今回は「主体性」の言い換え表現を紹介します!
「主体性」は行動する際に自分の意志や判断に基づいていて自覚的であること・また、そういう態度や性格を意味の言葉です。
部下に対して主体性を持って行動することの重要性を強調した。
「主体性」は主にビジネスシーンで使うややフォーマルな言葉です。
この記事では「主体性」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
主体性の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは主体性のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①企画力がある
企画力がある=「課題の本質を見きわめて、解決する方法とそのプロセスを導き出す力のこと」の意味
「主体性」は自分から進んで行動する力で、「企画力がある」というのは新しいアイデアを出して計画にする力です。
自己主張ができており、また自ら進んで行動しているので「主体性」の言い換えとしてふさわしい言葉です。
またアイディアを出せる人材はいくらいても困らないので、履歴書にピッタリな言葉でしょう。
ビジネスシーンで使うことが多いややフォーマルな言葉です。
部下に対して企画力があることの重要性を強調した。
②自発性
自発性=「他からの影響・強制などではなく、自己の内部の原因によって行われること」の意味
「主体性」は自分で考えて行動する力を、「自発性」は自分から進んで行動することを表します。
意味には若干の違いがありますが、「主体性」を持つ多くの人は「自発性」も併せ持っているといえます。
そういう意味ではどちらも同じ意味として使われています。
日常生活ではほとんど使わない、フォーマルな言葉です。
部下に対して自発性を持って行動することの重要性を強調した。
③自己主張
自己主張=「自分の意見や考え、欲求などを言い張ること」の意味
「主体性」は自分から行動することで、「自己主張」は自分の意見を伝えることです。
自分の行動の正当性を伝えるために「自己主張」は重要です。
「自己主張」しない、しても理解を得られなかった時の「主体性」は、協調性のない「わがまま」になってしまうかもしれません。気をつけましょう。
日常生活ではほとんど使わない、ややフォーマルな言葉です。
部下に対して自己主張することの重要性を強調した。
④自己表現
自己表現=「自分の内にあるものを別の形にして外部化すること」の意味
「主体性」は自分から行動することで、「自己表現」は自分の気持ちや考えを伝えることです。
「自己主張」と同じ伝える表現ですが、「自己表現」はやや遠回しに伝えることで、例えば絵や歌で自己を表現します。
自分や作品の大元となるテーマであり、伝わったら嬉しいなくらいの主張だといえます。
日常生活ではあまり使わない、ややフォーマルな言葉です。
部下に対して自己表現をすることの重要性を強調した。
⑤自主性
自主性=「ある事柄に対して誰かに指示される前に行動できること」の意味
「主体性」は自分から進んで行動する力で、「自主性」は自分で決めたことを実行する力です。
例えば、文化祭の準備で自分が中心になって積極的に行動するのが「主体性」といえます。
指示されなくても「これをやってほしいはず」と、自分で考えて進んで行動に移すのが「自主性」だといえます。
日常生活でもたまに使いますが、ややフォーマルな言葉だといえます。
部下に対して自主性を持って行動することの重要性を強調した。
⑥自立性
自立性=「他者の支援なしに自分の力で物事を行うこと」の意味
「主体性」は自分から動く力で、「自立性」は自分で生活や勉強をする力です。
どちらも自分から行動する力ですが、自分中心に周りの人も動かすのが「主体性」といえます。
一方「自立性」は、自分一人で完結できることを表します。
日常生活ではほとんど使わない、ややフォーマルな言葉です。
部下に対して自立性を持って行動することの重要性を強調した。
⑦自律性
自律性=「物事を進めるにあたり自分自身で計画を立て、自らの考えで目的達成のために行動すること」の意味
「主体性」は自分から動く力で、「自律性」は自分のルールや計画に従って行動する力です。
主に職場で上司からの指示を待つことなく、自らの意思でルールや計画を考えて判断し行動します。
意味としては「自主性」、言葉としては「自立性」と近いですが、それぞれ違った使い方をします。
日常生活ではほとんど使わない、フォーマルな言葉です。
部下に対して自律性を持って行動することの重要性を強調した。
⑧能動的
能動的=「自らが考えて物事に取り組むという意味」の意味
「主体性」は自分から進んで考えたり行動する力で、「能動的」は自分から積極的に行動することです。
「積極的」に近いですが、「能動的」は若干消極的で、その分しっかり考えてから自ら進んで行動することです。
一見「能動的」の方が良さそうですが、考えた末に行動に移さないこともあり、「積極的」に考えず行動することで道が開けることもあるため、どちらが優れているとは言えない部分があります。
日常生活ではほとんど使わない、フォーマルな言葉です。
部下に対して能動的に行動することの重要性を強調した。
⑨自己決定
自己決定=「自己の事柄に関して、自ら決定すること」の意味
「主体性」は自分から進んで行動する力で、「自己決定」は自分で決めたことを実行する力です。
ビジネスにおいては「自己決定」の方がやや強引な印象を与えます。
しかし、正しい方向に迷いなく突き進む姿にはリーダーシップを感じるため、バランスの良さが重要だといえるでしょう。
日常生活ではほとんど使わない、ややフォーマルな言葉です。
部下に対して自己決定することの重要性を強調した。
主体性の”カジュアル”な言い換え・類語!
主体性のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩積極的
積極的=「物事を自ら進んで行う様子・活発に推進していくさま」の意味
「主体性」は自分から行動すること、「積極性」は前向きに行動することです。
どちらも自ら進んで行動することですが、「主体性」の自分を中心とするニュアンスで言い換えられるでしょう。
「リーダーとして主体的に行動する」「リーダーに積極的に協力する」前向きという意味で、前者は「積極的」に言い換えられますが、後者を「主体的」とは言い換えられないですね。
ビジネスシーンでも使いますが、主に日常生活で使うややカジュアルな言葉だといえます。
部下に対して積極的に行動することの重要性を強調した。
⑪行動力がある
行動力がある=「目標や目的のために自ら考え行動を起こす力」の意味
「主体性」は自分から考えて行動する力で、「行動力」があるというのは決めたことをすぐに実行する力です。
履歴書などに使える言い換えで、意味は「自主性」や「自律性」を含んだ広い意味になります。
何も考えずよく失敗する人は逆に「行動力がある」とポジティブに捉えましょう。
ビジネスでも使えますが、日常生活でも頻繁に使うのでニュートラルな言葉だといえるでしょう。
部下に対して行動力があることの重要性を強調した。
⑫責任感が強い
責任感が強い =「自分の立場や発言に責任を持ち、誠実に仕事に向き合う」の意味
「主体性」は自分から考えて行動する力で、「責任感が強い」というのは自分がやるべきことをきちんとやる力です。
「やるべきことをきちんとやる」ことは自分の意志や判断に基づいているため「主体性」があるといえますね。
こちらも履歴書に書けるポジティブな言葉です。
日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。
部下に対して責任感が強いことの重要性を強調した。
⑬問題解決能力がある
問題解決能力がある=「問題の発生原因を分析し、現実的かつ的確な解決策を見つけて解決に導くスキル」の意味
「主体性」は自分から考えて行動する力で、「問題解決能力がある」は問題が起きた時に自分で解決できる力です。
「自立性」に近い言葉で、職場ではとても頼りになる能力なので、こちらも履歴書に使えます。
同じく日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。
部下に対して問題解決能力があることの重要性を強調した。
⑭物おじしない
物おじしない=「気後れしないこと・または恐れを抱かず勇敢であるさま」の意味
「主体性」は自分から進んで行動する力で、「物おじしない」は怖がらずに行動する力です。
行動に移すという点で共通していて、「積極的」と近い意味だといえるでしょう。
履歴書に書く際「積極的」を言い換える言葉として使える言葉です。
同じく日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。
部下に対して物おじしないことの重要性を強調した。
⑮アイデンティティ
アイデンティティ=「さまざまな個性をもつ他者・社会との関わりにおける自分らしさ」の意味
「主体性」は自分から進んで行動する力で、「アイデンティティ」は自分がどんな人かを知っていることです。
一言でいうと個人の「個性」であり、「自己主張」や「自己表現」に近い言葉ですね。
社会的に多様性が求められる中、アイデンティティは新しい発想をもたらすために必要不可欠です。
同じく日常生活・ビジネスシーンどちらでも使える、ニュートラルな言葉です。
部下に対してアイデンティティの重要性を強調した。
いかがでしたでしょうか?自己㏚や面接で使える言葉を中心に紹介したため、日常生活で使えるカジュアルな言葉が少なめでしたが、きっとお役に立てるであろう言葉を厳選してみました。この記事があなたの悩みを解決できたのなら幸いです。