今回は「激ロー」というゲーム用語について解説します!
「激ロー」とは、敵の体力が残り少ない!という意味の言葉です。
「攻めるなら激ローの今だ!」みたいに使うよ!
「激しいローテンション」また、「激しく低い給料や年収」等の意味で一部の若者が使っていたのが始まりです。
当初は、現在使われている意味とは、少し違った使われ方だったようですね。
この記事では現在の「激ロー」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
激ローとは?意味は「敵の体力が残り少ない」
「激ロー」の意味=敵の体力が残り少なく、瀕死の状態であるということ
激ローとは敵の体力が残り少ないという意味のゲーム専門用語です。
シューティングゲームのFPSやTPSで使われ、激ローは「激しく」と「Low」を合わせて略した言葉です。
FPS:ファーストパーソンシューティング(一人称視点)の略。主人公と同じ視点で操作するシューティングゲームの事。CoDシリーズ、レインボーシックスシージ、APEX、VALORANT などがある。
TPS:サードパーソンシューティング(三人称)の略。主人公の後方視点で操作するシューティングゲームの事。フォートナイト、PUBG、スプラトゥーンシリーズなどがある。
これらのFPSやTPSは、オンライン上に集まったプレイヤー達が、協力し合いながら敵を(敵チームを)倒すスタイルのゲームで、今や人気の高いジャンルとして確立しています。
一瞬の気の緩みや不注意で敵に攻撃されてしまうことがあるため、その時々の正確な状況判断が重要です。簡潔に今の状況をに仲間同士で伝え合い、連携をとっていく事が必要です。そんな中で「激ロー」は、敵の弱った状況を即座に仲間に知らせるために隠語っぽく使います。
「ロー」は体力が低い状態、さらに体力が無く、瀕死の状態を「激ロー」と言います。
厳密に数値で表す定義はないので、あくまでも仲間同士で知らせ合う、ざっくりとした表現です。
敵がとてつもなく弱っている状態ってことなんだね!
激ローの発祥や元ネタは「オンラインゲーム」
「激ロー」の元ネタ、発祥=FPSやTPSなどのオンラインゲーム
実は元々、激ローという言葉が使われたのは2000年頃。
- メンタルの弱い状態
- テンションが低い(ローテンション)状態
- 給料や年収がとても低いこと
これらを表す言葉として一部の若者の間で使われていました。
しかし流行はせずに廃れ、2018年頃からオンラインゲームが人気になり始めると、色々なゲームの専門用語が誕生する中で「激ロー」も使われるようになりました。
味方に、敵の体力が低い状態を瞬時に伝えるために、できるだけ短い言葉に短縮されたのは納得ですね。
ゲームの中で状況を簡潔に表現するために使われ始めたんだね!
激ローの使い方・例文
「激ロー」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
二人がかりで攻撃したら弱ってきてるね〜
今相手は激ローだから一気にトドメを刺そう!
使用例②
よくここまで一人で耐えたね!
俺も限界!激ローにしたからあとは頼んだ!
使用例③
この敵強すぎない?
ほんとだ!さっきまで激ローだったのにもう回復してる!
激ローの類義語や対義語
激ローの類義語と対義語についても見ていきましょう!
激ローの類義語
激ローの類義語としては下記のものがあります。
ロー
敵が激しく弱っている「激ロー」に対し、少しだけ弱っている状態。
まだローだから強気でいくには注意が必要だよ。
ミリ
敵の体力が少ないこと。単位のミリメートルから派生。
ラスボスをミリまで追い詰めた!!
激ローの対義語
激ローの対義語はありません。