今回は「復活」の言い換え表現を紹介します!
「復活」は消えたもの、やらなくなったことなどをもとの状態に戻すという意味の言葉です。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこから復活することができました
この言葉は日常生活やビジネス契約など、様々なシーンで使われています。
この記事では「復活」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
復活の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは復活のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①復興
復興=「一度壊れたものがもとの状態に戻る」の意味
ある問題によって、勢いをなくしたり壊れてしまったものを回復させ、もとの状態に戻すという意味の言葉です。
この言葉には、以前よりプラスの状態にするというポジティブな意味が含まれています。
似た言葉で「復旧」がありますが、ゼロの状態にする、元通りになるという意味の言葉です。
「復興」とは少し意味が違うので使う場面に注意が必要です。
またどちらの言葉もニュースや記事、レポートなどで使われています。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこから復興することができました
②再起
再起=「悪い状態から立ち直り再び活動をはじめる」の意味
上記の悪い状態とは、困難や挫折、地位が下がるなどのことを指します。
一度落ちてしまったものを取り戻すために、再スタートを切るときに使われる言葉です。
また、失敗や痛みなどから立ち直るという意味もあります。
ビジネスでは「新しい戦略で再起を果たす」、レポートでは「再起にむけた具体的な戦略として」と使います。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこから再起することができました
③よみがえる
よみがえる=「一度衰えた力や勢いが再び盛んになる」の意味
この言葉を漢字にすると「蘇る」と「甦る」があります。
どちらも亡くなった人や失った状態から復活という意味です。
しかし「甦る」は「更生」から派生した比較的新しい言葉になります。
また、さらに生まれ変わるという意味を持っています。
使い方を細かく分けると、「蘇る」は死から生き返る、「甦る」は失った状態から復活と分けることができます。
この2つの漢字は常用漢字外なので、公式文書では一般的にひらがなで表記するようにしましょう。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこからよみがえることができました
④復元
復元=「元の形や位置に戻す、または戻る」の意味
この言葉には「復元」と「復原」がありますが、一般的には同じ意味とされています。
しかし、建築の分野ではそれぞれ違う意味で使われています。
「復元」は、失われてしまったものを新たに作り、元通りにするという意味で使います。
これに対し「復原」は、改造などで変わってしまったものを元に戻すという意味で使うという違いがあります。
要するに、建物が一部でも残っているかどうかでどちらを使うかが決まるというわけです。
また「復元」は、「データを復元する」と使うことができるのでビジネスや取扱説明書などで使われています。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこから復元させることができました
⑤蘇生
蘇生=「生き返る、よみがえる」の意味
この言葉には意味が2つあり、1つ目が意識を取り戻すや呼吸が止まっていた人が生き返るという意味です。
この意味の場合、「心肺蘇生」など医療用語で見かけることがあります。
2つ目が失っていた活気を取り戻すという意味で、「新しい支援によって経済が蘇生した」と使います。
ちなみに「甦生」という漢字も意味は同じなので、どちらを使っても問題ありません。
ですが、医療関係の場合は「蘇生」を使います。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこから蘇生することができました
⑥挽回
挽回=「失ったものを取り戻し、もとの状態に戻す」の意味
失ったもの以外に、悪化した状況を回復させるときにも使うことができる言葉です。
「低迷している売上を今月こそ挽回させなければ」と使うことができます。
また「名誉挽回」という言葉は、失ってしまった信用や評価などを回復させるという意味です。
この言葉は、個人だけでなく組織に対しても使うことができます。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこから挽回することができました
⑦回復
回復=「元通りになる、元通りにする」の意味
悪い状態から良い状態に戻るという意味の言葉です。
病気が治る、景気や信頼を取り戻すような場面使います。
ちなみに「快復」は、病気が良くなった場合のみに使います。
病気に関してであれば、「ご回復されたようで」「ご快復されたようで」と、どちらを使っても大丈夫です。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこから回復させることができました
⑧返り咲く
返り咲く=「衰えていたものが以前のような状態に戻る」の意味
「返り咲く」や「返り咲き」は、ある事から離れていた人が再び以前と同じ状態に思るときに使います。
長年続けていたスポーツを引退した人や地位や作業など、いろんな事に対して使うことができます。
また、失敗や挫折を乗り越えて成功するという意味も持っている言葉です。
「挫折という経験があったからこそ返り咲くことができた」とポジティブな意味で使うことができます。
ちなみにこの言葉は、花がしおれてしまってもまた咲く姿を人と重ね合わせた表現です。
ビジネスなどかしこまったシーンで使うことができ、スピーチや紹介などで使われることがあります。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこから返り咲くことができました
⑨復帰
復帰=「元の状態に戻る」の意味
この言葉は、状態や地位、位置などが元々あったところへ戻るときに使います。
ビジネスでは、育児休暇中や療養中だった人が再び仕事へ戻ることを「社会復帰」と言います。
「○○さんが今月から復帰されます」と使うことが多いです。
また復帰された人に対して「復帰おめでとうございます」と使うこともあります。
他にも「原状復帰」という言葉があり、建設関係で使う用語です。
ちなみに同じ意味の言葉で「原状回復」がありますが、使い方の違いがあります。
この言葉は、アパートやマンションを退去するときに入居時の状態へ戻すという意味で使います。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこから復帰することができました
復活の”カジュアル”な言い換え・類語!
復活のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩再生する
再生する=「動かない状態から再び動くようになる」の意味
この言葉には、様々な意味があるので使う場面も幅広いです。
1つが衰退している、もしくは死にかかっている状態から生き返るや再誕という意味です。
この場合の意味は、命があるものに対して使います。
また、失われた体の一部が再び作りだされるという意味もあり、この場合も生命に対して使います。
例えば、「トカゲの尻尾は再生する」と使うことができます。
2つ目に新たに同じようなものを生み出すという意味です。
身近な言葉で「再生紙」という言葉がありますが、この意味で使われています。
他にも「倒産寸前の企業を再生する」と使うことができます。
3つ目にCDやテープなどに録音や録画したものを動かすという意味です。
「CDを再生する」「音声を再生する」と使います。
このように、カジュアルからフォーマルな場面まで使うことができ、使う場面によって少し意味が変わります。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこから再生することができました
⑪取り戻す
取り戻す=「失ったものを取り返す、元の状態に戻す」の意味
この言葉のポイントは、対象のものを元に戻すという点です。
また、対象のものを取った相手の目星がついていなくても使うことができます。
主な使い方は、「元気を取り戻す」「意識を取り戻す」「落ち着きを取り戻す」と使うことが多いです。
また「取り返す」も同じような意味ですが、対象のものを取った相手の目星がついている場合に使います。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこから信頼関係を取り戻すことができました
⑫再現
再現=「一度なくなってしまったものが再び現れる」の意味
この言葉は、出来事や状態などに対して使います。
ある2つの類似度が高いことを「再現性が高い」と言います。
実験や印刷物、映像など、別の誰かが全く同じように行った結果の類似度が高いときに使う言葉です。
他にも、「再現ドラマ」「もう一度〇〇を再現しよう」など使うこともあります。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこから再現することができました
⑬カムバック
カムバック=「勢いが落ちていたものが元の状態に戻る」の意味
元は英語の「comeback」のことです。
訳すと、一度失敗した事や悪い事、何かから引退した人が再度成功を収めるという意味です。
要するに「返り咲く」と同じ意味の言葉になります。
カジュアルな言葉なので、ビジネスで使うことは少ないですがスポーツや芸能関係で使われています。
例えば、スポーツ関係の記事であれば「去年引退した○○がカムバックし、勝利を収めた」と使うことができます。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこからカムバックしました
⑭立ち直る
立ち直る=「悪い状態から元に戻る」の意味
主に、失敗してしまい落ち込んでいたが、そこから元に戻るという意味で使います。
他にも「経営状況が悪いがここから立て直そう」と使うこともできます。
この言葉は、親しい人に対して使うことが多いです。
レポートでは、わかりやすく伝えるために使うことがあります。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこから立ち直ることができました
⑮リバイバル
リバイバル=「再び人気になる」の意味
語源は英語の「revival」になり、訳すと再生、復活という意味です。
主に映画や曲、ファッションなど、昔人気があったものが再度評価され人気が復活するという意味で使われます。
また、この言葉はキリスト教関係の言葉でもあるので、信仰復興の意味で使われる場合があります。
「昔の曲がリバイバルされた」「ヴィンテージファッションがリバイバル」と使います。
他にも、「地域の伝統舞踊がリバイバルされ」「リバイバルメニュー」と使うこともあります。
硬すぎない文であれば、ビジネスやレポートで使うことができるでしょう。
以前起きた問題で信頼関係を失いましたが、そこからリバイバルすることができました