今回は「象徴」の言い換え表現を紹介します!
「象徴」は目に見えない抽象的な概念などを、わかりやすく具体的に表現すること表します。
この言葉は、フォーマルな言葉に分類され、公の場やビジネスシーンで使われます。
この記事では「象徴」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
象徴とは?意味は「具体的に表現すること」
「象徴」の意味=抽象的なものごとを具体的に表現すること
芸術分野の手法のひとつ「象徴絵画」などは、作者の想像力で抽象的な概念をあらわした作品を指しています。

この青い会社ロゴは、弊社の理念を象徴しています。
象徴の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは象徴のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①表徴


表徴=「外面にあらわれたしるし、シンボル」の意味
表徴は「ハトは平和の表徴」などのように、象徴と同様に使われています。
硬い表現となるため、日常会話にはあまり適さないフォーマルな言葉です。
「表徴」の例文



この青い会社ロゴは、弊社の理念を表徴しています。
②表象


表象=「シンボル、また象徴的にあらわすこと」の意味
表象は哲学や心理学において、意識の中にあらわれる内容や観念のことも意味しています。
文章語であるため、象徴のほうが一般的により広く使われていると言えるでしょう。
「表象」の例文



この青い会社ロゴは、弊社の理念を表象しています。
③形容


形容=「物事の姿・性質・ありさまなどをあらわすこと、また他のものにたとえて表現すること」の意味
形容には、人の容姿そのものをあらわす意味もあります。
「形容しがたい」などのように、上手く言い表せないことを表現するときにもよく使われていますね。
フォーマルな言葉で、どちらかといえば日常会話にはあまり適さないでしょう。
「形容」の例文



この青い会社ロゴが、弊社の理念を形容しています。
④象る(かたどる)


象る(かたどる)=「精神など決まった形を持たないものを、言葉やアートなどの形で表現する」の意味
象るはものの形を写しとる、真似るという意味も持っています。
こちらも日常ではあまり使われることのない、ビジネスや公の場で使用されるフォーマルな言葉です。
「象る」の例文



この青い会社ロゴは、弊社の理念を象っています。
⑤体現する


体現する=「理念的なあり方や考え方などを現実的・具体的なものとして示すこと」の意味
「作家の美意識を体現した作品」のように、目には見えない観念などを具体的なものとして表す時などに使われます。
カジュアルな場面よりも、公の場で使われることの多い表現でしょう。
「体現する」の例文



この青い会社ロゴは、弊社の理念を体現しています。
⑥落とし込む


落とし込む=「抽象的な概念を具体的な形に変えること」の意味
落とし込むには「アイデアや意見を具体的な行動に反映させること」や「物事をまとめて中に取り込むこと」の意味もあります。
プレゼンや取引先との会話など、どちらかといえばビジネス上で使われることの多いややフォーマルな表現です。
「落とし込む」の例文



この青い会社ロゴは、弊社の理念を落とし込んだデザインです。
⑦シンボライズ


シンボライズ=「かたどること、象徴してあらわすこと」の意味
シンボライズは象徴してあらわすことの英語表現です。
「太陽をシンボライズした表現」のように芸術分野で使われることもあります。
「シンボライズ」の例文



この青い会社ロゴは、弊社の理念をシンボライズしたデザインです。
象徴の”カジュアル”な言い換え・類語!
象徴のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑧シンボル


シンボル=「言葉では表わせないような事象や心象を、具体的な事物に置きかえて表わすこと」の意味
シンボルも象徴の英語表現となり、一般的に幅広く使用されています。
象徴よりも柔らかい表現で、カジュアルな会話でもビジネスシーンでも違和感なく使うことのできる言葉です。
「シンボル」の例文



この青い会社ロゴは、我が社の理念のシンボルだね。
⑨エンブレム


エンブレム=「標章、記章、紋章」の意味
エンブレムには象徴という意味もあります。
自動車のボディについたメーカーのマークなど、特定の人・物・観念を表すのに使われる紋章や図案のこととして使われる言葉です。
象徴のほうが広範囲で使いやすく、エンブレムは少し限定的な言葉と言えます。
「エンブレム」の例文



この青い会社ロゴは、我が社の理念のエンブレムだね。
⑩表現


表現=「心理的・精神的といった内面的なものを、外面的・感性的形象として客観化すること」の意味
表現は象徴ほど硬くはなく、多くの場面で使いやすい言葉です。
日常の会話としても、同僚との会話やフォーマルな場でも使えるニュートラルな言葉でしょう。
「表現」の例文



この青い会社ロゴが、我が社の理念を表現しているね。
⑪代表


代表=「その中の一部であるものが全体をよく表していること」の意味
代表には、全体の状態や性質をそれ一つだけで表すものや行為という意味もあります。
同僚との会話など日常において使われることも、公の場において使用されることもある表現です。
「代表」の例文



この青い会社ロゴは、我が社の理念を代表したデザインだね。
⑫模す


模す=「画像、形状、または模型で間接的に表現する」の意味
「波を模した曲線」や「京都を模したジオラマ」など、すでにあるものを別のもので表現する際に使われる言葉です。
真似て作るという意味もあり、何かを説明する際や、場合によっては日常のシーンでも使われるニュートラルな表現です。
「模す」の例文



この青い会社ロゴは、我が社の理念を模したデザインだね。
⑬表す


表す=「抽象的なアイディアや感情、思考などを言葉や行動を通じて示すこと」の意味
表すは、ある特定の意味を伝え示す、持っている力をはっきり表に出すなど、象徴より多くの意味を持っていると言えます。
カジュアルな日常会話でも、ビジネスの場でも様々なシーンでよく使われる言葉です。
「表す」の例文



この青い会社ロゴは、我が社の理念をよく表しているね。
⑭示す


示す=「考え・気持ちなどが伝わるように、何かの方法で表して見せる」の意味
示すも表すのように広い意味を持ち、使う場面も多い表現です。
日常で使われることもありますが、上司とのやりとりにも使用できる、どちらでもない言葉でしょう。
「示す」の例文



この青い会社ロゴのデザインは、我が社の理念をよく示しているね。
⑮イメージ


イメージ=「物事についてこれだろうと心にいだく、全体的な感じ」の意味
会議などのビジネスの場でも使われることもありますが、同僚との会話や普段の生活にも馴染む、ややカジュアルよりの言葉です。
硬すぎない表現で、象徴よりも柔らかい雰囲気を持たせることができるでしょう。
「イメージ」の例文



この青い会社ロゴは、我が社の理念をイメージしたデザインだね。
象徴の豆知識・ちょっといい話
象徴を、もっと面白く知れる小話を紹介します。
英語「symbol」の語源は古代ギリシャの「割符」
「象徴」を表す英語symbolは、古代ギリシャ語の「symbolon(シュンボロン)」に由来します。
syn(一緒に)とbole(投げる)を合わせた語で、もともとは土器などを二つに割り、後で照らし合わせて身元を確認する「割符」を意味していました。



「象徴」の語源が、信頼を確かめ合う道具だったなんて意外ですね。
「割符」から「合言葉」、そして「印」へ
「割符」として使われていたsymbolonは、やがて「合言葉」の意味も持つようになりました。
そこから「一緒にかかげる印」という意味へと発展し、現在の「あるものを別のもので言い表す象徴・記号」という用法に落ち着いたとされています。



身元確認の道具から、意味を伝える記号へと変化していったんですね。
場面に合う言い換えが見つかれば幸いです。