今回は「性格」の言い換え表現を紹介します!
「性格」は行動のしかたに現れる、その人固有の感情・意志の傾向という意味の言葉です。
彼はとても明るい性格です。
「性格」は日常生活・ビジネスシーンどちらでも使えるとてもニュートラルな言葉です。
この記事では「性格」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
性格の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは性格のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①人柄
人柄 =「人の品格。人の性質」の意味
「優しい」や「気が利く」など、誰かに対してどう接するかによるのが「人柄」、「たくましい」や「聡明」など、自分自身の特徴が「性格」です。
丁寧な言葉で主にビジネスシーンで使われる、ややフォーマルな言葉と言えます。
彼はとても明るい人柄です。
②気質
気質=「気だて。気性(きしょう)。心理学で、一般的な感情傾向から見た、個人の性質」の意味
「性格」は主に経験から学んだり影響を受けたりして形成される部分で、「気質」は生まれながらに持っている本能的な反応や感じ方です。
ややフォーマルな言葉ですが、日常生活でも使うことがあります。
彼はとても明るい気質です。
③本質
本質=「そのものとして欠くことができない、最も大事な根本の性質・要素」の意味
「性格」は日常的な振る舞いや反応のパターンを示し、「本質」はもっと深くからそのものや人の根本的な特性を示します。
「性格」は本などに影響されますが、「本質」は基本的に変わらないものです。
たとえば、誰に対しても正直であることがその人の「本質」かもしれません。
とても丁寧でややフォーマルな言葉ですが、日常生活で使うこともあります。
彼の本質はとても明るいです。
④性質
性質=「もって生まれた気質。ひととなり」の意味
基本的に物質や生き物に使われますが、人に使われることもあります。
「性格」は人の日常的な行動や態度を指し、「性質」はものや人の基本的な特徴や本質を指す言葉です。
とてもフォーマルな言葉で、日常生活ではほとんど使いません。
彼はとても明るい性質です。
⑤人格
人格 =「個人として独立しうる資格」の意味
「性格」は日々の態度や振る舞いを表し、「人格」はその人の道徳的な価値や尊厳を示します。
道徳的とは正直で、優しく、尊敬されるふるまいなど、善い行いのことを指します。
とてもフォーマルな言葉で、日常生活ではあまり使いません。
彼はとても明るい人格です。
⑥人物
人物=「すぐれた人柄。才能がある有用な人」の意味
「性格」はその人の内面的な特徴、「人物」はその人を全体として表す言葉です。
会話で使う分には丁寧でフォーマルなところがあり、主にビジネスシーンで使われます。
彼はとても明るい人物です。
⑦心柄
心柄 =「心の持ち方の様子。心だて」の意味
「心柄」とは誰かを助けることを喜びとするか、人に対して親切であるかなど、その人の「心の美しさ」を示す言葉です。
日常生活ではまず使われない、フォーマルな言葉になります。
彼はとても明るい心柄だ。
性格の”カジュアル”な言い換え・類語!
性格のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧キャラクター
キャラクター=「性格。人格。その人の持ち味」の意味
「性格」は人の内面的な特徴を、「キャラクター」はもっと広く、個性や役割、外見を含む特徴を指すことが多いです。
ビジネスシーン・日常生活どちらでも使える、とてもニュートラルな言葉です。
彼はとても明るいキャラクターだ。
⑨個性
個性=「他の人とちがった、その人特有の性質・性格。個人の特性」の意味
「性格」はもっと内面的な心の傾向を指し、「個性」はもっと外向的で、その人を他の人と区別する特徴を指します。
例えば、変わった趣味を持っていたり、特有のファッションセンスがあったりすることが「個性」と言えます。
ビジネスシーン・日常生活ともに使うことのできる、とてもニュートラルな言葉です
彼はとても明るい個性だ。
⑩人となり
人となり=「持ち前の人柄。うまれつき」の意味
「性格」はその人の日常的な行動や反応の傾向を示し、「人となり」はその人の全体的な性格や価値観、生き方を深く理解するための言葉です。
「性格」よりも少し広い意味を持ち、その人の価値観や生き方、人間関係の築き方など、その人の全体像を表します。
ビジネスシーン・日常生活ともに使われる、とてもニュートラルな言葉です。
彼の人となりはとても明るい。
⑪本性
本性=「本来(生まれついて)持っている性質」の意味
「性格」は日常的に見られる行動や感情のパターン、「本性」は普段は見えにくいが重要な時に現れる深い内面の性質です。
普段は優しい「性格」だけれど、とても怒った時に見せる行動がその人の「本性」を現していることがあります。
ビジネスシーンでも使えますが、その意味合いから日常生活で使われる方が多いです。
彼の本性はとても明るい。
⑫素顔
素顔=「化粧していない顔。地顔(じがお)。転じて、ありのままの状態」の意味
「性格」は人の内面的な特徴や習慣を指し、「素顔」はその人が普段公には見せない、よりプライベートな部分を表します。
親しい人にだけ見せる「本性」といったニュアンスです。
その意味合いからとてもカジュアルな言葉だと言えます。
彼の素顔はとても明るい。
⑬性根
性根=「根本的な心の持ち方。心構え」の意味
「性格」は普段の行動や態度を表し、「性根」は人のもっと深い内面、本当の心のあり方を表します。
その人がどんなに困難な状況でも変わらない本質的な部分です。
日常生活でもビジネスシーンでも使われるニュートラルな言葉です。
彼の性根はとても明るい。
⑭地
地=「本来の姿」の意味
「性格」は日常の行動や反応を示すもので、「地」は生まれ持った特性や才能を指します。
日常生活で使われるカジュアルな言葉で、ビジネスシーンではまず使われません。
彼の地はとても明るい。
⑮気風(きふう)
気風=「言動に表れるその人の心の性質のこと」の意味
「気風」という言葉は、特にその集団や組織、時には地域全体の持つ雰囲気や精神的な特徴を表します。
主に気っ風がいい(きっぷがいい)などと使われることがあります。
どちらともいえないニュートラルな言葉ですが、「気っ風がいい」は主に日常生活で使われるカジュアルな言葉です。
彼はとても明るい気風だ。
いかがでしたか?「性格」はニュートラルな言葉のため、面接では言い換えることが望ましいです。この記事があなたのお役に立てれば幸いです。