今回は「~による」の言い換え表現を紹介します!
「~による」は「それを原因とする」というときに使う言葉です。
この言葉は、前後の文脈次第でカジュアルにもフォーマルにもなる可能性がある言葉といえるでしょう。
この記事では「~による」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
~によるとは?意味は「原因となるものを指す」
「~による」の意味=原因となるものを指す言葉
オールマイティな印象があり、どのシーンでも扱いやすい言葉といえます。

お客様のご都合によるキャンセルは承っておりません。
~によるの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「~による」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①如何でも(いかんでも)


「如何」=「どのようであるか」の意味
フォーマルな言葉の中でもかなり固い印象があるので、改まったシーンで使うとよいでしょう。
例文



お客様都合が如何でもキャンセルは承っておりません。
②次第での


「次第」=「物事の、そうなるに至った理由。わけ」の意味
ビジネスのおいて様々なシーンで、よく使われる言葉です。
例文



お客様のご都合次第でのキャンセルは承っておりません。
③〜につきましては


「〜につきましては」=「話をしてきたその内容そのものや、その内容に関係した話が続く時に使われる接続詞」の意味
「次第」と同様に、ビジネスにおける様々なシーンで多く使われる言葉です。
例文



お客様都合のキャンセルにつきましては承っておりません。
④〜に際しましては


「〜に際しましては」=「話をしてきたその内容そのものや、その内容に関係した話が続く時に使われる接続詞」の意味
前後の文章を変えることで、幅広く使える言葉です。
ビジネスシーンに慣れていない方でも比較的使いやすい言葉となっています。
例文



自己都合によるキャンセルに際しましては、その旨を承っておりません。
⑤〜を以って(もって)


「〜を以って」=「手段や方法、材料、仲介物、根拠などを表す言葉」の意味
「~を以って」は「によって」よりも改まった表現で、普通の会話ではあまり使用されません。
例文



お客様のご都合を以ってのキャンセルは承っておりません。
⑥〜を持って


「〜を持って」=「物事がそうなった理由や原因を示す表現」の意味
「〜を以って」とよく似ている言葉です。
厳密には意味が違いますが、「~を以って」よりもカジュアルな印象で使われる場合が多いといえるでしょう。
例文



お客様のご都合を持ってのキャンセルは承っておりません。
⑦〜での


「〜での」=「〜による」の意味
「~を以って」までの言葉と比較して、若干フォーマルさに欠ける言葉ですが、多くのビジネスシーンで使って問題のない言葉といえるでしょう。
例文



お客様のご都合でのキャンセルは承っておりません。
⑧〜に伴う


「〜に伴う」=「前述のものと一緒になる、付随する、原因とする」の意味
様々な書面などでも見かける言葉でもあるので、比較的フォーマルな言葉であるといえるでしょう。
例文



お客様のご都合に伴うキャンセルは承っておりません。
⑨〜に基づく


「〜に基づく」=「それが基になって起おこる」の意味
様々な書面などでも見かける言葉でもあるので、比較的フォーマルな言葉であるといえるでしょう。
例文



お客様のご都合に基づくキャンセルは承っておりません。
⑩〜においては


「〜においては」=「もし…の場合には」の意味
ここまで紹介してきた言葉よりもフォーマルさが薄くなる言葉といえるでしょう。
親しい中での打ち合わせなどでは、問題なく使える言葉です。
例文



お客様のご都合においてはキャンセルは承っておりません。
~によるの”カジュアル”な言い換え・類語!
「~による」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪〜を理由とした


「〜を理由とした」=「物事がそうなった理由や原因を示す表現」の意味
前後の文脈次第でカジュアルにもフォーマルにのなる可能性がある言葉といえるでしょう。
カジュアルな印象が強くなると、理屈っぽく捉えられる可能性があることに注意しましょう。
例文



お客様のご都合を理由としたキャンセルは承っておりません。
⑫〜で


「〜で」=「〜による」の意味
日常的にも使われることが多い言葉であるため、カジュアルな印象が強くなる傾向にある言葉といえるでしょう。
例文



お客様の都合でキャンセルは承っておりません。
「~による」の豆知識・ちょっといい話
「~による」を、もっと面白く知れる小話をまとめました。
「よる」には漢字が五つもある
「よる」は寄る・因る・拠る・依る・由ると五通りに書き分けられる。
近づく「寄る」、原因の「因る」、根拠の「拠る」、頼る「依る」、経緯の「由る」。同じ読みでも、意味の重心がそれぞれ違う。



同じ読みで五つも書き分けるとは。
原因なら「因る」、根拠なら「拠る」
「不注意に因る事故」は因、「資料に拠ると」は拠が収まる。
因るは物事の原因を、拠るはよりどころや根拠を示す。理由を述べるか出典を示すかで、あてる漢字が入れ替わる。



原因と根拠で字が変わるんだね。
論文では「ひらがな」が無難
迷ったら「による」とひらがなで書くのが安全。
「由る」は表外読みで、公用文や新聞では使わず、ひらがなか「因る」に直される。書き分けに自信がなければ、論文でもひらがな表記のほうが読みやすい。



公用文はひらがな、と覚えておきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。