昨日提出された書類は上司が評価します。
評価の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは評価のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①品評
品評=「品物・作品などの価値・優劣を論じ定めること。品定め」という意味を表す言葉
作品・製品・産物などの出来を評価する意味があります。
似た言葉で「品定め」がありますが、意味が異なり注意が必要です。
品定めは、物の優劣や価値などについて判定を下すことに重視し、品評は論じ合うことに重視します。
フォーマルな場面に適しており、日常会話で使うには向きません。
昨日提出された書類は上司が品評します。
②吟味
吟味=「物事を念入りに調べること。また、念入りに調べて選ぶこと。」という意味を表す言葉
理論・品質・内容・罪状などについて、詳しく調べ確かめることを意味します。
「よく吟味した材料を使った料理です。」というように、日常ではこのような使われ方が多いですよね。
他にも和歌や俳句、詩などの詩歌を作ったり、詠んだりして楽しむことも吟味と言います。
フォーマルな場面に適しており、日常会話で使うには向きません。
昨日提出された書類は上司が吟味しています。
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③判断
判断=「物事の真偽・善悪などを見極め、それについて自分の考えを定めること。」という意味を表す言葉
物事を見極めて、客観的に意思決定を行うこと意味する言葉です。
基本的には、十分に説明できるいくつかの根拠を持って意思決定することが判断といいます。
また「仰ぐ」をつけると、判断をどうするか、教えを求める「判断を仰ぐ」という言葉に変化します。
フォーマルな表現ですが、日常会話で使うこともできます。
昨日提出された書類は上司が判断します。
④査定
査定=「金額・等級・合否などを調査した上で決定すること。」という意味を表す言葉
ある物事や状況を評価し、その価値や状態を調べることを指します。
主に、商品や不動産、車などの買い取りや売却時に使われることが多いです。
また勤務成績や能力などを査定するとは、その人の業績や評価などを調べて、昇給や昇格などの判断するという意味になります。
フォーマルな表現ですが、日常会話で使うこともできます。
昨日提出された書類は上司が査定します。
⑤鑑定
鑑定=「物ごとの真偽・良否などを判定すること。めきき。みさだめ」という意味を表す言葉
鑑定は、物の真偽、良否の判定に用いる言葉です。
主に美術品や筆跡・資料などの価値が本物か偽物か、または品質などを詳細に評価する時に使用します。
フォーマルな場面に適しており、日常会話で使うには向きません。
昨日提出された書類は上司が鑑定しています。
⑥精査
精査=「詳しく細かにしらべること。」という意味を表す言葉
詳細に細部に及ぶまで調べること意味します。
基本的な意味は、調べるや調査と同じですが、より詳細かつ念入りなニュアンスを込めたいときに多く使われます。
ビジネスシーンでは契約書などの書類や製品を丁寧に確認したり、不備を細かくチェックしたりする場面で使用します。
フォーマルな場面に適しており、日常会話で使うには向きません。
昨日提出された書類は上司が精査します。
⑦評する
評する=「人物・事物について、その善悪・価値などを論じ定める。」という意味を表す言葉
評するという言葉は、物事に対して評価をする、批評する意味を表します。
映画や料理など、さまざまな対象について評価をする時に使うことができます。
ややフォーマルな表現ですが、日常会話で使うこともできます。
昨日提出された書類は上司が評しています。
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⑧見積もる
見積もる=「必要となる程度をあらかじめ予算して算出すること。」という意味を表す言葉
作業時間や行程、費用などについて使うことが多い言葉です。
細かい計算はせず、大づかみに見当をつける「目算」と違い、具体的な根拠にもとづいた正確な数字が出ている時に使用します。
ややフォーマルな表現ですが、日常会話で使うこともできます。
昨日提出された書類は上司が見積もってます。
評価の”カジュアル”な言い換え・類語!
評価のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨スコア(score)
スコア=「競技や試合の得点。記録。」という意味を表す言葉
scoreは日本語訳で得点・点数・成績・評価という意味があります。
また合奏曲・合唱曲などの、すべての声部を記した楽譜もスコアと言います。
カジュアルな言葉ですが、フォーマルな場面でも使われます。
昨日提出された書類は上司がスコアを出しています。
⑩グレード(grade)
グレード=「等級。段階。学年。品等。」という意味を表す言葉
人や物を様々なレベルの品質、重要性などに分けたり、生徒の作品に点数をつけたりする時に使用します。
「彼の成績を5段階にグレード分けします。」など等級をつけたり、評価したりなどの意味で用いられます。
カジュアルな言葉ですが、フォーマルな場面でも使われます。
昨日提出された書類は上司がグレードをつけています。
⑪判定
判定=「 物事を判別して決定すること。また、その決定。」という意味を表す言葉
何かを判断することや評価するという意味があります。
とても似ている言葉で「判断」がありますが、物事を見極めて決定するという意味は同じです。
しかしその意味には微妙なニュアンスの違いがあり、「判断」は選択肢が広く複雑な場合と単純で明確な場合と広範囲に及びます。
一方「判定」は、スポーツの場面で多用されその基準は明確で単純な場合が多くなっています。
ややカジュアルな場面で使われるのでフォーマルな場面にはあまり向きません。
昨日提出された書類は上司が判定します。
⑫品定め
品定め=「人や物の優劣やよしあしなどを批評し判定すること。品評。」という意味を表す言葉
商品の選択や評価において重要な役割を果たす言葉であり、良い商品を選ぶために欠かせない判断基準となります。
どちらの商品がしっかりと縫製されているか、管理がきちんとされているかなど、比較して評価する時に使います。
基本的にはカジュアルな言葉なので、フォーマルで使用する時は注意が必要です。
昨日提出された書類は上司が品定めしています。
⑬値踏み
値踏み=「値段を見積もってつけること。評価。値積もり」という意味を表す言葉
自分なりに商品の値段はどのくらいか検討して、どの程度の価値があるのかも考えて価値を評価する意味合いがあります。
また、人の持ち物や行動、考えを見て、その人の価値を評価にする行為を「値踏み」ともいいます。
基本的にはカジュアルな言葉なので、フォーマルで使用する時は注意が必要です。
昨日提出された書類は上司が値踏みをしています。
⑭格付け
格付け=「価値・地位・資格などによって物や人を分類し、階段をつけること」という意味を表す言葉
何かを評価する時には、それに適切な基準を設けて、評価を行います。
格付けは、そのような評価を行う際に用いられる方法や指標を指すのに使われます。
また情報を整理し、分かりやすく表現するための手段として用いられます。
ややカジュアルな言葉ですが、フォーマルな場面でも使われます。
昨日提出された書類は上司が格付けします。
⑮採点
採点=「評価して点数をつけること。また、つけた点数。」という意味を表す言葉
点数をつけて成績の優劣を表す時に使用します。
似た言葉で「評点」がありますが、「採点」と同じく何かを評価する行為という意味のある言葉です。
しかし評点は、主観的な評価やレビュー、評判を表現する際に使用する言葉です。
その一方で、採点は、テストや試験の結果など、具体的な数値や成績を決定することを表現する際に使用する言葉です。
ややカジュアルな言葉ですが、フォーマルな場面でも使われます。
昨日提出された書類は上司が採点します。
退職や転職で悩んでいるあなたへ