今回は「台パン」というゲーム用語について解説します!
「台パン」とは、ゲームなどに負けた腹いせに台をたたくという意味の言葉です。
「負けて台パンしちゃった」みたいに使うよ!
台パンは、ゲームセンターでマナーの悪い客が台を殴る行為が横行していたことが由来だと考えられています。
この記事では「台パン」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
台パンとは?意味は「ゲームなどに負けた腹いせに台をたたく」
「台パン」の意味=ゲームなどに負けた腹いせに台をたたく
台パンとはゲームなどに負けた腹いせに台をたたくという意味のゲーム用語です。
「台」はゲームセンターに置かれている筐体(きょうたい)のことを指します。筐体とはゲームの機械が入っている箱のことです。
この「台をパンチする」を略した用語が「台パン」といいます。
パンチに限らず蹴りを入れたりする行為も「台パン」ですし、家庭用ゲームでコントローラーを叩いたり、PCデスクやテーブルを叩くことも「台パン」です。
なぜ台パンをするのかといえば、下記が主な理由です。
- 苛立ちを発散するため
- ゲームがクリアできない、何度もミスをしたりして気に入らないから
しかし「台パン」は、場合によっては器物損壊罪に当たります。責任を負わされることもありますので、やらない方がいいです。また、ゲームを単純に楽しんでいる人を怖がらせてしまうので、ストレス発散は別の方法で行うことをお勧めします。
台パンが迷惑行為であることは間違いないですね。
台パンの発祥や元ネタは「ゲームセンターでマナーの悪い客が台を殴る行為が横行していたこと」
「台パン」の元ネタ、発祥=ゲームセンターでマナーの悪い客が台を殴る行為が横行していたこと
台パンは、ゲームセンターでマナーの悪い客が台を殴る行為が横行していたことが由来と言われています。
ゲームセンターやパチンコ店などのアミューズメント施設で使用されていた「台パン」ですが、家庭用ゲームやインターネットの普及とともに2010年代ころSNS上で広まったと考えられます。
台パンが一気に知られるきっかけとなったのは、Youtube番組「SAWAYAN GAMES」。
2020年から始まった外国人兄弟サワとヤンが日本語でゲーム実況をする番組です。この番組で行われる「台パン」がサワの代名詞と言われるほど人気のスタイルとなっています。
サワの台パンは、もどかしさからだけでなく1位になった時の喜びを表現する場合もあります。
しかし、台パンによる騒音から近隣トラブルもあったそうです。繰り返しにはなりますが、「台パン」は良いことではないので注意が必要です。
現在TwitterなどのSNSでは、苛立ちの表現だけでなく、喜びや嬉しい時など感情が昂った時の表現として「台パン」と使用されるようになりました。
感情が昂ったときに台パンするんだね。
台パンの使い方・例文
「台パン」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
苛立ちを発散する「台パン」
買ったばかりのゲーム機が壊れてるんだけど…
ムカついて台パンしたら壊れちゃった
使用例②
嬉しい時の「台パン」
ドンドンうるさいわね!
推しのライブが当たって嬉しすぎて台パンしてたわ
使用例③
注意するときの「台パン」
わー!最後に負けた!悔しい!(ドンドン)
ちょっと、お兄ちゃん。うるさいから台パンやめて!
台パンの類義語や対義語
台パンの類義語と対義語についても見ていきましょう!
台パンの類義語
台パンの類義語としては下記のものがあります。
台バン
台パンと同じ意味で「台をバンバン叩く」略語。台パンを言い換えて台バンという人もいる。
面白すぎて台バンした。
台パンの対義語
台パンの対義語はありませんでした。