今回は「誤り」の言い換え表現を紹介します!
「誤り」は正しくないこと、まちがい、失敗といった意味の言葉です。
契約書の内容に誤りがあったので修正させていただきます。
誤りはニュートラルな言葉で、フォーマルなシーンでも日常会話でも使うことができます。
この記事では「誤り」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
誤りの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは誤りのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①瑕疵
瑕疵(かし)=「キズ、欠点、過失」の意味
瑕疵は“かし”と読み、キズや欠点を意味する言葉です。
法律用語として法律で、通常あるべき品質を欠いていることという意味でも使われるフォーマルな言葉です。
契約に関する問題 を指摘したい場面で使います。
契約書の内容に瑕疵があったので修正させていただきます。
②誤謬
誤謬(ごびゅう)=「まちがえること、誤った推論」の意味
誤謬は“ごびゅう”と読み、論理的な思考における間違いを指す言葉です。
会計用語として使われることもあるフォーマルな表現です。
間違いによって矛盾や全体の整合性が取れなくなるような場面で使うことができます。
契約書の内容に誤謬があったので修正させていただきます。
③誤認
誤認=「事実を誤って認識すること」の意味
誤認は事実があり、その事実を誤った捉え方をしていること、認識についての誤りを示す言葉です。
対象が限定されるので、使うべき場面も限られます。
ややフォーマルな表現で、日常会話ではあまり使われません。
契約書の内容に誤認があったので修正させていただきます。
④不手際
不手際=「手際が悪いこと、それにより生じるミスなど」の意味
直接的には誤りという意味にはなりませんが、対応の遅れやミスなどの発生につながるため、言い換えとして使用できます。
発生したトラブルについて謝罪の気持ちを伝える場面などでよく使われます。
丁寧な言い回しなので、ビジネスシーンで使えます。
契約書に不手際があったので修正させていただきます。
⑤過誤
過誤=「あやまち、あやまり」の意味
過誤は幅広く間違い、失敗などの意味として使われます。
言い回しとしてはややフォーマルで、なかなか日常生活で使うことはありません。
「過失」という言葉も同じ意味として使うことができます。
契約書の内容に過誤があったのでさせていただきます。
⑥不備
不備=「必要なものが完全ではなく不十分であること」の意味
不備は十分に整っていない、不足があるという意味合いの言葉です。
正常な状態から欠けた部分があるという点で、誤りがある状態として言い換え表現になります。
ややかたい言い回しでビジネスシーンでのほうが使われえることが多いです。
契約書の内容に不備があったので修正させていただきます。
誤りの”カジュアル”な言い換え・類語!
誤りのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑦誤字脱字
誤字脱字=「文字が間違っていたり抜けていたりすること」の意味
誤字脱字とは、誤りについて具体的に文字・文章表現にフォーカスした表現です。
どのような誤りであるか言及した表現なので使用する場面は限られます。
ニュートラルな表現なので、様々な場面で使うことができます。
契約書の内容に誤字脱字があったので修正させていただきます。
⑧欠陥
欠陥=「欠けて足りないもの、不備」の意味
物事の本質的な部分に存在する問題という意味合いもあります。
足りないというニュアンスよりも、問題を抱えているという意味で使うことが多いです。
ニュートラルな表現ですが、強い言葉なので使用には注意が必要です。
契約書の内容に欠陥があったので修正させていただきます。
⑨手落ち
手落ち=「手続きなどに欠点・不備のあること」の意味
必要なものが存在しないさま、怠慢によっておこる間違いなどを表現する言葉です。
口語的でややカジュアルな表現です。
契約書の内容に手落ちがあったので修正させていただきます。
⑩間違い
間違い=「真実と異なること、誤り、あやまち」の意味
幅広く使うことができ、「誤り」と互換性の高い言葉です。
ビジネスシーンでも日常会話でも使いやすい表現です。
契約書の内容に間違いがあったので修正させていただきます。
⑪仕損じ
仕損じ=「間違えて失敗すること」の意味
失敗するという意味から、誤りがある状態を示すことができます。
仕損ずるという言葉を元にしています。
ややカジュアルな表現でビジネスシーンではあまり使われません。
契約書に仕損じがあったので修正させていただきます。
⑫ミス
ミス=「間違えること、失敗、誤り」の意味
英語由来の言葉です。
幅広く使える言葉ですが、ややカジュアルな印象を与える表現です。
契約書の内容にミスがあったので修正させていただきます。
⑬やらかし
やらかし=「間違い、失敗などの意味で使う“やる・する”の俗語」の意味
俗語でとてもカジュアルな表現です。
望ましくないこと、誤ったことをしてしまった状況を表現する言葉です。
ビジネスシーンには適していません。
契約書の内容にやらかしがあったので修正させていただきます。
⑭ちょんぼ
ちょんぼ=「うっかりして起こる失敗、間違え」の意味
程度の軽いちょっとした間違い、失敗などを指す言葉です。
重要な誤りを表現したり、フォーマルなシーンでは使うことができません。
契約書の内容にちょんぼがあったので修正させていただきます。
⑮ポカ
ポカ=「うっかりして起こるミス、小さな間違い」の意味
元は、囲碁や将棋で、不注意からとんでもない悪手を打つことを表す言葉で、そこから思いがけない失敗をすることなどを意味する言葉として使われることもあります。
カジュアルな言葉で、重要な内容やビジネスシーンでは使わない方が良いでしょう。
契約書の内容にポカがあったので修正させていただきます。