今回は「相談」の言い換え表現を紹介します!
「相談」は問題解決のために、他者の意見を聞いたり、話し合ったりするときに使う言葉です。
この言葉は、ビジネスシーンでも、日常生活でも使用頻度の高い、ニュートラルな言葉といえます。
この記事では「相談」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
相談とは?意味は「問題解決のために話し合う」
「相談」の意味=問題解決のために話し合うこと
「相談」は、ビジネスシーンでもよく使われる言葉です。
目上の人に使う場合は「ご相談があります」など、丁寧な表現を使いましょう。
次のプロジェクトの企画について、ご相談したいです。
相談の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは相談のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①ディスカッションする
ディスカッションする=「情報やアイデアの共有を行い、問題解決するための話し合いのこと。」の意味
「ディスカッション」は「ディベート」と違い、反対意見をぶつけ合うのではなく、複数人で情報共有や意見交換を行うことを指します。
例文
次のプロジェクトの企画について、ディスカッションしたいです。
②打合せる
打ち合わせる=「事前に相談しておくこと。情報共有しておくこと。」の意味
「打ち合わせ」の語源は、中国・朝鮮から伝わった音楽「雅楽」だと言われています。
管楽器や打楽器の音を「打って」奏で、音を「合わせ」練習することから、「打ち合わせ」という言葉が生まれたと言われています。
そこから、事前の練習や情報共有、リハーサルといった意味で「打ち合わせ」という言葉が使われるようになったそうです。
例文
次のプロジェクトの企画について、打ち合わせしたいです。
③議論する
議論する=「協力して話し合うこと。意見を共有し、問題解決を行う。」の意味
「議論」は、話し合いそのものを表現することもありますが、話し合いの内容を表すこともあり、「議論を戦わせる」などの使い方をすることもあります。
例文
次のプロジェクトの企画について、議論したいです。
④協議する
協議する=「複数人が集まって話し合って決めること。」の意味
「議論」などとも類義語になる言葉で、ややニュアンスに違いがあります。
「議論」では、意見を戦わせるようなニュアンスがあり、「協議」では協力して相談するようなニュアンスがあります。
例文
次のプロジェクトの企画について、協議したいです。
⑤会議
会議=「テーマ、議題を決めて、複数人で相談し、物事を決定すること。」の意味
「議論」「協議」と同じく、複数人で話し合いを行うことを指します。
話し合いの内容には、進捗の報告やフィードバックなども含まれます。
例文
次のプロジェクトの企画について、会議を開きたいです。
⑥商談
商談=「商売に関する内容の相談。」の意味
商売の情報や契約内容、契約の目的など、商売に関する内容を相談する場を指す言葉として使われることが多く、ビジネスシーンで使われることが多い言葉です。
例文
次のプロジェクトに関する商談を進めたい
⑦ミーティング
ミーティング=「集まって話し合う会議や協議」の意味
もともとは英語の「meeting」であり、直訳すると「会議」です。
ビジネスシーンでも頻繁に使われており、会議室を「ミーティングルーム」などと表記している会社も多いのではないでしょうか。
例文
次のプロジェクトの企画について、ミーティングを開きたいです
⑧助言を求める
助言を求める=「他者からアドバイスをもらうこと」の意味
人からアドバイスや指導、改善策などの支援が欲しいときに使う言葉であり、相手に対する尊敬や謙譲のニュアンスも含んでいます。
例文
次のプロジェクトの企画について、ご助言をいただきたいです。
⑨指示を仰ぐ
指示を仰ぐ=「目上の人に指示を求めること」の意味
自分だけの判断では物事の決定ができないような場面で、上司など目上の人から意見や判断をもらう時に使う言葉です。
例文
次のプロジェクトの企画について、上司の指示を仰ぐ。
⑩(お)伺いを立てる
(お)伺いを立てる=「目上の人に問題がないか、確認すること」の意味
目上の人に許可を得るときに用います。
「指示を仰ぐ」は、「明確な指示・命令が欲しい」というニュアンスであり、「お伺いを立てる」は、「いかがでしょう?」と相手の意向を尊重するニュアンスで使われることが多いです。
例文
次のプロジェクトの企画について、上司に伺いを立てる。
相談の”カジュアル”な言い換え・類語!
相談のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪話し合う
話し合う=「複数人が集まり、情報共有や意見交換をし、結論を導くこと。」の意味
何人かで集まって、テーマについて会話することを言います。
雑談などを意味する場合もあり、日常でもとてもカジュアルに使われています。
例文
次のプロジェクトの企画について、話し合いをしよう。
⑫アドバイスをもらう
アドバイスをもらう=「助言や忠告、相手のためになる言葉をもらうこと。」の意味
アドバイス=adviceであり、直訳すると「助言」となります。
文字通り助言が欲しい時に使う言葉で、敬語として用いる場合には、「アドバイスをいただく」「アドバイスを賜る」などと言い換えて使う場合もあります。
例文
次のプロジェクトの企画について、アドバイスがほしいです。
⑬意見を求める(がほしい)
意見を求める(がほしい)=「相手の考えを共有してほしいと依頼すること。」の意味
自分の考えだけでは行き詰った場面で、他のアイデアが欲しい、という意味合いで使われる言葉です。
目上の人に使えないわけではありませんが、同僚などに対して気軽に依頼する場合でも使える言葉です。
例文
次のプロジェクトの企画について、意見がほしいんだけど、今少し時間いい?
⑭知恵を借りる
知恵を借りる=「よりよい考えや知識、方法を教えてもらうこと。」の意味
自分より経験がある人に、知恵や知識、打開策、改善策などを教えてもらうときに使う言葉です。
「お知恵を拝借する」とすれば、敬語としてフォーマルな使い方もできます。
同僚などに「ちょっと知恵借して!」など、カジュアルな場面で使うことが多いのではないでしょうか。
例文
次のプロジェクトの企画について、知恵を借して欲しいんだけど、時間ある?
⑮聞く(聞いてほしい)
聞く(聞いてほしい)=「自分の話を相手に聞いてほしい。または聞かせてほしい。」の意味
「相談したい」と話すときには、話し合いを意味することもありますが、話(悩んでいることや考えていること)を聞いてほしいという意味で使われていることもあります。
友達など、カジュアルな使い方をすることが多い言い換えです。
例文
次のプロジェクトの企画について、悩んでるところがあるんだけど、話聞いてくれる?