今回は「やるかやらないか」の言い換え表現を紹介します!
「やるかやらないか」は「その行動をとるのか、とらないかを示す」という意味の言葉です。
この案件をやるかやらないかは、今後の会議で決まるみたい。
「できるかできないかではなく、やるかやらないかだ。」という名言もあります。
この記事では「やるかやらないか」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
やるかやらないかの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずはやるかやらないかのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①是非
是非=「物事の良し悪しを議論し、判断すること」の意味
名詞としての「是非」には、「正しいことと、正しくないこと」という意味もあります。
フォーマルな場が相応しい言葉のため、日常生活での使用はあまりないようです。
この案件の是非に関しては、今後の会議で議論します。
②適否
適否=「適するか、適さないか」の意味
「適否」は簡単に言うと「相応しいかどうか」という意味です。
「やるかやらないか」の対象が、場や状況に相応しいかどうか問う場合に言い換えることができそうです。
この案件の適否は、今後の会議で相談します。
③要否
要否=「必要か、不必要か」の意味
「要否」は、対象がなくてはならないものかどうかを問う場合に使用します。
「やるかやらないか」以前に、それが必要かどうか問いたい際に用いると良いでしょう。
この案件の要否は、今後の会議で相談します。
④可否
可否=「賛成か、反対か」の意味
「可否」には同時に、「良いことと、悪いこと」という意味もあります。
事象に対する、是非・正誤の判断基準を意味する言葉です。
この案件についての可否は、今後の会議で議論します。
⑤有無
有無=「ものの有ること、無いこと」の意味
「有無」は対象が有るか、無いかを表現するシンプルな言葉です。
同時に「承諾すること、断ること」という意味ももつため、状況によっては「やるかやらないか」の言い換え語として使用できます。
この案件については、有無を言えない状況です。
⑥可不可
可不可=「可能なことと、不可能なこと」の意味
「可不可」には、「良いことと、悪いこと」という意味もあります。
「可否」と似たような使い方もされますが、どちらかというと「可不可」の方が「可能」「不可能」を問いかける印象が強いようです。
この案件の可不可は、今後の会議で相談します。
⑦実施か中止か
実施か中止か=「計画などを実際に行うのか、行わないのか」という意味
「実施」とは、実際に行うことを意味する「実行」と同じ意味合いの言葉です。
「やるかやらないか」の対象が、イベントや計画であった場合に言い換えることができる言葉です。
この案件について実施か中止かは、今後の会議で相談します。
⑧達成可能か
達成可能か=「目標を成し遂げられるかどうか」の意味
「やるかやらないか」の対象が、成し遂げられるものかどうか分からない場合に言い換え語として利用できます。
「やるかやらないか」を考え、やったうえで達成できない場合もありますので、言い換えられない場合もあります。
この件が達成可能かどうかは、今後の会議で相談します。
⑨実現できるかどうか
実現できるかどうか=「計画や期待が現実になるかどうか」の意味
「実現」は、対象が現実化するという意味があります。
⑧「達成可能か」と同じく、「やるかやらないか」の対象が、現実のものとできるかどうかが問われるものの場合、使用できる言い換え語です。
この案件が実現できるかどうかは、今後の会議で相談します。
⑩許容されるか
許容されるか=「そこまで良しとして認める」の意味
「許容」には、同時に大目にみるという意味もあります。
そのため「やるかやらないか」の対象が、良いと認められるラインかどうかという点が問われる場合に言い換えることができそうです。
この件が許容されるかは、今後の会議で相談します。
やるかやらないかの”カジュアル”な言い換え・類語!
やるかやらないかのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪するかしないか
するかしないか=「実施するか、実施しないか二者択一」の意味
「やるかやらないか」の「やる」は「何かを行うことを、広く・漠然という」意味です。
対して「するかしないか」の「する」は、さらにシンプルに「行う」という意味をもちます。
そのため「するかしないか」の方が、広く使われる一般的な言葉と言えるでしょう。
この案件をするかしないかは、今後の会議で決まるみたい。
⑫するか否か
するか否か=「行動をとるのかとらないか」の意味
「か否か」は前述の事柄に対して、別の選択肢を提示する言葉です。
そのため「するかしないか」と全く同じ意味となりますが、少し漢文調のため、⑪「するかしないか」を少しフォーマルに捉えられるようです。
この案件をするか否かは、今後の会議で決まるようです。
⑬ありかなしか
ありかなしか=「認められるか認められないか」の意味
「ありかなしか」は、カジュアルな表現です。
対象が認められるか認められないか、感覚的に考える際に用いられます。
この案件がありかなしかは、今後の会議で決まるみたいだね。
⑭やるかどうか
やるかどうか=「実施するか実施しないか、いずれかということ」の意味
「どうか」には、「その判断に自信がなく、迷う」という意味が込められています。
そのため、「やるかやらないか」の二択より、少し曖昧な印象があるようです。
この案件をやるかどうかは、今後の会議で決まるみたい。
⑮Do or Don’t
Do or Don’t=「やるかやらないか」の意味
「Do or Don’t」は「やるかやらないか」の英訳です。
近い言葉には、シェイクスピアの『ハムレット』の「To be, or not to be, that is the question.(生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ)」などがあります。
この案件については、Do or Don’tというわけさ。