今回は「世の中」の言い換え表現を紹介します!
「世の中」は人々が集まる生活の場という意味の言葉です。
僕は世の中から必要とされる人になりたい!
「世の中」は小さい子供から老若男女問わず使えるカジュアルな言葉ですね。
この記事では「世の中」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
「世の中」の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「世の中」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①世間
世間=「人々が集まって互いにかかわりあって生活している場」の意味
インド発祥の宗教における用語であり、出世間(しゅっせけん)とあわせてこの世を二分して見る言葉です。
移り変り、破壊を免れない迷いの世界というニュアンスを含みます。
「世の中」とはほぼ同じ意味を持っています。
「世間」の例文
僕は世間から必要とされる人間になりたい!
②風潮
風潮=「時代の推移に伴って変わる世の中の有様」の意味
時代や社会の傾向、流れ、大多数が是とする意見の意味もあります。
「風潮」の例文
会社の風潮に合わせるほうが賢明な判断だ
③世論
世論=「ある社会の問題について世間の人々が持っている意見」の意味
世間一般の意見のことで、公共の問題について、多くの人々が共有している意見のことです。
または、大多数の賛同が得られている意見や考えのことを意味します。
「世論」の例文
僕は敢えて世論に訴えたい!
④時代精神
時代精神=「ある時代を支配し特徴づけるような普遍的な精神、または意識」の意味
ある時代の哲学や文学、芸術における支配的な精神傾向のことを表します。
「時代精神」の例文
とてもじゃないが時代精神には勝てない
⑤ツァイトガイスト
ツァイトガイスト=ドイツ語で「時代精神」の意味
名詞として「時間の精神」や「歳または世代に特徴的な精神」とも表現されます。
その時代を特色づける思想や気分を意味します。
「ツァイトガイスト」の例文
ファッション業界は常に現在のツァイトガイストの影響を受けています。
⑥世情
世情=「世の中の有様。世間の人情」の意味
「世の中の事情」や「人情」というニュアンスも含まれる言葉です。
「世情」の例文
恥ずかしながら僕は世情にうといです。
⑦世相
世相=「世の中の有様。社会の様子」の意味
社会全体の空気を表した言葉です。
「世相」の例文
言葉は世相を映します。
⑧社会情勢
社会情勢=「特定の国などの、政治、経済などを初めとした社会の動向や状態」の意味
変化する世の中の現在の様子や、近い将来の変化・進展の具合を表すこともあります。
「社会情勢」の例文
この先の社会情勢は誰にも分からない!
「世の中」の”カジュアル”な言い換え・類語!
「世の中」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨社会
社会=「人々が生活している世の中」の意味
共通項によって括られて、他から区別される人々の集まりを指します。
また、仲間意識をもって自らと他とを区別する人々の集まりのことでもあります。
「社会」の例文
僕は社会から必要とされる人間になりたい!
⑩世界
世界=「人間社会の全体。人の生活する環境」の意味
同類の集まりや、自分が自由にできる、ある特定の範囲を表すこともあります。
「世界」の例文
僕は世界の平和を常日頃より願っています!
⑪ご時世
ご時世=「ある時代における世の中」の意味
時代や世の中それ自体のことを指します。
時とともに移り変わる世の中や、時代そのものを意味する言葉です。
「ご時世」の例文
このご時世、節約生活を強いられるわ
⑫流行り廃り
流行り廃り=「はやること、すたれること」の意味
流行はそのときだけのもので長続きせず、いずれ廃れて消えていってしまうということを意味しています。
「流行り廃り」の例文
ファッション業界では流行り廃りが激しい
⑬最近の流れ
最近の流れ=「少し前から現在までの間の流れ」の意味
現在より少し前のある時間の経過や物事の移り変わりを表しています。
「最近の流れ」の例文
最近の流れを踏まえて慎重に行動しよう
⑭肌感覚
肌感覚=「人が自分自身の肌を通じて感じ取る感覚」の意味
肌で実際に感じる雰囲気を意味し、「感覚」というよりも更に自分が直接感じ取っていることを強調する言葉です。
「肌感覚」の例文
肌感覚で言って、外国人観光客の人数が数倍に増えた!
⑮空気感
空気感=「人や場所などがもつ雰囲気」の意味
空気の存在を感じさせる様子を表現する言葉です。
髪型や服装などが広がりを持ち、たくさんの空気を含んでいるような様子を指すことも多いです。
「空気感」の例文
先輩がまとう空気感は格別で憧れるな