ご迷惑の言い換え15語!ビジネスで使える別の言い方を紹介!

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今回は「ご迷惑」の言い換え表現を紹介します!

「ご迷惑」は「迷惑」に丁寧の「お(御)」をつけた表現で、「迷惑」は不快、面倒、困惑といった思いをさせるという意味の言葉です。

ご迷惑をおかけして、大変申し訳ございませんでした。

ビジネスシーンでも、日常生活でも使われるニュートラルな言葉です。

この記事では「ご迷惑」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

ご迷惑の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!

まずはご迷惑のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。

①ご苦労

ややフォーマルな言葉を表す画像

ご苦労=他者を敬い、その人の「苦労」をいう語

武士の時代、主君が家来に対して労いの言葉をかけていた「ご苦労であった」が語源と言われている言葉で、「ご苦労様」は「ご苦労」の丁寧な表現です。

「ご苦労様」は目上の人から目下の人に使うのに対し、「お疲れ様」は同僚、目上の人に対して使われます。

部下や同僚に対しては、「お疲れ様です」や「ありがとうございました」など、より丁寧な表現を選ぶこともできます。

例文

ご苦労をおかけして大変申し訳なかったです。

②お手数

ややフォーマルな言葉を表す画像

お手数=「相手に対して手間や労力をかけること」の意味

相手に依頼や希望を伝えるときに「お手数をおかけしますが」のように使われます。

明確な由来は特定できないものの、古くから使われてきた言葉で、ビジネスシーンや日常会話で頻繁に使われる言葉の一つです。

「ご面倒をおかけします」「お手間をとらせてしまい」「お忙しいところ申し訳ございませんが」のように言い換えることができます。

例文

お手数をおかけして、大変申し訳ございませんでした。

③不都合

ややフォーマルな言葉を表す画像

不都合=「都合が悪いこと」の意味

相手に対して何かをお願いしたり、迷惑をかけてしまう可能性がある場合などに使われる言葉です。

似ている言葉に「問題点」「課題」「リスク」などがあります。

例文

大変不都合をおかけいたします。申し訳ございません

④ご造作

フォーマルな言葉を表す画像

ご造作(ごぞうさ)=「お手間・ごめんどう」の意味

ビジネスシーンでは、丁寧に依頼をしたり、感謝の気持ちを伝える時に使われ、「御馳走になった時の挨拶」としても使われる言葉です。

「ご雑作(ごぞうさ)」も同じ意味を持ちます。

それぞれの状況に合わせて言い換えることができます。

  • 依頼をする時:「お手数をおかけしますが」「恐縮ですが」「差し支えなければ」
  • お礼をする時:「ありがとうございました」「ご協力いただきありがとうございます」「お世話になりました」

例文

ご造作をおかけして申し訳ございません。

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⑤風波

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風波(ふうは)=「もめごと・争いごと」の意味

ネガティブな意味合いでは、トラブルや騒動、混乱を示す言葉です。

ニュートラルな意味合いでは、新しいプロジェクトの開始や、市場の変動などの変化や動きがある状況を表します。

「風波を立てる」は故意に問題を起こしたり、騒動を巻き起こしたりすることです。

「風波を収める」は騒動を鎮め、平穏な状態に戻すことを意味します。

例文

ご心配と風波をおかけいたしましたこと、お詫び申し上げます。

⑥支障

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支障=「さしつかえ・さしさわり」の意味

ビジネスシーンでは、何かしらの活動や計画を妨げる障害や問題点を指す時に使用されます。

「支障をきたす」「支障はございません」などのように使われます。

似ている言葉に「障害」「妨げ」「困難」などがあります。

例文

業務に支障をきたしてしまい、誠に申し訳ございません。

⑦煩雑

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煩雑(はんざつ)=「こみいっていてわずらわしいこと」の意味

業務や手続きなどが複雑で、効率が悪い状態を指す時に用いられ、ネガティブな印象を与える言葉です。

「複雑」「面倒」「煩わしい」のように言い換えられます。

似ている言葉の「複雑」は、「込み入った状況」そのものを指しています。

例文

手続きが煩雑となり、申し訳ございません。

⑧厄介事

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厄介事=「解決することが困難な問題やもめ事」の意味

「厄介事」は強い印象を与える言葉です。

状況に応じて「問題」「トラブル」「事態」などの、より柔らかい言葉に置き換えることも必要です。

「ご厄介になる」は、相手の世話になることの謙譲表現です。

例文

この様な厄介事を引き起こし、大変申し訳ございません。

⑨揉め事

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揉め事(もめごと)=「争いごと・ごたごた」の意味

事態がややこしく、解決が難しい状況を連想させる言葉です。

状況によっては、より穏やかな表現に置き換えることも必要です。

  • 「状況が複雑化している」
  • 「事態が膠着している」
  • 「問題が発生している」

例文

この様な揉め事を引き起こし、お詫び申し上げます。

⑩煩労

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煩労(はんろう)=「心をわずらわし、身を疲れさせること」の意味

相手に負担をかけてしまった時や、業務の効率化を図りたい時に使用されます。

「煩労汚辱(はんろうおじょく)」は、面倒な苦労や恥の意味があります。

似ている言葉に「手間」「面倒」「煩わしさ」があります。

例文

多大なご煩労をおかけし、誠に申し訳ございません。

ご迷惑の”カジュアル”な言い換え・類語!

ご迷惑のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。

⑪面倒

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面倒=「手間がかかったり、解決が容易でなかったりして、わずらわしいこと」の意味

ビジネスシーンでは、より丁寧で適切な表現に言い換えることが一般的です。

「複雑」「手間がかかる」「多岐にわたる」のように、状況に合わせた言い換えができます。

「面倒くさい」は、同じニュアンスを持つ言葉ですが、より主観的で口語的な表現になります。

例文

面倒をかけました。ごめんなさい。

⑫厄介

カジュアルな言葉を表す画像

厄介=「めんどうなこと」の意味

日常会話ではよく使われますが、ビジネスシーンではやや強い印象を与えてしまいます。

「困難」「懸念」「課題」のように、客観的かつ丁寧に言い換えるのがよいでしょう。

「荷厄介(にやっかい)」は、荷物をもてあますことを表し、転じて、物事が負担になることを意味する言葉です。

例文

厄介になりました。すみません。

⑬ごたごた

カジュアルな言葉を表す画像

ごたごた=「雑然として秩序のないさま」の意味

鎌倉時代の禅宗の僧侶・兀庵(ごったん)の名前から由来している言葉です。

カジュアルな表現なので、正式な文書や重要な会議などでは避けるべきでしょう。

「混乱」「紛糾」「煩雑」などの表現が適しています。

例文

ごたごたしてごめんなさい。

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⑭いざこざ

カジュアルな言葉を表す画像

いざこざ=「もめごと・争いごと」の意味

「いざ」は「いざなう」から派生し、「誘い込む」や「巻き込む」といった意味を持ちます。

「こざ」は、「こざかしい」と関連があり、「わずらわしい」「面倒な」といった意味合いがあるとされますが、はっきりした定説はありません。

人間関係や意見の対立など、何かしらの摩擦やトラブルが生じている状況を表す時に使われます。

ビジネスシーンでは、「対立」「摩擦」「意見の相違」のように言い換えるのがよいでしょう。

例文

いざこざしてすみません。

⑮トラブル

ややカジュアルな言葉を表す画像

トラブル=「いざこざ・揉事」の意味

一般的な言葉のため、他の言葉に置き換えた方がよいケースもあります。

「問題」「障害」「遅延」などは、具体的に状況を説明することができます。

例文

トラブルになってごめんね。

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