今回は「一助」というビジネス用語について解説します!
「一助」の読み方は「いちじょ」で、ほんの少しの助け・ほんの少しの足しという意味のビジネスシーンで使われる言葉です。
一助を担うみたいに使うよ!
「一助」の由来・語源は、数の中で少ない「一」と助けるの「助」で、ほんの少しの助けを表現。
この記事では「一助」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
一助とは?意味は「ほんの少しの助け・ほんの少しの足し」
「一助」の意味=ほんの少しの助け・ほんの少しの足し
一助とは、ほんの少しの助け・ほんの少しの足しという意味のビジネスシーンで使われる言葉です。
へりくだって、足しにすることを伝えたり、助けたことを相手に伝えるためや、意気込みを伝えるために使用する謙譲語です。
実は「ほんの少しの助け」ではないけれども、助けたことを小さく見せるために使用します。
自分が助けてあげたと、激しくアピールするのではなく、さり気なくアピールできます。
このように、自分がおこなった助けにたいして、使用する言葉です。
逆に、誰かに助けてもらったときには、助けてくれた相手がいないときに使用します。
理由は、意味が「ほんの少しの助け」ですから、あまり役に立たなかったと言われたと、勘違いをしてしまう可能性があるからです。
相手の助けにお礼を伝えたいときは、心からの感謝をこめた文にしましょう。
「一助」は、先輩や上司の目上のかた・社外のかたにたいして、使用します。
謙遜して役に立ったと伝えるってことなんだね!
一助の由来や語源は「数の中で少ない「一」と助けるの「助」」
「一助」の由来、語源=数の中で少ない「一」と助けるの「助」
「一助」の由来・語源は、数の中で少ない「一」・助けるの「助」で、ほんの少しの助けを表現しています。
「一」を使うことで、大きな助けではないということを表しています。
そのため、へりくだった表現になります。
少しの助けをへりくだって表現しているんだね。
一助のビジネスシーンでの使い方・例文
「一助」という言葉を使ったビジネスシーンでの例文を見ていきましょう。
使用例①足しにする場合
君の今回の企画書は、とてもよくできていたよ。
ありがとうございます。今回の企画書は、○○さんの助言が、一助となりました。
使用例②意気込みを伝える場合
本日付で、営業から異動してきた、○○さんです。
異動してきた○○です。広報の仕事は、初めてではありますが、1日でも早く部署の一助となれるよう、努力する所存です。
使用例③力を貸す場合
この企画を、担当する人を探しています。
私に、お任せください。企画の成功の、一助となれば幸いです。
一助の言い換えや類対義語
一助の言い換えと類義語、対義語についても見ていきましょう!
一助の言い換え・類義語
一助の言い換えや類義語としては下記のものがあります。
助力
自分が、力を貸すときに使用する言葉です。
人から助けを求められる時にも、使用できます。
新商品の開発が成功するために、ご助力いただけますと幸いです。
支援
人を支えて、助けるときに使用する言葉です。
自分が、支援をしてもらったときに、使用します。
多大なご支援をいただき、誠にありがとうございます。
尽力
目的のために、力を尽くすことを、表現しています。
主に、決意表明のために使用します。
目上のかたに、力を尽くしてもらったときは、「ご尽力」になります。
新商品の開発に尽力してまいります。
貢献
力を貸したことにより、物事の成果が得られたときに、使用する言葉です。
規模の大きいものにたいして、よい成果が出たときに、主に、使用します。
少子化問題に、貢献できるような仕事をしたい。
力添え
力を貸すことを表しています。
人からの助けを借りるときや、人に力を貸すときに使用します。
○○さんのお力添えのおかげで、無事に契約することができました。
一助の対義語
一助の対義語は、ありません。