今回は「心づもり」の言い換え表現を紹介します!
「心づもり」は「心の中であらかじめ見積もっておくこと。予定。」という意味の言葉です。
また「心づもり」という言葉には、「相手から何か伝えられた時に、自分が心の準備をしておく」という意味も含まれています。
次回のプレゼンに備えて、心づもりをしっかりとしておきます。
「心づもり」という言葉はどちらかといえば、ビジネスシーンでよく使われる「あらかじめ見積もっておく。」「自分の中で用意をしておく」ことを意味するフォーマルな表現です。
この記事では「心づもり」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
「心づもり」という言葉には、「あらかじめ考えておく」フォーマルな言葉として使うときは、基本的に自分から考えて行動を起こすことが前提となります。
「心づもり」の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「心づもり」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①予定しておく
予定しておく=「行事・行動などについて前もって決めること」という意味の言葉です。
- 「計画してある行事や行動、およびその内容や日程など」という意味も含まれています。
- 予定は漠然とした内容、計画は具体的な内容と認識して使い分けるのが理想的です。
- ビジネスシーンなどで前もって準備をするときなどに使われる言葉です。
例文
次回のプレゼンについての日程は、来週の午後を予定しておきます。
②準備
準備=「あることにすぐに取り掛かれるようにする」という意味がある言葉です。
- 「用意をおく」、「支度をしておく」という意味も含まれています。
- あらかじめ用意をしておくという意味合いが元の表現と異なっています。
- これから起こることの内容があらかじめはっきりしているときのみ使用します。起こるかわからない内容を表す場面では使うことがふさわしくありません。
例文
次回のプレゼンに備えて準備をしっかりとしておきます。
③気構え
気構え=「何かをしようとしたり、なにかを予期した時に、心に決め準備しておく」という意味の言葉です。
- 物事に取り組む際の意気込み、心構えという意味も含まれています。
- 自分で行動する際に、あらかじめ心が前をしておくという未来に向けた使い方をする点が、元の言葉と異なっています。
- ビジネスシーンで何かを気になることに対応する時や、気の持ちようを表現する際に、よく使われる言葉です。
例文
次回のプレゼンへの気構えができています。
④意図
意図=「こうしよう!」と考えているというという意味のある言葉です。
- 思惑、または目指す行動そのものを示します。
- 自分が用意する立場ではなく、相手のことを考えて行動しようとしている点が元の言葉と異なっています。
- 相手の考えを汲んで尊重したりするビジネスシーンで使われることの多い表現です。
例文
次回のプレゼンに備えて、クライアントの意図をくみ取っておきます。
⑤腹づもり
腹づもり=心の中で考えている大まかな計画や、予定という意味の言葉です。
- 計画や予定に対する心構えという意味が含まれています。
- 元の「心づもり」とは異なり、ネガティブな意味合いで使われる傾向のある言葉です。
- 相手に対して、どういう算段で計画を立てているか、質問するシーンで使われる言葉です。
例文
次回のプレゼンの、君の腹づもりを聞かせてください。
⑥構想
構想=「これからしようとする物事について、内容・規模、実現方法などを考えて、骨組みをまとめること。」とい意味の言葉です。
- 「構想する」という表現は、問題解決や、新たな創造価値を生み出すという意味も含まれています。
- 相手に対して考えるのではなく、自分が何かして問題などを事前に解決しようとする点元の言葉と異なる点です。
- ビジネスシーンにおけるプロジェクトの中身や、計画がどれくらい進んでいるのかなど具体的に表す際に使う表現です。
例文
次回のプレゼンに備えて、構想をしっかりと練っておきます。
⑦覚悟
覚悟=「悪い事態を予測して準備しておくこと」という意味の言葉です。
- 「仏教語」として「迷いを去り道理を悟ること。」という意味が含まれています。
- 最大限努力しないといけないことが、あらかじめわかっている点が元の言葉と異なっています。
- 危険なことや不利なことがあっても突き進む気持ちを表すときに使う表現です。
例文
次回のプレゼンは、覚悟を決めて臨みます。
⑧想定
想定=ある条件での仮定を定めること、また仮に考えるという意味の言葉です。
- 「何か問題が起きた時に備えて行動や応答する内容を決めておく」という意味が含まれています。
- 対象が相手や人物ではなく、起こりえる状態や、問題であることが元の意味と異なっています。
- ビジネスシーンにおいて、「その事態は想定できる・できない」と考える場面で使われることが多い言葉です。
例文
次回のプレゼンでの、想定される質疑応答に回答する準備ができています。
⑨目論見(もくろみ)
目論見(もくろみ)=「物事を成し遂げるために計画を立てること」を意味している言葉です。
- 「物事を成功させる」という考えのニュアンスを持っています。
- 相手に対して対策をするのではなく、自分で成功させるための手段を用いるときに使う表現です。
- 目論見の内容が他者に漏れてしまわないように注意して使う必要があります。
例文
次のプレゼンのための目論見をたてています。
⑩心算
心算=「心の中の考え」という意味を持つ言葉です。
- 「実際はそうでないのにも関わらず、そうなったという仮定した気持ち」を表す意味が含まれています。
- 「心づもり」よりも「計算して行う」と意味合いが強い言葉です。
- ビジネスシーンにおいて、予定していた内容と違う結果になった時、自分の気持ちを表す際に使われる言葉です。
例文
今回のプレゼンは絶対成功する心算でした。
「心づもり」の”カジュアル”な言い換え・類語!
心づもりのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪用意
用意=「あることに備えて気を配ること」を意味する言葉です。
- 「用心すること」、「準備、支度をすること」という意味も含まれています。
- 相手のアクションがある前から率先して準備する、という点が元の言葉と異なっています。
- 相手のことを配慮し、事前に準備をするときなどに使われる言葉です。
例文
次回の旅行の用意ができています。
⑫期待
期待=将来実現するのを待ち答えるという意味があります。
- 「時期を待つ」という意味も含まれています。
- 自分が準備する元の言葉とは違い、相手に何か求めるときに使う表現です。
- 現実性を持たせた表現をするときに使われることが多い言葉です。
例文
次回の旅行に期待してください。
⑬プラン
プラン=計画。企てた案のことを表す言葉です。
- 方式という意味が含まれています。
- 相手がいてもいなくても使える点が元の言葉と異なっています。
- 自分の計画を相手や周りに伝えたいときに使います。
例文
次回の旅行のプランを聞いてください。
⑭アイデア
アイデア=考え,意見,(物事について)考えるという意味の言葉です。
- 「思いつき」というの意味が含まれています。
- 準備したり、用意するもの、行動の具体的な内容を表す言葉です。
- 日常で「役立つきっかけ」などが浮かんだときなどに使われます。
例文
次回の旅行のいいアイデアが浮かびました。
⑮計画
計画=「物事を行うときに、手順や方法などを道筋を立てて企てること」といの言葉です。
- 企てた内容そのものを表す表現でもあります。
- 将来実現しようという目的と、そこに到達するための主要な手段や段階とを組み合わせたものであり、具体的な内容そのものを指している点が元の言葉と異なっています。
- これから叶えたい目標などのために、何か行動を起こす場面で使用されます。
例文
次回の旅行の計画をしっかり立てておきます。