今回は「態度」の言い換え表現を紹介します!
「態度」は「物事や他者に対して感じたことが、言葉や表情等に表現されたもの」という意味の言葉です。
そのため、相手へ向けた言葉・行動の全てが対象です。
お客様に対する今回の態度はいかがなものかと思います。気を付けましょう。
非常にシンプルな言葉のため、使い方によってはフォーマルなシーンでも、カジュアルなシーンでも使用できます。
この記事では「態度」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
態度の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは態度のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①姿勢
姿勢=「心構え」という意味
「姿勢」は「体の構え方」という意の言葉ですが、同時に「物事に対する心の持ち方」にも使用できます。
心に関しても、その心の構え方に重きを置いた言葉のようです。
そのため「姿勢」は、言い換え語として最適だと考えられます。
お客様に対する今回の姿勢はいかがなものかと思います。今後について話し合いましょう。
②対応
対応=「相手に応じて、相応しい行動をする」という意味
「対応」は「互いに向かい合う」等という別の意や、数学の用語として使用される一面もあり、多くの意味をもちます。
言い換え語として使用する際は、その場に合わせた行動をとるという意となります。
「対応いたします」等のかたちで、フォーマルな場でも用いられる語です。
お客様に対する今回の対応はいかがなものかと思います。今後について話し合いましょう。
③振る舞い
振る舞い=「事を行なう様子」の意味
「振る舞い」は、行動や動作の仕方を表す直接的な言葉です。
また、送り仮名を削除して「振舞」と表記されるときもあるようです。
公用文も「振舞」は許容されてはいるものの、原則「振る舞い」表記となっており、注意が必要です。
お客様に対する今回の振る舞いはいかがなものかと思います。今後について話し合いましょう。
④立ち居振る舞い
立ち居振る舞い=「日常動作における、身のこなし」の意味
「立ち居振る舞い」と似た「立ち振る舞い」という言葉も存在します。
細かい内容や成り立ちなどに関して諸説あるようですが、一般的には大きな違いはないようです。
また、送り仮名を削除して「立居振舞」と表記するときもあるようです。
お客様に対する今回の立ち居振る舞いはいかがなものかと思います。今後について話し合いましょう。
⑤所作
所作=「身のこなしや仕草」の意味
「所作」は仏教に関する言葉で、本来「読経・礼拝などの神仏に対する行い」を表します。
そのためか、礼儀作法としての「身のこなしや仕草」の意味合いも込められているようです。
言葉遣いというよりは、体の動かし方に関する内容が中心のようです。
お客様に対する所作として、先ほどのものはいかがなものかと思います。今後について話し合いましょう。
⑥向き合い方
向き合い方=「対面する方法」の意味
「向き合う」は、「互いに正面を見て、相対する」という意の言葉です。
特に、言葉遣いや行動全てを指します。
相手と対峙したときの様子を表現する際に使えそうです。
あなたのお客様への向き合い方は、いかがなものかと思います。今後について話し合いましょう。
⑦受け答え
受け答え=「相手の言う内容に応じて答える」という意味
「受け答え」は、相手へ返答をする際の様子が話題となっていたときに用いられます。
言動を中心とする言葉のため、行動に対しては使いません。
また、熟語で「応対」等と言い換えても良いかもしれません。
君のお客様への受け答えはあまり良くありません。今後について話し合いましょう。
態度の”カジュアル”な言い換え・類語!
態度のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧行儀
行儀=「行為・動作の作法」という意味
「行儀」は、礼儀の面からみた、立ったり座ったりする際の身のこなしを表現する言葉です。
また、仏教に関する用語として「行事・儀式のやり方」という意ももちます。
そこから「手本となるべき姿・作法」という意味合いが込められるようになったと考えられます。
取引相手に対して、行儀がなってないよ。後でちょっと話そう。
⑨様子
様子=「そぶり」という意味
「様子」にはさまざまな意味があり、物事の「様式」「状態」「事情」等も表現できます。
また、「様子」は平仮名で「ようす」と表記されますが、大きな違いはないようです。
非常にシンプルな言葉のため、さまざまな場面で活躍しようです。
今回のお客様に対してのあなたの様子は、いかがなものかと思います。今後について話し合いましょう。
⑩行動
行動=「実際に何かをする・行う」の意味
話題の対象が何か動作を示しているとき、「行動」に変更できます。
シンプルな言葉のため、さまざまな状況で使用できる言葉です。
今回のお客様に対してのあなたの行動は、いかがなものかと思います。今後について話し合いましょう。
⑪仕草
仕草=「日常の振る舞い」の意味
「仕草」は、他に「やり方」「仕打ち」という意ももっています。
また、特に「相手に何かを伝えようとする」行為は「身ぶり」といいます。
君の接客時の仕草はあまり良くないよ。ちょっと話そう。
⑫感じ
感じ=「印象」の意味
「感じ」はシンプルな言葉のため、さまざまな意味をもちます。
言い換え表現として使うときは、相手に接する際に受ける印象を示す言葉となります。
ただしカジュアルな表現のため、ビジネスシーンでの利用は控えた方がよさそうです。
君の接客の感じはあまり良くないよ。ちょっと話そう。
⑬スタンス
スタンス=「ある行動をとる際の姿勢」の意味
「スタンス」は英語で「stance」と書きます。
ビジネスシーンにおいては、仕事に対する「やる気」や「姿勢」を示す用語となります。
仕事中における様子について話す際、使用できます。
君の接客のスタンスはあまり良くないよ。ちょっと話そう。
⑭リアクション
リアクション=「反応」という意味
「リアクション」は英語で「reaction」と書きます。
相手の発言等に対して、何らかの反応を示す話題だった際、変更できます。
君のお客様へのリアクションはあまり良くないよ。ちょっと話そう。
⑮ノリ
ノリ=「場の雰囲気に合わせ、調子づく」の意味
「周囲の楽しげな空気に合わせる」際に用いることができます。
ただし「ノリ」は非常にカジュアル言葉のため、フォーマルな場では絶対に使用しないように気をつけましょう。
いつものノリで接客するのあまり良くないよ。ちょっと話そう。