今回は「セトリ」という用語について解説します!
「セトリ」とは、ミアーティストやミュージシャンがライブで演奏する曲順を指す言葉です。
「この前のライブのセトリは良かった!」みたいに使うよ!
もともとは音楽業界の専門用語で、コンサートの運営スタッフ間の情報共有のためのツールでした。
そこから派生して近年は曲順を指す言葉となり、ファンの間でも使われる言葉になっています。
この記事では「セトリ」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
セトリとは?意味は「アーティストがライブで演奏する曲順のこと」
「セトリ」の意味=ミュージシャンやアーティストがライブで演奏する曲順のこと
セトリとは、ミュージシャンやアーティストがライブで演奏する曲順のことを指す言葉です。
セットリストを略して「セトリ」です。
もともとは音楽業界で運営スタッフ同士で共有していたライブの進行表のことを指していましたが、近年のインターネット普及によりファンが曲順のことを「セトリ」と呼んで使っています。
「セトリ」はツアーごとに違うものです。そのためファンにとってセットリストは大変関心のある事ですので、実際にライブに行けなかったファンも心待ちにしています。ライブ後には必ずセトリがインターネットに投稿されるのが定番となりました。
SNSなどでよく見かける「セトリ」の派生用語は以下の通りです。
- 神セトリ:素晴らしいセットリストという意味
- セトリ落ち:好きな曲がセットリストに入っていなかったという意味
「セトリ」とよく混同される「せどり」という言葉があります。こちらは商品を安く仕入れて手数料を上乗せして販売することを指します。全く意味の違う言葉ですので間違わないようにしましょう。
プロが使う進行表とファンが使う曲順のみを指す二つの意味があるのね!
セトリの発祥や元ネタは「コンサート運営スタッフの共有ツール」
「セトリ」の元ネタ、発祥=コンサート運営スタッフの共有ツール
「セトリ(セットリスト)」はアーティストがライブを行う上での進行表のことを指す音楽業界の専門用語でした。
曲順はもちろん、演出やアーティストの話、音響調整など細かい進行内容が書かれています。セットリストボードなどと呼ばれ、ライブに関わる全員が確認できるよう印刷。ステージ上などに貼られています。
ちなみに海外では、この印刷されたセットリストがオークションサイトで出品されるほど価値のあるものとなっています。
近年はインターネットの普及によりライブを鑑賞したファンが自身のSNSで曲順を投稿することが定番となりました。
SNSの普及は2000年初頭~2007年のiPhone発売などで急速に進みました。よりタイムリーにより手軽に情報発信できる時代へ。この頃からファンの間で「セトリ」が使われだしたと考えられます。
音楽業界のプロたちが使っていた用語からインターネットの普及でファンの間一般用語になった!
セトリの使い方・例文
「セトリ」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①ライブの感想などで使用する場合
昨日はライブ良かった?
昨日のライブが神セトリで大満足だったんです。
使用例②SNS上でのやり取りの場合
ファンの間では大事な情報共有です。
今回のライブツアーは行けそうにありません。
ライブ終了後にみんなでセトリを共有しよう!
ありがとうございます。お家で楽しみます!
使用例③番外編
カラオケで歌う順番を指してもOK!
カラオケ久しぶり~!
今日の私のセトリはこれです。
セトリの類義語や対義語
セトリの類義語と対義語についても見ていきましょう!
セトリの類義語
セトリの類義語としては下記のものがあります。
プログラム
コンサートの曲順を指す言葉です。主に観客に配られるものです。
今度行くクラシックコンサートのチケットとプログラムが家に届いた。
曲目
コンサートなどで演奏される曲順を列記したものです。
この曲目の3つ目は知らない曲だ。新曲かな?
セトリの対義語
セトリの対義語としては厳密にはありませんでしたが、以下のような言葉を紹介します。
アドリブ
即興で演奏や演技をすることです。
昨日のライブはアドリブでギターの弾き語りをしてくれた!