今回は「芯が強い」の言い換え表現を紹介します!
「芯が強い」は外見上は頼りなげに見えても、やすやすとは外圧に屈しない意志を持っているという意味の言葉です。
彼は自分のビジョンを貫く、芯が強いリーダーです。
日常会話のようなカジュアルな場面でも、ビジネスなどのフォーマルな場面でも使える柔軟な言葉です。
この記事では「芯が強い」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
芯が強いの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは芯が強いのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①信念がある
信念がある=「人の性質や意志などが揺るぎないさま」の意味
ビジネスシーンでは、企業理念への共感や目標達成への強い意志などの意味合いを持つ、ややフォーマルな言葉です。
似ている言葉に「信仰」「信条」「信心」などがありますよね。
「信仰」は、ある特定の対象物(神、仏、思想、価値観など)に対して、確固とした信頼を置き、深く信じ込むことを意味します。
「信条」はより個人的で主観的な側面が強調され、「信心」は神仏に対して深く信じ、敬う気持ちを表す言葉です。
例文
彼は自分のビジョンを貫く、信念があるリーダーです。
②妥協しない
妥協しない=「しっかりとした考えを持っていて周りに影響されないこと」の意味
使い方によっては、ポジティブな意味にも、ネガティブな意味にもなり得ます。
ビジネスシーンでは、高品質の追求、目標達成への強い意志、誠実さ、革新性などのポジティブな意味を持ちます。
一方で、融通がきかない、非効率、コミュニケーション不足、チームワークの阻害などネガティブな意味も持つ言葉です。
どのような点で妥協しないのかを具体的に示し、相手の立場も考慮しながら使いましょう。
例文
彼は自分のビジョンを貫く、妥協しないリーダーです。
③徹底した
徹底した=「中途半端でなく一貫していること」の意味
ビジネスシーンでは、ある事柄を隅々まで行き届かせ、完璧に遂行することを意味する、ややフォーマルな言葉です。
似ている言葉の「完璧な」は欠点がない状態を強調し、「入念な」は慎重さを強調します。
そして「綿密な」は計画性、緻密さを強調する言葉です。
ビジネスシーンでよく使用される「周知徹底」は、ある情報を広く深く浸透させ、全員が完全に理解している状態にすることを意味します。
例文
彼は徹底したビジョンを持つリーダーです。
④貫徹した
貫徹(かんてつ)した=「あることを最後までやり遂げた、最後までやり抜いた」の意味
ビジネスシーンでは、目標を最後までやり遂げたという意味で使われる、ややフォーマルな言葉です。
似ている言葉の「達成した」は目標を達成したことを、「完遂した」は完全にやり遂げたことを表します。
例文
彼は貫徹したビジョンを持つリーダーです。
⑤孤高を恐れない
孤高を恐れない=「しっかりとした考えを持っていて周りに影響されないこと」の意味
「孤高」は 周囲から孤立していること、またはその状態をよしとすること、「恐れない」は 何かを恐れて行動をためらうことがないことを意味します。
他の人と異なる考え方や行動を恐れず、自分の信念を貫く、また組織やチームのため、時には孤独な決断を下す覚悟があるといったニュアンスですね。
「孤高」を強調しすぎると、傲慢で協調性のない人物に見えてしまう可能性があるので、状況に合わせて適切に使い分けることが大切です。
例文
彼は孤高を恐れない、ビジョンを貫くリーダーです。
⑥迎合しない
迎合(げいごう)しない=「周りの人と同じように従おうとしないさま」の意味
ビジネスシーンにおいて、自分の意見や考えをしっかりと持ち、周囲に流されずに突き進むという強い意志を示す時に使われます。
自分の強みや特徴をアピールし、周囲を鼓舞する上で非常に有効な言葉です。
しかし、使い方によっては、傲慢な印象を与えたり、チームワークを阻害したりする可能性もあるといえるでしょう。
言葉の意味やニュアンスを正しく理解し、状況に合わせて適切に使い分けることが大切です。
例文
彼は周囲の意見に迎合することなく、自分のビジョンを貫くリーダーです。
⑦気丈な
気丈な=「気の持ち方がしっかりしていて、物事に慌てず対応できるさま」の意味
ビジネスシーンにおいては、強い精神力やリーダーシップ、困難を乗り越える力などを表現する時に使われます。
似ている言葉に「毅然とした」「冷静な」「不屈の」がありますよね。
「毅然とした」は態度がはっきりしていてぐらつかない、「冷静な」は感情に左右されず落ち着いていること、そして「不屈の」はどんな困難にも屈しないことを表します。
例文
彼は自分のビジョンを貫く、気丈なリーダーです。
⑧鋼の意志
鋼の意志=「強靭な意志」の意味
ビジネスシーンでは、困難な状況でも目標に向かって突き進む力強さ、諦めない精神、そして確固たる信念を表現する時に使われます。
「不屈の精神」「強い決意」「揺るぎない信念」「鉄の意志」などの表現も、強い意志力や決意を表す時に使えるでしょう。
例文
彼は自分のビジョンを貫く、鋼の意志を持つリーダーです。
⑨冷静沈着
冷静沈着=「落ち着いていて動揺しないこと」の意味
ビジネスシーンでは、自分の冷静さをアピールしたり、周囲に冷静さを求めることができるフォーマルな言葉です。
似ている言葉に「悠々たる」「深沈(しんちん)たる」「従容(しょうよう)たる」などがありますよね。
「悠々たる」はゆったりと落ち着いたさま、「深沈たる」は物事に動じないこと、そして「従容たる」はゆったりと落ち着いて、あわてないさまを表しています。
例文
彼は自分のビジョンを貫く、冷静沈着なリーダーです。
⑩泰然自若
泰然自若(たいぜんじじゃく)=「落ち着いていてどんなことにも動じないさま」の意味
「泰然」とは落ち着いていて物事に動じないさま、「自若」は何に対してもあわてず、驚かず、落ち着いているさまを表します。
ビジネスシーンでは、リーダーシップや危機管理、プレゼンテーションなど、様々な場面でその真価を発揮する、フォーマルな言葉です。
ポジティブな意味合いで使われることが多く、相手に対する褒め言葉としても使用できます。
例文
彼は自分のビジョンを貫く、泰然自若としているリーダーです。
芯が強いの”カジュアル”な言い換え・類語!
芯が強いのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪気が強い
気が強い=「気性が激しく容易にはくじけず、意志が強いこと」の意味
シーンを問わず使える言葉ですが、褒め言葉にも批判にもなり得るため、使うシーンには注意しましょう。
ポジティブ表現には、意欲的、積極的、果敢、断固とした、リーダーシップがあるの意味合いがあります。
一方、ネガティブ表現には頑固、独断的、攻撃的、短気、融通が利かないのニュアンスがあります。
例文
彼は自分のビジョンを貫く、気が強いリーダーです。
⑫ブレない
ブレない=「細かく動くことがないさま」の意味
精神的な面を指す場合、一本筋の通ったところを持つさまなどを意味することもある言葉です。
ビジネスシーンでは、人物や組織の安定性、信頼性、実行力などを表します。
似ている表現に「安定した」「一貫した」「確固とした」「信念が強い」などがあります。
例文
彼は自分のビジョンを貫く、ブレないリーダーです。
⑬一本筋の通った
一本筋の通った=「しっかりとした考えを持っていて周りに影響されないこと」の意味
ビジネスシーンでは、人物の信頼性や物事の質を評価する時に使われます。
人物の場合には、考え方が明確で一貫している人や信頼できる人を表します。
また物事の場合には、論理的で整合性のある計画や戦略や品質の高い製品やサービスを示す言葉です。
例文
彼は自分のビジョンを貫く、一本筋の通ったリーダーです。
⑭度胸がある
度胸がある=「恐怖を感じずに、大胆に行うことができるさま」の意味
困難な状況にも動じず、大胆な行動が取れる人物を指す時に使われる言葉です。
ビジネスシーンでは、リスクを恐れずに挑戦する精神や大胆な決断力、プレッシャーに強いこと、リーダーシップがあることなどを表します。
例文
彼は自分のビジョンを貫く、度胸があるリーダーです。
⑮根性がある
根性がある=「精神的な強さを持っているさま」の意味
多様な場面で使われますが、ビジネスシーンにおいては、必ずしもポジティブな意味合いとは限りません。
ポジティブな意味合いに、強い意志力、粘り強さ、責任感の強さや積極性があります。
また、ネガティブな意味合いには、非効率な努力や古い価値観があります。
その言葉が持つ多様な意味合いを理解し、状況に応じて適切な言葉を選ぶことが重要ですね。
例文
彼は自分のビジョンを貫く、根性があるリーダーです。