対ありとは？意味・元ネタ・発祥｜使い方・例文｜類義語・対義語も解説

今回は「対あり」というゲーム用語について解説します！

「対あり」とは、対戦ありがとうございましたという意味の言葉です。

オンラインゲームの世界において、タイピングの負担を軽減させるために生まれました。

この記事では「対あり」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ！

対ありとは？意味は「対戦ありがとうございました」

「対あり」の意味＝対戦ありがとうございました

「対あり」とは、「対戦ありがとうございました」という意味のゲーム用語です。ひらがなで「たいあり」と書くこともあります。

主にオンライン対戦系のゲームで、プレイヤーがチャットで感謝を伝え合う際に使用されています。

最近では、ガチャでお目当てのキャラクターやアイテムを引き当てるなど、何かの目的を達成した時にも使われています。

対ありの発祥や元ネタは「タイピングの負担軽減が目的」

「対あり」の元ネタ、発祥＝「対戦ありがとうございました」とタイピングする負担を軽減するため

近年、家庭用のゲーム機にもオンライン通信の機能が標準搭載されるようになりましたよね。

パソコンゲームに限らず、テレビゲームでも、スマートフォンのゲームでも、インターネットに接続できる環境さえあれば、気軽に世界中の人とゲームを楽しむことができます。

そんなオンラインゲームの世界にも、様々なルールやマナーがあるのですが、対戦相手に敬意を表してお礼を述べるのもマナーのひとつとされています。

しかし、対戦終了後は限られた時間しか残されていないため、いちいち「対戦ありがとうございました」とタイピングするのは大変です。下手をすると、対戦相手の目に留まらぬうちに解散となってしまう可能性すらあります。

そういった理由から、「対あり」と省略してお礼を伝えるようになったのです。

2020年には、「対ありでした。～お嬢様は格闘ゲームなんてしない～」(著：江島 絵理)というマンガが発売され、「対あり」という言葉が広く知られるようになりました。

このマンガは、2023年以降、アニメ化と実写化が予定されているほど、注目が集まっています。

もしかすると、今後は若者を中心に、日常会話でも「対あり」という言葉が使われるようになるかもしれませんね。

ちなみに、「対あり」という言葉は、使うタイミングによって相手を不快にさせてしまうことがあります。

例えば、まだ対戦中ではあるものの、圧倒的に相手が有利という状況だとします。

こちらは最後に一発逆転を狙って頑張っているのに、相手から突然「対戦ありがとうございました(^^)」と言われたら、あなたはどう感じるでしょうか。

「勝ち目なんて無いのに頑張ってるね～」とでも言われたかのように、不快な気持ちになりませんか？

相手を挑発したいという人は別ですが、相手に感謝を伝えるのであれば、確実に対戦が終了したことを確認してから送るのが無難です。

対ありの使い方・例文

「対あり」という言葉を使った例文を見ていきましょう。

使用例①　対戦ゲームが終了したとき

使用例②　ガチャで当たりが出たとき

使用例③　場合によっては、挑発と取られる場合もあります

対ありの類義語や対義語

対ありの類義語と対義語についても見ていきましょう！

対ありの類義語

対ありの類義語としては下記のものがあります。

対よろ

「対戦よろしく」の略語で、対戦前にやりとりされる言葉です

GG

「Good Game」の略で、対ありと同じように使われます

対ありの対義語

対ありの対義語はありませんでした。