今回は「親フラ」というネットスラングについて解説します!
「親フラ」とは、「親」と「フラグ」を掛け合わせた「親フラグ」を略した言葉です。
配信者や視聴者が「親フラ立った」みたいに使うよ!
「親フラ」は、ニコニコ生放送等の動画配信中に使われたことがきっかけで広く使われるようになりました。
この記事では「親フラ」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
親フラとは?意味は「親が現れそうな予感」
「親フラ」の意味=「親が部屋に近づいてきている気がする」という意味の言葉
親フラとは「親フラグ」を略したネットスラングです。
「親」と「フラグ」を掛け合わせた言葉で、「フラグ」とは「何かが起こりそうな予兆」を表すため、組み合わせて「親が部屋に近づいている予感がする」という風に使われます。
親フラは、ニコニコ生放送やインスタライブ等の動画配信中に使われるのが一般的です。実家暮らしの配信者が動画配信中に、親が部屋に入ってくる予感を感じたり、配信者が全力で歌ったり踊ったりしているところに親が入ってくるというシチュエーションを期待する視聴者もいたりします。
主にネット上で使われる「親フラ」ですが、それ以外でも周りに秘密にしていた活動が親が接近してその行動ができなくなってしまったり、実際に親に知られてしまったことを親フラということもあります。
また、電話での通話中に「親フラだから、1回切るね」と使ったりすることや、Zoomやスカイプやインスタライブ等を一時中断する際にも使ったりします。
親フラの類義語として、「兄フラ」「弟フラ」「姉フラ」「妹フラ」等があります。
「親フラ」は、親の気配を感じて使う言葉なんだね
親フラの発祥や元ネタは「ニコニコ生放送の動画配信中」
「親フラ」の元ネタ、発祥=ニコニコ生放送の配信者の動画配信中に使われたのが始まり
ニコニコ生放送などで、実家暮らしの配信者が生配信をしている時に、配信者の親が近づいてきた事で放送を中断したり終了したりすることがあり、その度に配信者もしくは視聴者が「親が来るフラグが立った」「親フラグを回収した」と表現されていたことが、略されて「親フラ」となったと言われています。
「フラグ」という言葉の部分だけで言うと、元々はゲーム好きの人達の間で使われていました。「親フラ」として使われるようになったのは2009年頃で、主にニコニコ生放送中になります。配信者の親が突然現れる「親フラ動画」は、2010年頃に人気を得ることになります。この頃は、ライブ配信サービスが特に普及していった時代だったため、親が突然入ってきてしまうハプニングも多かったようです。そのため、「親フラ期待」という言葉まで生まれました。その後、ギャル流行語大賞2020年では9位に選出され、若者の間で長期的に使われている言葉と言えます。
親フラは、日本のネットスラングですが、海外ではPOS(親が肩越しにいる)やPWOMS(親が後ろにいる)など同じような意味の表現もあります。
「親フラ」は生配信中に生まれた言葉だったんだね
親フラの使い方・例文
使用例①ネット上で生配信する時
今日の生配信、後ろで親っぽい声3回くらい聞こえなかった!?
「親フラ」率、高かったねー
ネット上で生配信の際に使われるのが一般的になります。
使用例②親には秘密にしていることをしている時
親に内緒で新しいゲーム買っちゃった!
いいなぁ〜!でも「親フラ」が怖いー
親に内緒で購入したため、見つかって小言を言われるのを避けたい気持ちを共感し合っている。
使用例③通話をしている時
明日の予定どうする〜?
ごめん!「親フラ」で1回切ってかけ直すね!
親が近づいてきていることを感じたので、1度通話を切ります。
親フラの類義語や対義語
親フラの類義語と対義語についても見ていきましょう!
親フラの類義語
親フラの類義語としては下記のものがあります。
兄フラ
兄フラしないか心配!
「やばい!兄が来るかも!」という意味になり、同じ意味では「じじフラ」「ばばフラ」「弟フラ」「姉フラ」「妹フラ」等があります。
親フラの対義語
親フラの対義語はありません。