今回は「ご愁傷様です」の言い換え表現を紹介します!
「ご愁傷様です」は「亡くなった人への悲しみ、遺族に対するお悔みの言葉」という意味の言葉です。
この度はご愁傷様です。
この言葉は、比較的フォーマルな言葉といえるでしょう。語尾を「ご愁傷様でございます」とすることで、フォーマルな表現とすることが可能になります。
この記事では「ご愁傷様です」の言い換えを9語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
ご愁傷様ですの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスメールや相手に応じて使える言葉を紹介!
まずは「ご愁傷様です」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①お悔み申し上げます
「お悔み申し上げます」=「亡くなった方を弔う」の意味
宗教などを選ばず、葬儀や弔問の際に最も適した言葉といえるでしょう。
例文
謹んでお悔み申し上げます。
②哀悼の意を表します
「哀悼の意を表します」=「故人様の逝去を悼み悲しむ意を表します」の意味
「哀悼」には「哀しい」という感じが含まれています。
そのため、亡くなることが哀しいという定義のある仏教徒に対して使える言葉といえるでしょう。
キリスト教では亡くなることが哀しいことと定義されていないので、キリスト教徒に対して使うことはできません。
例文
〇〇様のご逝去にあたり、哀悼の意を表します。
③ご冥福をお祈りいたします
「ご冥福をお祈りいたします」=「死後の世界での幸せを祈ります」の意味
「ご冥福」は仏教の言葉であるため、仏教以外の宗教に使うことは出来ません。
例文
〇〇様のご冥福をお祈りいたします。
④〇〇様の安らかなご永眠をお祈りいたします
「〇〇様の安らかなご永眠をお祈りいたします」=「ご冥福をお祈りいたします」の意味
この言葉は、宗教選ばずに使うことができます。
例文
〇〇様の安らかなご永眠をお祈りいたします。
⑤天に召された〇〇様の平安をお祈りいたします
「天に召された〇〇様の平安をお祈りいたします」=「ご冥福をお祈りいたします」の意味
この言葉は、「天に召される」が含まれおり「死後は天国一択」のキリスト教徒に向けた言葉です。
例文
天に召された〇〇様の平安をお祈りいたします。
⑥故人の霊魂が天国に受け入れられるように祈りを捧げます
「故人の霊魂が天国に受け入れられるように祈りを捧げます」=「ご冥福をお祈りします」の意味
イスラム教徒の人に向けた言葉です。
イスラム教の死後の世界は、冥土で審判を受け、ほとんどの人が行く天国と大悪党が行く地獄の2つと行先が決まっています。
例文
故人の霊魂が天国に受け入れられるように祈りを捧げます。
⑦〇〇様が神の元に召され、永遠の安らぎを得ることを願っています
「〇〇様が神の元に召され、永遠の安らぎを得ることを願っています」=「ご冥福をお祈りします」の意味
イスラム教徒の人に向けた言葉です。
イスラム教徒における神とはアッラーを示しています。
例文
〇〇様が神の元に召され、永遠の安らぎを得ることを願っています。
⑧胸中お察しいたします
「胸中お察しいたします」=「ご愁傷様です」の意味
この言葉は遺族の気持ちを察することが表現されているだけなので、宗教選ばずに使うことができます。
似た意味を持った言葉に「心中」がありますが、どちらを使ってもOKです。
例文
ご遺族さまにおかれましては、胸中お察しいたします。
ご愁傷様ですの”カジュアル”な言い換え・類語!
「ご愁傷様です」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨お気の毒様です
「お気の毒様です」=「他人の不幸などに心を痛めること、同情すること」の意味
お悔みの言葉として以外にも、自分が相手に対して申し訳なく思う時にも使われる言葉です。
「お気の毒」というには皮肉や嫌味などの意味も含まれているため、お悔みの場での言葉としては控え、後者の場合の意味で使う場合でも、気心の知れた間柄に限定するようにした方がよいでしょう。
例文
この度は、気の毒様でした。