しかもの言い換え15語!論文やレポートで使える類語や表現を紹介!

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今回は「しかも」の言い換え表現を紹介します!

「しかも」は「さらに他の内容を付け加えると」というときに使う言葉です。

この言葉は、フォーマルでもカジュアルでもないニュートラルな言葉といえます。

この記事では「しかも」の言い換え語について紹介しています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

しかもとは?意味は「別の事柄を付け加える」

「しかも」の意味=前述の事柄に別の事柄を付け加えること

また、文脈によっては「それに反して」や「そんなにも」という意味で使われることもあります。

新しい部長は聡明で、しかもユーモアがある方です。

しかもの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!

まずはしかものフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。

①且つ(かつ)

フォーマルな言葉を表す画像

且つ=「2つの物事が並行して行われること」を意味します

また、すでに行われている行為に加えて他の行為をすること、という意味もあります。

「付け加える」という意味では「しかも」と同じように使えますが、「且つ」は個人の判断や心情を伴わない客観的な事柄について用いられることが多いようです。

「且つ」は主に文章で用いられる言葉ですので、フォーマルな言葉と言えるでしょう。

例文

新しい部長は聡明で、かつユーモアがある方です。

②尚且つ(なおかつ)

フォーマルな言葉を表す画像

尚且つ(なおかつ)=「その上、さらに、それでもやはり、やはりまだ」の意味

「尚且つ」は「且つ」をより強調した表現として使用されます。

「しかも」より、並列や累加の状態を強く感じさせることができるでしょう。

固い表現になるのでフォーマルな場面でよく使われています。

例文

新しい部長は聡明で、なおかつユーモアがある方です。

③又(また)

フォーマルな言葉を表す画像

又(また)=「再び、同じく、その上」の意味

ほかにも「並びに」や「それにしても」、「あるいは」などと又(また)には複数の意味があります。

「付け加える」という意味では「しかも」と同じように使えるので、文脈によってどちらかを選択すると良いでしょう。

難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでも問題なく使えるでしょう。

例文

新しい部長は聡明で、またユーモアがある方です。

④尚又(なおまた)

フォーマルな言葉を表す画像

尚又(なおまた)=「その上さらに、その他に」の意味

「直前の文章を補足する」ときに使う尚(なお)と、「直前の文章に他の内容を追加する」ときに使う又(また)が合わさった言葉です。

「しかも」と同じように、一度説明した後でさらに他の内容を言い添える場合によく用いられます。

どちらかというとフォーマルな会話で使われることが多いでしょう。

例文

新しい部長は聡明で、なおまたユーモアがある方です。

⑤剰え(あまつさえ)

フォーマルな言葉を表す画像

剰え(あまつさえ)=「その上、それだけでなく、おまけに」の意味

別の内容や状態が加わる様子を意味する言葉で、「余計なこと」というニュアンスを含みます。

良くない出来事が重なるときに使われる言葉ですので、「しかも」よりネガティブな印象を与える可能性があります。

日常会話ではあまり使われないため、フォーマル寄りの言葉と言えるでしょう。

例文

新しい部長は聡明で、あまつさえユーモアまであるので私は到底かないません。

⑥併せて(あわせて)

ややフォーマルな言葉を表す画像

併せて(あわせて)=「並行して、同時に」という意味です

また、「一緒に」や「さらに」、「全部で」という意味でも使われる言葉です。

同じ読み方で「合わせて」という言葉がありますが、こちらは複数の物事を1つにまとめるという意味で使われるので混同しないよう注意が必要です。

複数のものが独立して並んでいる場合は「しかも」を「併せて」と言い換えることができるでしょう。

「併せて」はビジネスシーンで多く用いられる言葉です。

例文

新しい部長は聡明で、併せてユーモアがある方です。

⑦加えて

ややフォーマルな言葉を表す画像

加えて=「他のものを添え合わせる、付け足す」の意味

また、「仲間に含める」や「影響を与える」、「数量や程度を増す」という意味もあります。

現在あるものに意見や情報を付け加えるという意味では「しかも」と同じように使えますが、「加えて」を用いると少し固い表現になります。

幅広い場面で使えますが、どちらかというとフォーマルな言葉でしょう。

例文

新しい部長は聡明で、加えてユーモアがある方です。

⑧その上

ややフォーマルな言葉を表す画像

その上=「一層、追加で、それに加えて、さらに」の意味

前述した内容を受けて、さらにある事柄が付加されることを表す言葉です。

現状を受け入れた上で次のステップや意見を伝えるときによく用いられ、ビジネスシーンにおいては「議論を先へ進める」というニュアンスで使われることが多いでしょう。

難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでも問題なく使える言葉です。

例文

新しい部長は聡明で、その上ユーモアがある方です。

⑨のみならず

ややフォーマルな言葉を表す画像

のみならず=「そればかりでなく、それだけでなく」の意味

ある事柄を取り立てて付け加える場合に使われる言葉です。

「しかも」から言い換えるのであれば、「のみならず」の後ろに続く言葉は「も」や「まで」を用いると自然な文章になるでしょう。

やや固い表現になるのでビジネスシーンや文章などフォーマルな場面でよく使われています。

例文

新しい部長は聡明であるのみならず、ユーモアもある方です。

しかもの”カジュアル”な言い換え・類語!

しかものカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。

⑩さらに

どちらでもない言葉を表す画像

さらに=「重ねて、前にもまして、いっそう」の意味

同じ事柄が重なったり、加わったりする様子を表す言葉です。

また、数量や程度が増したり、内容が新しくなったりするときに使うこともあります。

「しかも」に比べると、「さらに」は順序だてて物事を伝える場合によく用いられるようです。

日常会話でもビジネスシーンでも使われるニュートラルな言葉と言えるでしょう。

例文

新しい部長は聡明で、さらにユーモアもある方です。

⑪ほかに

どちらでもない言葉を表す画像

ほかに=「それに加えて、その上」の意味

前述の内容とは異なるものを伝えるときによく使う言葉です。

付け加えるという意味では「しかも」と同じように使うことができるでしょう。

「ほかに」はカジュアルな日常会話でも、真面目なシーンでも使うことができます。

例文

新しい部長は聡明で、ほかにユーモアもある方です。

⑫それどころか

どちらでもない言葉を表す画像

それどころか=「とてもその程度ではない」の意味

前述した内容と比べて、はるかに程度が大きいことを表す言葉です。

基本的には文と文との間をつなぐ時に使う言葉ですので、「しかも」から言い換える際は注意が必要でしょう。

幅広い場面で使えるため、フォーマルでもカジュアルでもないニュートラルな言葉です。

例文

新しい部長は頼りない方ではありません。それどころか、聡明でユーモアのある方だと私は思います。

⑬おまけに

ややカジュアルな言葉を表す画像

おまけに=「さらに、それに加えて、その上」の意味

すでに言及されている事柄に、後から別の事柄を付け加える時に使う言葉です。

そればかりでなく、という意味で使う言葉ですが、「しかも」に比べるとカジュアルな表現になりますね。

日常会話で使われることが多く、ビジネスシーンではあまり登場しない言葉です。

例文

新しい部長は聡明で、おまけにユーモアがある方です。

⑭それに

ややカジュアルな言葉を表す画像

それに=「そこに加えて、そうであるのに」の意味

追加情報や関連情報を紹介するときに使われる言葉で、前の事柄と並列・対立する場合によく使われます。

また、「その結果」や「それにより」という意味で使われることもあり、前の事柄との因果関係を示す場合もあります。

世間話など日常会話で多く使われる表現なので、ややカジュアルなニュアンスの言葉です。

例文

新しい部長は聡明で、それにユーモアがある方です。

⑮そこへもって

ややカジュアルな言葉を表す画像

そこへもって=「その上、さらに加えて」の意味

ある事柄に加えて、また別の事柄が起こることを意味する言葉です。

どちらかというと好ましくない状況で使われることが多く、良くない状況が重なる場合であれば「しかも」から言い換えることができるでしょう。

日常会話など様々なシーンで使われるのでややカジュアル寄りな言葉です。

例文

新しい部長は聡明で、そこへもってユーモアがあるなんて、私は到底かないません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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