今回は「最悪」の言い換え表現を紹介します!
「最悪」は、「最も悪い状態である」というときに使う言葉です。
この言葉は、状態を表す言葉のため、フォーマル・カジュアル両方の場面で使用することができます。
この記事では「最悪」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
最悪とは?意味は「状況がもっとも悪い」
「最悪」の意味=状況がもっとも悪いこと
「最悪」は非常に広く使うことができるためか、少々カジュアルな印象を持たれがちです。
フォーマルな場では相手に応じて、適切な言い換え語に変換しましょう。
最悪の状況も考えて、第2のプランも提案しましょう。
「最悪」の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「最悪」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①万が一
万が一=「滅多にないが、ごく稀にある」の意味
「万が一」は「まんがいち」と読み、「万一(まんいち)」と言う場合もあります。
ある状況・状態が起きる可能性がほんの少しばかりある場合に用いられます。
その「稀」が起きた場合、非常に厄介であるとき用いられることが多いようです。
そのため、「悪い」状況の言い換え表現として用いることができます。
万が一を考えて、第2のプランも提案しましょう。
②問題
問題=「困った事柄・厄介な事件」の意味
「問題」という言葉のみでは、「解答を求める問い」のことを指します。
しかし、困難そのものを指す場合も存在します。
「最悪」が危うい事象を指す場合は、言い換え語として使用できます。
問題となることも考えて、第2のプランも提案しましょう。
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③劣悪
劣悪=「質・環境が劣っていて悪いこと」の意味
「劣悪」は、職場や組織、置かれた状況に対する評価として用いられる言葉です。
その場合は、「最悪」より比較的丁寧でフォーマルな印象を与えるようです。
劣悪な環境であることを考えて、第2のプランも提案しましょう。
④困難
困難=「物事を行うのが非常に難しい」意味
「困難」は、何かを実行する際にその難易度を表現する言葉です。
「最悪」にあたる対象が、何かの出来事・状況だった場合は非常に有用な言い換え語です。
困難である状況も考えて、第2のプランも提案しましょう。
⑤不測の事態
不測の事態=「予測できないアクシデント」の意味
「不測の事態」は、予測できなかった悪い出来事にに対して用いられる言葉です。
「悪い」がかかる言葉が出来事そのものだった場合に言い換えられます。
また、ビジネスシーンで使用できる便利な言葉です。
不測の事態も考えて、第2のプランも提案しましょう。
⑥悲惨
悲惨=「見ていられない程、悲しい・痛ましい」の意味
「悲惨」は、「悪い」対象が酷くかわいそうな有様である場合に使用します。
「悲酸」と辞書に載っている場合もありますが、「悲惨」と表記するのが一般的なようです。
悲惨な状況も考えて、第2のプランも提案しましょう。
⑦最下
最下=「一番下にあること・一番劣っていること」の意味
「最下」は「さいか」と読む場合が多いようですが、「さいげ」と読むこと稀にあるようです。
何かと比較・順位をつけ、一番劣っている場合に用いられます。
最下の結果が出ることも考えて、第2のプランも提案しましょう。
「最悪」の”カジュアル”な言い換え・類語!
「最悪」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧最低
最低=「物事が最も望ましくない状態であること・非常に質が劣ること」の意味
「最悪」は客観的にみて悪い状況をいいますが、「最低」は主観的に評価した際に程度が低い・良くないものに使います。
このように住み分けされた言葉ではあるものの、近年は「サイアク(最悪)」と並び、「サイテー」という形で仲間内のカジュアルな場面で使用することが増ました。
状況によっては幼稚に聞こえてしまいます。
最低の結果も考えて、第2のプランも提案しましょう。
⑨悪い
悪い=「行動・性質や事物の状態が一定の水準より劣る」意味
「悪い」は、「最悪」と比較すると程度が少しばかり軽い印象があるようです。
また、おおよそ全ての物事や事象が良くない状況である場合に使用できる、非常に便利な言葉です。
そのためか、カジュアルな場面でも頻繁に使用されています。
フォーマルな場での使用は、文脈によっては幼く聞こえる可能性があるため、注意しましょう。
悪い状況も考えて、第2のプランも提案しようか。
⑩駄目
駄目=「良くない状態・用をなさない状態」という意味
「駄目」は対象の状態に対して、さまざまな場面で利用できます。
また、「だめ」「ダメ」などと多くの表記方法が存在します。
そのためか、「悪い」と同じくカジュアルな場面でも頻繁に使用されるため、フォーマルな場での使用は控えましょう。
駄目だった状況も考えて、第2のプランも提案しようか。
⑪下劣
下劣=「程度が低い・下品なさま」という意味
「下劣」とは、人柄や様子が卑しく品が悪いことを指します。
そのため、「悪い」なかでも対象の品位が劣っている場合に使用するのが望ましいでしょう。
しかし、品位を疑うのは大変失礼にあたるため、公の場での利用は控える方が良いかもしれません。
下劣な連中がいることも考えて、第2のプランも提案しようか。
⑫下の下
下の下=「対象より下がない程、非常に劣っている」の意味
「下の下」は「下下(げげ)」と表記することもあります。
最下等を意味するため、対象に対して非常に失礼な言葉ですので、使用する際は気をつけましょう。
さっきのプランは下の下だという反応だね。第2のプランも提案しようか。
⑬どん底
どん底=「物事が最悪で最低の状態」の意味
「どん底」は、「一番下の底」を意味します。
「下の下」と同じ意味ですが、「どん底」は気分などを指す場合が多いようです。
どん底の状況も考えて、第2のプランも提案しようか。
⑭ワースト
ワースト=「最低・最悪なこと、またそれそのもの」の意味
「ワースト」は英語では「worst(最も悪い)」と書きます。
この「ワースト」に順位を合わせ「ワースト〇位」といった、悪い方から数える順位の表記があります。
これについては賛否両論ですが、新聞などのメディアでも一般的になりつつあるようです。
今回のワースト1位になる可能性も考えて、第2のプランも提案しようか。
⑮極悪
極悪=「この上なく悪い」の意味
「極悪」には「この上なくよこしま」「極めて人の道に背いている」といった意味も含まれています。
犯罪を犯した人物や、人道に背いた行いをした人物に対して「極悪人」というかたちで使用されることが多いです。
極悪人とは言わないが、何か言ってくる人もいるかもしれない。第2のプランも提案しようか。
退職や転職で悩んでいるあなたへ