今回は「違い」の言い換え表現を紹介します!
「違い」は複数の物ごとの間の同一でない部分をいい、 合ってないこと間違っていることの最も一般的に使われる言葉です。
この言葉は、カジュアルな言葉に分類され、かしこまった場面ではあまり使用しません。
この記事では「違い」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
違いとは?意味は「2つ以上のものがそれぞれ相違する」
「違い」の意味=2つ以上のものがそれぞれ相違すること
また「誤まる・間違い」という意味合いで使われることもあります。
みんなの意見が、違う。
違いの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「違い」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①相違
相違=二つの物・事の間にちがいがあること。
- 相違とは、しっかりと確認されている違いのことをいいます。
- 違いは物事そのものを、相違は二つの別々のものを表現する言葉です。
- ある物事が間違っていて事実ではないことを表現する言葉です。
例文
みんなの意見が、相違している。
②不一致
不一致=食い違いがあること、揃わないことぴったりと合わないこと。
- 2つの数値が一致しない場合に不一致という表現をします。
- また意見や考え方などでも、合わない部分や対立することがある場合にも不一致と表現することもあります。
- 違いを受け入れることができない、合わないという時に 「性格の不一致」 などと表現します。
例文
意見の不一致が起きている。
③不和
不和=気持ちがしっくり合わないこと、仲が悪いこと、不仲なこと。
- なかたがいすること。
- 不和とは、気持ちを表す言葉です。
- 関係が、悪化しているときに使われる言葉です。
例文
みんなの間に、不和が生じている。
④差違
差違=同じ分野のいくつかのものを比べたときの違い。
- 「差異」と「差違」の違い どちらの言葉も 「さい」 と読み、意味も同じです。 「異」 も 「違」 も常用漢字です。
- 同じように使われる言葉に、差異があります。
- どちらの言葉を使っても、同じ意味を持ちます。
例文
みんなの意見に差違はない。
⑤格差
格差=資格・価格・等級などの違いの差のこと。
- 社会問題の一つとしての意味合いを込めても用いられ、貧富の差などにも用いられることもあります。
- 格差社会など、何かと組み合わせて使うことが多い言葉です。
例文
みんなのなかで、格差が生まれる。
⑥比率
比率=二つ以上のものの大きさ、容量などを比較した言葉。
- 数学のことばです。
- 「比率」と、「割合」は、おなじ意味を持っています。
例文
みんなの意見の比率を調べる。
違いの”カジュアル”な言い換え・類語!
「違い」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑦ギャップ
ギャップ=すき間。間隙(かんげき)。
- 隙間や溝、考え方や意見の隔たりをいいます。
- 英語では、「gap」と書きます。
- 「ジェネレーションギャップ」 「ギャップ萌え」 「ギャップが激しい」などという使い方をします。
例文
みんなの意見にギャップがある。
⑧ずれ
ずれ=位置や時期などが、標準や基準からはずれた状態。
- 考え方や感じ方などに隔たりがあること、食い違いのことをいいます。
- 物理学で、上面と下面が互いに逆方向の力を受けて小さな傾きを持つようになる変形のこともいいます。
- くい違い,すべりともいいます。
例文
みんなの意見には、ずれがある。
⑨開き
開き=開くこと、あくこと、あけること。
- つぼみがほころぶこと、花が咲くことをいいます。
- 会などが終わって、解散すること「おひらき」をいいます。
- 魚を、背開きまたは、腹開きにすることをいいます。
- 物事を、はじめること「海開き」などに使われます。
例文
みんなの意見には、開きがある。
⑩落差
落差=水や物体などが、落ちるときの高低差、二つのものの間の差のこと。
- 以前はよかったのに、今はそうではないと言えるようなときに使われることが多いです。
- 社会的・心理的変化にも使われることもあります。
例文
みんなの意見は、落差が激しい。
⑪食い違う
食い違う=組み合わせた部分がうまく合わない、 物事や意見がうまく一致しないこと。
- 食い違いは、様々な文脈で使われますが、主に物事や人々の考え方、状況などについての相違点を指すことが多い言葉です。
- 「食い違う」は相手との意見の違いや考え方の相違を表す言葉として使われることが多い言葉です。
- 比較的カジュアルな言葉です。
例文
みんなの意見が食い違う。
⑫異なる
異なる=二つの物の間に差があり違っていること。
- 性質や、性能といった中身に加えて、見た目の違いなども含むことばです。
- 「違う」は、間違えているという意味で使うこともできますが、「異なる」は間違っているという意味では使わない言葉です。
- 「異なる」は文章語として使われることが多いようです。
例文
みんなの意見が、一人ずつ異なっている
⑬差
差= 物事の性質・状態・程度などの違いを表したことば。
- ある数や式から他の数や式を引いて得られた結果の数や式のこともいいます。
- 2つの量の間の違いや、引き算の答えのことも指します。
- 年収の差、成績の差、価格の差というように使われます。
例文
みんなの意見に、差が出る。
⑭逆
逆=物事の順序・方向などが反対であること、逆さまであること。
- 支配や命令にさからう、正道にそむくこともいいます。
- 逆は、日常生活や様々な文脈において使われる単語です。
- 逆の状態は、時には問題があることを示す場合もあります。
例文
みんなの意見とは、逆の意見だ。
⑮まちまち
まちまち=物事や意見などが、それぞれ異なっていること。
- 区々と書いて、まちまちと読みます。
- ちぐはぐ ばらばらなども、同じ意味を持ちます。
- それぞれが異なっていることを表しています。
例文
みんなの意見が、まちまちである。