今回は「ある」の言い換え表現を紹介します!
「ある」は「ある事柄がはっきり認められる」という意味の言葉です。
基本的には「事物が存在する」という意味です。
次の資料によると、問題がある可能性は少ないと思うよ。
「ある」はシンプルな言葉のため、使い方によってはフォーマルな場でも使用できますが、カジュアルな場の方が相応しいです。
この記事では「ある」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
あるの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはあるのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①生じる
生じる=「新しくある物事・状態ができ上がる」の意味
「生じる」には、何かが生えるという意味もあります。
「生」の文字通り、何かが「生まれる」という言葉のようです。
「ある」対象が今生まれた場合に、言い換え表現として使用できます。
次の資料によると、問題が生じる可能性は少ないと考えられます。
②発生する
発生する=「物事が起こる・生じること」の意味
「発生する」は①「生じる」と同じ意味をもつ言葉です。
ただ「発生」は熟語である分、硬い印象をもたれる可能性はあります。
次の資料によると、問題が発生する可能性は少ないと考えられます。
③認める
認める=「目にとめること、事物の存在を知覚すること」の意味
「認める」には、「許可する」「許す」といった承認の意味や、「その価値がある」として受け入れる意味もあり、これらの意味合いで使われることが多いようです。
承認したり、価値があると受け入れる場合の「認める」はシンプルな言葉のため、比較的カジュアルなイメージをもつ言葉です。
しかし今回のように、認識したり、知ったりする意味で「認める」を使う場合は、少しフォーマルな印象の言葉となります。
次の資料によると、問題は認められません。
④確認する
確認する=「確かに認めること」の意味
「確認」には、間違いないかはっきり確かめるという意味があります。
「公の機関で、事実・法律関係の存否を判断する」という意味もありますが、法律に関する場合のみの使い方のため、一般的ではありません。
次の資料によると、問題は確認できませんでした。
⑤発見する
発見する=「初めて見つけ出す」の意味
「発見する」は現代では、初めて見出すという意味の言葉です。
こちらも熟語のため、少し硬い印象があるようです。
次の資料によると、問題は発見されませんでした。
⑥感じる
感じる=「外の刺激を受け、反応する」の意味
「感じる」には、「心に響く」「前世の行為の報いを受ける」「病気などに感染する」などさまざまな意味があります。
「反応する」という意味で用いる場合、「ある」の言い換え表現とすることができるでしょう。
次の資料をみると、問題は感じられません。
⑦いらっしゃる
いらっしゃる=「ある・いるの尊敬語」
「いらっしゃる」は他にも「行く・来る・居る」の尊敬語でもあります。
そのため、フォーマルな場で頻繁に用いることができる便利な言葉です。
次の資料を作成された方は、もういらっしゃってます。
あるの”カジュアル”な言い換え・類語!
あるのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧存在する
存在する=「事物があること」の意味
「存在する」は、「事物が各々の性質・働き・価値をもってある」ことです。
また「存在」は熟語のため、硬い印象があります。
しかし非常にシンプルな言葉のため、話し言葉として使うと、冷たい印象を与える可能性があります。
次の資料によると、問題が存在する可能性は少ないと思うよ。
⑨起こる
起こる=「今までなかったものが新たに生じる」の意味
「起こる」は「起きる」と表記しても問題ありません。
「生じる」などと近い言葉ではありますが、こちらの言葉の方がシンプルな印象があります。
次の資料によると、問題が起こる可能性は少ないと思うよ。
⑩もつ
もつ=「手にとる・身につける」などの意味
「もつ」は非常にシンプルな言葉のため、さまざまな意味があります。
そのため、同じくシンプルな「ある」の言い換え表現として使いやすい言葉でしょう。
次の資料によると、今回の案件、問題をあまりもっていない思うよ。
⑪保有する
保有する=「持ち続けること」の意味
「保有」には、文字通り「保つ」という意味もあります。
「ある」対象が自身、もしくは他者の所有物だった場合言い換えることができます。
次の資料によると、必要な部品は前から会社が保有しているはずだ。
⑫所有する
所有する=「自分のものとして持っていること」の意味
「所有する」と、⑬「所持する」は非常に近い言葉です。
「所有する」はシンプルに「自身の物として持っている」という意味で、対して「所持する」は「身に着けている」もしくは「どこかの場所に保管している」という意味であり、範囲が絞られます。
次の資料によると、必要な部品は全て会社が所有しているはずだ。
⑬所持する
所持する=「身につけて持っていること」の意味
⑫「所有する」にあるとおり、「所持する」は持っているなかでも「身に着けている」もしくは「どこかの場所に保管している」という限られた意味をもつ言葉です。
「ある」対象が、身につけられていたり、保管される状態にある場合に使用できます。
次の資料は皆もう所持して会議に向かっているはずだ。
⑭見る
見る=「目にとめて、理解し、そういうものだと思う」の意味
「見る」は「目で事物の存在を捉える」というシンプルな言葉です。
また、「物事を経験する」「物事を働きかけたりする」という意味もあります。
そのため「事物が存在する」を意味する「ある」の言い換え表現として使いやすいようです。
次の資料、全く問題は見られないね。
⑮いる(居る)
いる(居る)=「人や動物が、場に存在する」の意味
「いる(居る)」はシンプルな言葉であり、「ある」の言い換え語として頻繁に使用されます。
事物が存在する・住んでいる場合に使えますが、シンプル故、カジュアルな場での使用が相応しいでしょう。
次の発表者は会議室にもう居るはずだよ。