今回は「干物女」という流行語について解説します!
「干物女」とは、だらけることが好きで、恋愛から遠ざかっている女の人という意味の言葉です。
「休日はパジャマのままだなんて干物女だ」みたいに使うよ!
「干物女」は、ひうらさとるさんの漫画「ホタルノヒカリ」(2004年)の主人公・雨宮蛍のことを指す言葉として生まれました。
この記事では「干物女」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
干物女とは?意味は「恋愛から遠ざかっている女の人」
「干物女」の意味=恋愛から遠ざかっている女の人
干物女とは恋愛から遠ざかっている女の人という意味の流行語です。
干物女の具体的な行動の例を挙げると
- 休日はパジャマのまま布団の中で過ごす
- 半年ほど美容院にいっていない
- 平日の仕事終わりは漫画を読みながら一人で晩酌をする
- ドキドキすることがない
- メールの返信が遅い、短い
などがあり、恋愛をめんどくさがっているような人のことを指します。
あまり言われて嬉しい言葉ではありません。
また、「干物女」というのは魚が干からびた様子を表しているので、干物女にも魚のようにピチピチした時代があった=恋愛経験があることも前提としてあります。
恋愛をする気がないような行動をしている女の人ってことなんだね!
干物女の発祥は「漫画『ホタルノヒカリ』の主人公」
「干物女」の発祥=漫画『ホタルノヒカリ』の主人公・雨宮蛍
「干物女」は、漫画『ホタルノヒカリ』の中にでてくる主人公・雨宮蛍の姿を指す言葉として使われていたのが発祥です。
『ホタルノヒカリ』は2004年に連載をスタートさせた漫画なので、使われ始めたのもその時期からと言えます。
また、2007年には、ドラマ化をされており、綾瀬はるかさんが主演を務めました。
その様子を多くの女性の共感を呼び、「干物女」という言葉も世の中に広く浸透しました。
2007年には、流行語大賞の候補語60語にも選ばれた言葉です。
ヒットした漫画やドラマで使われていた流行語なんだね!
干物女の使い方・例文
「干物女」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例① 日常生活の会話
友人や家族などと会話しているときの「干物女」の使い方です。
今日も一日パジャマで過ごしちゃった~
それもう干物女じゃん……
使用例② 日常生活の会話②
友人や家族などと会話しているときの「干物女」の使い方です。
今日は金曜日だから、仕事終わりは家で晩酌だ~
それは最高だね!
冷凍食品と一緒に漫画読みながらの晩酌が最高なんだよね~
え……それってもう干物女……。
使用例③ 自分のことを話す場面
自分の行動が干物女にあてはまるときの「干物女」の使い方です。
私、実は干物女なんだ~
職場の様子からは全然想像できないね!
干物女の類義語や対義語
干物女の類義語と対義語についても見ていきましょう!
干物女の類義語
干物女の類義語としては下記のものがあります。
化石女(かせきおんな)
「化石女」は恋愛にほとんど興味を示さない女性という意味の言葉です。
あの子、まったく彼氏が欲しくないだなんて……化石女だな。
喪女(もじょ)
「喪女」は男性にモテそうにない性格や見た目の女性という意味の言葉です。
こんな見た目だし恋愛なんてどうてもいいわ。喪女だもん。
干物女の対義語
干物女の対義語としては下記のものがあります。
ステキ女子
『ホタルノヒカリ』で、実際に「干物女」と対称的な言葉として使われていた言葉です。
外見がよいのに加え、仕事も完璧にこなす女性という意味の言葉です。
清潔感があって、仕事もぬかりない……まさにステキ女子だ!