今回は「情報」の言い換え表現を紹介します！
「情報」は「物事の様子や内容、事情について教えてくれるもの」という意味の言葉です。
他にも「ある事柄について、他者に伝えること」や「意思決定のために集められたデータ」、「コンピュータを使って行う活動」などの意味があります。
彼は多くの情報を持っています。
日常会話で耳にすることもありますが、ビジネスシーンでも問題なく使えるでしょう。
この記事では「情報」の言い換えを15語紹介しています！興味がある方は記事の続きへどうぞ！
情報の”フォーマルな”言い換え・類語！ビジネスやレポートで使える言葉を紹介！
まずは情報のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①見聞
見聞＝「見たり聞いたり、やってみたりすること。また、それによって得た知識や経験」の意味
読み方は「けんぶん」と「けんもん」のどちらでも良いようです。
「情報」は幅広く使われていますが、「見聞」は「見聞を広める」や「見聞が広い」の他には用いられることが少ない言葉です。
日常会話でもあまり使われないため、フォーマルな言葉といえるでしょう。
例文
彼の見聞は広いですね。
②知識
知識＝「経験や学習によって知り得た内容。または知ること」の意味
また、仏教の世界では「仏道について深い見識をもち、他者に伝える人」という意味で使われ、哲学の世界では「客観的認識」という意味で使われることがあります。
「情報」を取り入れ、情報が蓄積している状態を「知識」と捉える見方もあるようです。
難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでも問題なく使えるでしょう。
例文
彼は知識が豊富ですね。
③知見
知見＝「実際に見たり、知ったりすること」の意味
他にも「見聞きして手に入れた知識」や「正しい認識」という意味があります。
ビジネスにおいては「企業に価値をもたらす知識や経験」という意味で使われる場合があり、業務上でメリットとなる情報は「知見」と言い換えられるでしょう。
どちらかというと業務中の会話で使われることが多い言葉です。
例文
彼には広い知見があります。
④報告
報告＝「告げること、知らせること」の意味
ある業務を担当した者が、その経過や成果を述べるときに使われることが多い言葉です。
様々な立場の人同士で共有したり交換したりする「情報」に対し、「報告」は基本的に部下と上司との間で行われます。
幅広い場面で使えますが、どちらかというとフォーマルな言葉です。
例文
彼は多くの報告を受け、取りまとめています。
⑤資料
資料＝「調査や研究のもととなる材料」の意味
「資料」には「調査や計測によって導き出された実際の情報」という意味があります。
「○○の資料」というように特定のものを指すことが多いため、「情報」から言い換える際は注意が必要です。
難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでも問題なく使えるでしょう。
例文
彼は競合他社の資料を持っています。
⑥記録
記録＝「後世まで事実を伝えるために書き記したもの」の意味
他にも「情報を提供するための文書」や「取引の証拠として機能する書面」という意味があります。
最近では文字に限らず、テープやビデオなどの映像や音声も「記録」に含まれるようです。
「記録」が事実を示すのに対し、「情報」は事実に加えて提供者の意図や思惑が介入することがあります。
日常会話で耳にすることもありますが、ややフォーマル寄りな言葉でしょう。
例文
彼は多くの記録に目を通しています。
⑦事実
事実＝「実際に発生した出来事」の意味
他にも「現実に存在すること」や「本当にあったこと」という意味があります。
「事実」は本当に存在する具体的な事柄に対して用いますが、「情報」は発信者による抽象的な意図が含まれる場合もあります。
ビジネスシーン以外の場所で耳にすることもありますが、ややフォーマル寄りな言葉です。
例文
彼の行動は事実に基づいています。
⑧報（ほう）
報（ほう）＝「告げること、知らせること。またその内容」の意味
同じ漢字でも、報（むくい）だと意味が異なるので注意が必要です。
「情報」が「お知らせ」や「通知」という意味で使われている場合は、「報（ほう）」と言い換えることができるでしょう。
やや固い表現になるので、文章中の表現に向いています。
例文
彼は多くの報（ほう）を受けたようです。
情報の”カジュアル”な言い換え・類語！
情報のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨便り（たより）
便り（たより）＝「あることについての知らせ」の意味
他にも「精神的なよりどころ」や「都合の良いこと」、「手がかり」という意味があります。
情報よりも狭い意味で使われることが多く、主に「人物の近況や消息について書いた文書」を指します。
難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでも問題なく使えるでしょう。
例文
彼は多くの便りを受け取りました。
⑩知らせ
知らせ＝「あることを相手に知らせること。または、その書面や言葉」の意味
他にも「何かが起こりそうなきざし」や「舞台転換の合図として打つ拍子木」という意味があります。
「知らせ」は様々な情報を広く伝える際に使われる言葉で、コマーシャルとしての役割を持つこともあります。
カジュアルな会話にも登場することはありますが、ビジネスシーンでも使用可能です。
例文
彼は多くの知らせをもらったようです。
⑪インフォメーション
インフォメーション＝「情報、受付、案内所」の意味
「インフォメーション」の日本語訳は「情報」ですが、「案内所」という意味で使われることもあります。
「状況判断を手助けする知識」という意味では「インフォメーション」と「情報」のどちらを使っても良いでしょう。
幅広い場面で使えるため、フォーマルでもカジュアルでもないニュートラルな言葉です。
例文
彼は豊富なインフォメーションを得て、判断を下します。
⑫ドキュメント
ドキュメント＝「起こったそのままを記録したもの」の意味
文章や図、写真など、様々な形式で表現された記録のことを指します。
IT用語では「文書ファイル」を指すこともありますが、広くは「情報を提供する文書」という意味で使われます。
難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでも問題なく使えるでしょう。
例文
彼は多くのドキュメントを保有しています。
⑬ニュース
ニュース＝「まだ知られていない出来事について広く知らせること。またはその内容」の意味
誰かに届けて理解してもらうという意味では「情報」と同じように使えます。
「ニュース」は私的な内容にも使えるので、文脈によっては「情報」から言い換えることができるでしょう。
日常会話など様々なシーンで使われるのでややカジュアル寄りな言葉ですが、ビジネスシーンでも使用できます。
例文
彼には多くのニュースが入ってくるようです。
⑭ノウハウ
ノウハウ＝「ものごとのやり方」の意味
他にも「専門的な技術」や「強力な手段となる情報」という意味があります。
ビジネスシーンにおいては「業務を遂行するために必要な情報」という意味で使われ、開発や製造の現場で多く登場します。
ゲームやスポーツ、ビジネス等のあらゆる場面で使用可能です。
例文
彼は多くのノウハウを蓄積しています。
⑮データ
データ＝「参考となる資料や情報」の意味
また、「推測の基礎となる事実」や「数字化された資料」という意味もあります。
情報よりも「判断の根拠として扱う資料」というニュアンスが強くなります。
日常会話など様々なシーンで使われるのでややカジュアル寄りな言葉ですが、ビジネスシーンでも使用できます。
例文
彼は多くのデータを保有しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
