今回は「プライド」の言い換え表現を紹介します!
「プライド」は自分が成し遂げたことへの満足感という意味の言葉です。
彼は自国のプライドをかけて演説した。
上記の例文ではフォーマルな言葉になります。
この記事では「プライド」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
プライドの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはプライドのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①自尊心
自尊心=「自身の価値を高め、尊重する気持ち」の意味
自尊心はポジティブな場面で使われる言葉です。
言葉自体が、日本語になったことで、フォーマルな印象になります。
以下の例文を参考に見ていきましょう。
彼は自国のために演説で自分の意見を堂々と主張し、自尊心を持ち続けていた。
②誇り
誇り=「自分の成し遂げたいことや自分の気持ちに対して感じる満足感や喜び」の意味
プライドが若干カジュアルよりな言葉に対し、誇りはフォーマル寄りな言葉です。
やはりこちらも日本語に言い換えることで少し固い印象を受けますね。
以下の例文を見ていきましょう。
彼は自身の演説の内容に自国の誇りを持っていると感じた。
③品格
品格=「人柄や行いが高尚で尊敬に値するさま」の意味
プライドと品格は一見似ている言葉ですが、
実は少し異なる意味も持っています。
プライドがいい意味でも悪い意味でも使われる言葉ですが、品格は意味の通り前向きな言葉です。
人柄や、行いを褒めるときなどに使えるフォーマルな言葉です。
以下の例文を見ていきましょう。
彼の演説にはとても品格を感じるものがある。
④貫禄
貫禄=「威厳や風格があって、周囲の人を圧倒するさま」の意味
プライドがいい意味でも悪い意味でも使われる言葉に対し、
貫禄はとても前向きな意味として使われる言葉です。
威厳のある人物や存在感を描写するときや、
長年にわたって何かを成し遂げた人を
表現する際のシチュエーションに使うフォーマル寄りの言葉です。
例文を参考にみていきましょう。
彼の貫禄を感じる演説に感動した。
⑤矜持
矜持=「自分の能力や価値を誇りに思う気持ち」の意味
こちらは、自負やプライドと近い意味の言葉ですが、
矜持には、自身の価値観に基づいて
信念を貫くなどのニュアンスが強いです。
誰かの倫理観や責任感について褒めるときや
自身の価値観に基づいて行動する大切さを説くときなどのシチュエーションに使う
フォーマル寄りな言葉です。
以下の例文を見ていきましょう。
彼は、自国への責任感と矜持を持って演説をしていた。
⑥威厳
威厳=「堂々として立派であること。人を敬服させるような風格」の意味
プライドと少し似た言葉ですが、
プライドは主観的な感情なのに対し、
威厳は客観的に認められるニュアンスがつよい言葉です。
人物の尊敬すべき点を表したいとき
崇高な雰囲気を表現したいとき
権力や地位の高さを強調したいとき
のようなシチュエーションで使うフォーマル寄りの言葉です。
では以下の例文をみて見ましょう
彼は力強くも威厳のある声で演説をしていた。
⑦虚栄心
虚栄心=「自分のことを実際以上に見せようと、外面ばかり飾ろうとする気持ち」の意味
プライドは自分の価値や尊厳を尊重する気持ちに対し、
虚栄心は他人からの評価を意識し、見せびらかしたいという気持ちを表します。
自分がいかに優れているかを自慢したいとき
他人からの評価を気にするあまり、無理をしてしまうとき。
などのシチュエーションで使う言葉です。
以下の例文を見ていきましょう。
彼は自分の演説の評価の高さを自慢し、虚栄心から人々が離れていった。
⑧独善
独善=「他人の意見や立場を顧みず、自分の考えや行動のみが正しいと固執すること」の意味
プライドが自尊心や誇りという意味合いがあるのに対し
独善は自分の意見や考えを押し通すという意味合いがあります。
客観性を欠いた議論をしている人に対して
思い込みが激しい人に対して
自分の意見を押し通す人に対して
などのシチュエーションに使える、フォーマルな言葉です。
以下の例文を見ていきましょう
彼の自国に対する演説はとても独善的だ。
⑨高慢
高慢=「自分の功績や能力を自慢すること」の意味
他には、他人を見下し、自分だけが優れていると考えること
といった意味もあります。
プライドとは違った意味合いですね。
他人を見下し、自慢する人に対して
自分の能力を過信している人に対して
などのシチュエーションに使います
フォーマルな場面で使えますが、ネガティブな言葉です。
使い方に気を付けましょう。
彼はいくら自国のためと言えど高慢な態度の演説を行っていた。
⑩傲慢
傲慢=「自分の能力や価値を過大評価し、他人を見下すような態度を指す」意味
他には、
自分は常に正しいと思い込んでいる。
他人の意見に耳を傾けない。
などがあります。
ネガティブな印象を持つ言葉です。
プライドは謙虚さも伴うことができます。
一方傲慢は、常に自分が優位に立とうとするものです。
シチュエーションとしては
他人を尊重していない人や
自分が優位に立とうとする人
などのシチュエーションがあります。
例文を見ていきましょう。
彼は傲慢な態度で演説を行い人々から批判された。
プライドの”カジュアル”な言い換え・類語!
プライドのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪栄光
栄光=「大きな功績や名誉によって得られる輝かしいほまれ」の意味
プライドは自分の価値観や能力に基づいた内発的なもので、
自分の内面にあることから失われることはありません。
一方栄光は、外部からの評価によって得られるもので、外発的なことから
一時的なものであり、失われることもあります。
偉大な功績を成し遂げた人や組織を称賛する場合や
歴史的な出来事を振り返る場合などのシチュエーションにあっています。
上記のようにプライドと栄光は似ているようで少し違うことがわかります。
以下の例文を見ていきましょう。
私たちが真の栄光を手にするのは、すべての人が平等な権利を持つときです。その日まで、私たちは戦い続ける!
⑫うぬぼれ
うぬぼれ=「自分の能力や価値を過大評価し、実際よりも優れていると勘違いしている状態」の意味
プライドとの違いは、
必ずしもか客観的な根拠に基づいているわけではありません。
一方プライドは、自身の努力や実績などに基づいていることが多いです。
シチュエーションとして
テストでたまたま良い点を取ったことで、調子に乗る
などのシチュエーションで使われる言葉です。
ネガティブな側面もあるため、使い方に注意が必要です。
後はカジュアルな言葉ですので使う相手にも注意が必要です。
例文を見ていきましょう。
彼は周りの声に耳を傾けず、うぬぼれた演説をし続けている。
⑬自惚れ
自惚れ=「自分の能力や価値を過大評価し、実際よりも優れていると思い込んでる状態」の意味
上記のうぬぼれと非常に似ていますが、少し違いがあります。
うぬぼれには根拠がなく、自惚れには根拠がある程度ある
うぬぼれの印象は、調子に乗っている、勘違いしている印象で
自惚れには、自信過剰、プライドが高い印象などがあります。
また、プライドとも非常に似ていることから使い方、使う相手、場面にとても注意が必要です。
例文を見ていきましょう。
彼は、自分の勝利を確信し自惚れた演説で聴衆を軽視した。
⑭自負
自負=「自分の才能や能力、功績などを信じて誇りに思う気持ち」の意味
プライドとの違いは、プライドが自尊心に近い感情に対し
自負は自信に近い感情などの違いがあります。
自分の能力や功績をアピールしたいとき
責任を持って仕事に取り組むことを表明したいとき
などのシチュエーションに自負を使います。
例文を見ていきましょう。
私は、長年の経験と実績に自負しており、この演説を通し自国民に貢献できると思っています。
⑮自信
自信=「自分の能力や価値を信じて、困難なことにも挑戦できる気持ち」の意味
自信が上記の意味に対し、
プライドは自分の価値や能力を信じて、誇りに思う気持ちです。
自分の能力をアピールするとき
困難な状況に挑戦するとき
などのシチュエーションに使います。
例文を見ていきましょう。
彼は自国民に自信に満ち溢れた演説を行った。
いかがだったでしょうか?
プライドでも様々な言葉や意味があり、使い方、シチュエーションによって
意味が異なる言葉がありましたね。
皆さんもぜひ、言葉を使い分けてプライドの言い換えをマスターしましょう!