今回は「不信感」の言い換え表現を紹介します!
「不信感」は相手や物事に対して信用できないと感じる気持ちという意味の言葉です。
彼の言動には不信感を覚えたので、今後は気を付けることにしました。
不信感はややフォーマル寄りの言葉で、カジュアルな場面でも使える言葉です。
この記事では「不信感」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
不信感の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは不信感のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①疑いの心
疑いの心=「物事や相手に対して真実かどうか信じられないという気持ち」の意味
疑いの心は、物事や相手の言動、意図について真実かどうかを信じられず、不確かだと感じる気持ちを指します。
この心の状態は、相手の誠実さや正直さに対する不安や懸念がある場合に生じます。
フォーマル寄りの言葉で、文学的な表現や分析的な議論、あるいは感情や心理状態を深く掘り下げる文脈で使われることが多いです。
例文
彼の言動に疑いの心が生じたので、今後は気を付けることにしました。
②猜疑心
猜疑心=「他人の言動について裏があるのではないかと疑う気持ち」の意味
猜疑心は、他人の言動や意図に対して悪意や裏があるのではないかと疑う心の状態を指します。
相手が表面上見せている行動や言葉の背後に隠された動機や目的を疑い、それが自分に対して悪影響を及ぼすのではないかと考えることです。
文学的な表現や心理学的な文脈でよく使われるフォーマル寄りの言葉です。
例文
彼の言動に猜疑心を覚えたので、今後は気を付けることにしました。
③懸念
懸念=「将来の事態や結果について不安や心配を感じること」の意味
懸念は、何か悪いことが起こるのではないか、または望ましくない結果が生じるのではないかと予測し、それに対して心配する状態を指します。
経済の不安定さに対する懸念や、健康状態に対する懸念などが挙げられます。
ビジネスや公式な文書、報告書などでよく使われるフォーマル寄りの言葉です。
例文
彼の言動に懸念を覚えたので、今後は気を付けることにしました。
④懐疑
懐疑=「物事の真実性や正当性について疑いを持つこと」の意味
懐疑は、物事の真実性や正当性について疑いを持ち、簡単には信じない態度を指します。
情報や主張に対して無条件に受け入れるのではなく、その正確さや信頼性を慎重に検討し、疑問を持つことです。
哲学的な議論や学術的な文脈、ビジネスや公式な場面で使われることが多いフォーマル寄りの言葉です。
例文
彼の言動に懐疑を覚えたので、今後は気を付けることにしました。
⑤不審
不審=「物事が信用できず、疑わしく感じること」の意味
不審は、相手の言動や状況が普通ではないと感じ、それが何か怪しい、または不正があるのではないかと思う状態を指します。
不審な行動をする人を見て、その人が何か悪いことを企んでいるのではないかと疑うことです。
フォーマル寄りの言葉で、警察やセキュリティ関連の文脈、公式な報告書やニュースなどで使われることが多い言葉です。
例文
彼の言動に不審を覚えたので、今後は気を付けることにしました。
⑥訝(いぶか)る気持ち
訝る気持ち=「物事の真偽や理由について疑問を持ち、不思議に思うこと」の意味
訝る気持ちは、ある出来事や人の行動が通常と異なる場合に、それがなぜそうなったのか、何か裏に理由があるのではないかと考え、納得できないまま疑念を抱く状態を指します。
普段は時間に正確な人が急に遅刻した場合、その理由を訝ることがあります。
文学的や分析的な文脈でよく見られるフォーマル寄りの言葉です。
例文
彼の言動に訝る気持ちを覚えたので、今後は気を付けることにしました。
⑦不確かさ
不確かさ=「物事の真実性や結果が明確でなく、信頼できない状態」の意味
不確かさは、情報や状況が不完全であったり、変動が大きかったりして、確実に予測できない場合に感じることを指します。
例えば、天気予報が不確かである場合、その日の天気がどうなるか確信が持てず、計画を立てるのが難しいことがあります。
学術的な文脈やビジネス、公式な場面で使われることが多いフォーマル寄りの言葉です。
例文
彼の言動に不確かさを覚えたので、今後は気を付けることにしました。
不信感の”カジュアル”な言い換え・類語!
不信感のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧警戒心
警戒心=「危険や問題が起こる可能性に対して注意を払い、用心する気持ち」の意味
警戒心は、不審な人物や状況に対して警戒し、何か悪いことが起きる前に対処できるように準備する態度を指します。
夜道を歩く際に周囲に注意を払い、怪しい動きをする人がいないか確認するといった行動が「警戒心」に基づいています。
フォーマルでもカジュアルでも使われるニュートラルな言葉です。
例文
彼の言動に警戒心を覚えたので、今後は気を付けることにしました。
⑨怪しむ心
怪しむ心=「物事や人に対して疑いを持ち、不信感を抱く気持ち」の意味
怪しむ心は、相手の言動や状況が通常と異なる場合に、その背後に何か隠された意図や不正があるのではないかと疑うことを指します。
普段は親切な人が急に冷たくなったとき、その人の態度の変化に対して「何か怪しい」と感じることがあります。
日常会話や非公式な文脈で使われることが多いカジュアル寄りの言葉です。
例文
彼の言動に怪しむ心が芽生えたので、今後は気を付けることにしました。
⑩疑心暗鬼
疑心暗鬼=「疑いの気持ちが強くなり、何でもないことまで恐ろしく感じること」の意味
疑心暗鬼は、心の中に疑いの気持ちが強く芽生えることで、実際には存在しないものや無害なものまで恐れたり、不安に感じたりする状態を指します。
一度疑念を抱くと、周囲のすべてが怪しく見え、実際には問題がない状況や人々に対しても不信感を持つようになることです。
ややカジュアル寄りの言葉で、日常会話や一般的な文脈で使われることが多いですが、フォーマルな場面でも使われることがある言葉です。
例文
彼の言動に疑心暗鬼になったので、今後は気を付けることにしました。
⑪不安
不安=「将来や未知の事態に対して心配や恐れを感じること」の意味
不安は、将来の出来事や未知の状況について心配や恐れを感じることを指します。
この感情は、具体的な原因がはっきりしている場合もあれば、漠然とした予感や直感に基づく場合もあります。
フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使われるニュートラルな言葉です。
例文
彼の言動に不安を覚えたので、今後は気を付けることにしました。
⑫ピンとこない
ピンとこない=「物事の意味や内容が直感的に理解できないこと」の意味
ピンとこないは、何かの説明や状況について、その意味や意図が直感的に理解できず、はっきりと納得できない状態を指します。
話を聞いてもその内容がすぐには頭に入ってこなかったり、説明を受けてもその意図や目的が明確に感じられなかったりすることです。
日常会話などで使われることが多いカジュアル寄りの言葉です。
例文
彼の言動がピンとこないので、今後は気を付けることにしました。
⑬うさんくさい
うさんくさい=「どことなく怪しくて信用できないこと」の意味
うさんくさいは、何かがどことなく怪しく感じられ、信頼できない様子を指します。
相手の言動や態度に一貫性がなかったり、説明が不自然だったりする場合に、その人や状況に対して疑念や不信感を抱く状態です。
カジュアル寄りの言葉なので、フォーマルな場面では「信頼性に欠ける」などに言い換えたほうが適切です。
例文
彼の言動がうさんくさいので、今後は気を付けることにしました。
⑭信じられない
信じられない=「物事や話が現実味がなく、真実だと思えないこと」の意味
信じられないは、ある物事や話が現実的ではなく、真実であると受け入れることができない状態を指します。
非常に驚くべき出来事や、常識では考えられないような話に対して、疑念を抱いたり、そのまま受け入れることが難しいと感じたりすることです。
日序会話などで自然に使われるカジュアル寄りの言葉です。
例文
彼の言動が信じられないので、今後は気を付けることにしました。
⑮しっくりこない
しっくりこない=「物事が自分の感覚や考えに合わず、納得できないこと」の意味
しっくりこないは、説明や提案を受けたときに何かが不完全に感じられたり、違和感を覚えたりして、完全に理解したり受け入れたりすることができない場合を指します。
例えば、新しいアイデアや計画が提示された際に、その内容が自分の経験や期待と合わず、何かが足りないように感じるときに「しっくりこない」と表現します。
カジュアル寄りの言葉で、フォーマルな場面では「納得できない」や「適切でない」などに言い換えたほうが適切です。
例文
彼の言動がしっくりこないので、今後は気を付けることにしました。