今回は「ガンダ」という言葉について解説します!
「ガンダ」とは、全力疾走するという意味の若者言葉です。
ガンダしたから間に合った!みたいに使うよ!
ガンダとは、ガンガン(勢いがいい様)ダッシュ(走る)という言葉を合わせた、全力疾走という意味の若者の間で使われている略語です。
この記事では「ガンダ」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
ガンダとは?意味は「全力で走ること」
「ガンダ」の意味=全力で走ること
ガンダとは全力で走るという意味の若者言葉・略語です。
「機動戦士ガンダム」と響きが似ている言葉ですが、違う意味の言葉です。
また、千葉県銚子市付近の方言で 鉄くず のことを がんだ と呼ぶそうですが、こちらも違う意味の言葉です。
ガンダとは、「ガンガンダッシュ」する=全力疾走する という意味の言葉です。そのまま 実際に走るという意味で使われるだけでなく、「急ぐ」「頑張る」「本気を出す」というニュアンスも含んで使われることもあります。
ガンダは、「頑張る」や「本気を出す」というニュアンスを含み、ポジティブな印象の言葉です。
ただ、目上の方やビジネスシーンで使用する言葉では無く、友人などの仲間内だけで楽しむ程度に使用するように心がけたほうが無難です。
ガンダって「本気で」「全力で」という意味もあるんだね
ガンダの元ネタは「ガンガン」と「ダッシュ」を組み合わせた言葉
「ガンダ」の元ネタ=「ガンガン」と「ダッシュ」という言葉を組み合わせた言葉
ガンダ という言葉は、勢いが激しい様子を表す「ガンガン」と、走る「ダッシュ」を組み合わせて作られた言葉です。
ガンダ が使われ始めた時期は不明ですが、「ガングロ(黒く日焼けした肌色のメイク)」や「ガン見(まじまじと見る・凝視すること)」などの言葉がよく使われるようになった1990年代後半頃に、これらの言葉と同じように広まってきたものと考えられます。
2023年現在では、ネットやテレビで頻繁に見かけたり、耳にしたりすることはないので、古い言葉になっている可能性があります。
「ガングロ」や「ガン見」などの若者言葉は、その当時の若者たちが仲間内で会話の促進や、仲間意識を高めるために遊び心を取り入れた特有の言い回しのことです。
若者言葉は、現代から使われるようになった言葉ではなく、古くは 清少納言の枕草子にも当時の若者が使っていた言葉の乱れについて記述されている箇所があります。
古い時代から、若者は独自の言い回しを楽しんでいたんですね。
ガンダの「ガン」は、いろんな言葉に使われているね
ガンダの使い方・例文
「ガンダ」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
ガンダを「急ぐ」という意味で使用した場合
仕事終わりに映画に行こう!
18時半の上映には、ガンダで行けば間に合いそうだよ!
使用例②
ガンダを「全力疾走」という意味で使用した場合
全然、来ないけど、どうしたの??
ゴメン、寝坊した
今、ガンダで向かっているよ
使用例③
ガンダを「急ぐ・頑張る」という意味で使用した場合
これから外に遊びに出かけよう
ちょっと待って
ガンダでこのゲームクリアするから
ガンダの類義語や対義語
ガンダの類義語と対義語についても見ていきましょう!
ガンダの類義語
ガンダの類義語としては下記のものがあります。
ダッシュ
時間ギリギリでダッシュしてきたよ
ガン見
「ガン」を使った類義語
さっきのカフェの店員さん
かっこよくてガン見しちゃった
ガングロ
「ガン」を使った類義語
私の友達はみんなガングロだよ
ガンダの対義語
ガンダの対義語としては下記のものがあります。
スローペース
あの人はスローペースだなぁ
のんびり
のんびりと景色を見ながら行きましょう
のろのろ
のろのろしてたら間に合わないよ