今回は「種類」の言い換え表現を紹介します!
「種類」は「それぞれのまとまり」という意味の言葉です。
個々の物事を共通した性質や形態によって区分したときにできる集まりを指す言葉です。

この資料を種類別に並べ替えてください。
「種類」は日常会話でもビジネス等の真面目な会話でも使うことができる、ニュートラルな言葉です。
この記事では「種類」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
種類の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは種類のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①分類


分類=「いくつかの集まりに区分すること」の意味
「性質や系統などに従って同類のものをまとめ、個々の物事を種類別に分けること」という意味の言葉です。
「種類」に比べて「分類」は分ける基準の自由度が高く、様々な理由で共通の属性を有する物の集まりをつくります。
フォーマルなニュアンスを持ち、ビジネス向きの言葉です。
例文



この資料を分類別に並べ替えてください。
②区分


区分=「くぎって分けること」の意味
「ある物事の全体をくぎって分けること」や、「分けられた領域や範疇など」を指す言葉です。
境界をはっきりさせるというニュアンスを含むため、特に土地や建物に言及する際は「種類」から「区分」に言い換えると良いでしょう。
難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでも問題なく使えます。
例文



この資料を区分別に並べ替えてください。
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③項目


項目=「物事を一定の基準で区分けしたときのひとつひとつ」の意味
「辞典や事典などの見出し語」や「要約したもの」などの意味もあります。
「ある要件をもとに作られたカテゴリー」という意味で「種類」と「項目」は共通しており、幅広いシーンで言い換えることができるでしょう。
日常会話で耳にすることもありますが、仕事でも使えるフォーマル寄りの言葉です。
例文



この資料を項目別に並べ替えてください。
④系統


系統=「まとめたもの」の意味
他にも「統一のあるつながり」や「血筋」、「類縁関係」、「同じ種類に属していること」、「身体の器官の集まり」など多くの意味があります。
言語や血統、遺伝学といった一定の順序を追って続いているものに関しては、「種類」の代わりに「系統」を使うと良いでしょう。
ビジネスシーンでも違和感なく使えるフォーマル寄りの言葉です。
例文



この資料を系統別に並べ替えてください。
⑤様式


様式=「ある事柄で共通している一定の型や方法」の意味
また、「ある時代、ある流派独自の表現形式」や「習慣や決まりで定められたやり方」という意味もあります。
書類や芸術作品について言及する際は、「種類」から「様式」に言い換えることができるでしょう。
ビジネスシーンで使われることが多い、フォーマル寄りの言葉です。
例文



この資料を様式別に並べ替えてください。
種類の”カジュアル”な言い換え・類語!
種類のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑥ジャンル


ジャンル=「共通の特徴やテーマに基づいて分類したもの」の意味
フランス語の”genre”を語源とする言葉で、主に芸術作品や表現形式に関して使われています。
作品の内容やスタイルを理解しやすくするために用いられることが多いため、映画や音楽について語る際は「種類」から「ジャンル」に言い換えると良いでしょう。
カジュアル、フォーマルどちらの場面でも使える言葉です。
例文



この資料をジャンル別に並べ替えてください。
⑦カテゴリー


カテゴリー=「類似性や共通性をもつ集まり」の意味
もとは英語の”category”ですが、日本でも「種類」や「部門」、「分類」という意味で広く浸透したそうです。
「見た目で判断しやすい客観的な基準によって分けられるもの」というニュアンスを含むため、植物や商品については「種類」から「カテゴリー」に言い換えることができるでしょう。
カジュアルな日常会話でも、真面目なシーンでも使うことができます。
例文



この資料をカテゴリー別に並べ替えてください。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧タイプ


タイプ=「共通する特性、型式」の意味
もとは”type”という、「類」や「型」、「種類」、「活字」、「打つこと」などを意味する英語表現です。
また、コンピューターで扱うファイルの種類は「ファイルタイプ」と呼ばれることがあるそうです。
テキストファイルや音声ファイル、画像ファイルについて言及する際は「種類」から「タイプ」に言い換えると良いでしょう。
カジュアルな会話に登場することもありますが、ビジネスシーンでも使用可能です。
例文



この資料をタイプ別に並べ替えてください。
⑨バリエーション


バリエーション=「物事の変化、または物の変種など」の意味
英語で”variation”と書き、「変動」や「変化」、「変量」、「変奏」、「多様性」などを意味する言葉です。
通常の形や配置からの変化を表現する単語で、金額やレベルの変更を表したり、色味やトーンの選択肢を示したりします。
音楽用語や生物用語として使われることもあり、幅広い場面で「種類」の言い換え語となるでしょう。
日常会話でもビジネス等の真面目な会話でも使うことができる、ニュートラルな言葉です。
例文



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⑩バージョン


バージョン=「型」の意味
英単語の”version”には「意見」や「見解」という意味がありますが、「文学作品などの版」や「商品などの特定の型」という意味で広く使われています。
「機能を向上させていくものの、一つの版」というニュアンスを持っているため、新しいパソコンソフトや製品について言及するときは「種類」から「バージョン」に言い換えると良いでしょう。
カジュアルな会話でもビジネスシーンでも使用可能です。
例文



この製品をバージョン別に並べ替えてください。
⑪スタイル


スタイル=「独特なやり方」の意味
”style”は「文体」や「話しぶり」、「思想の表現法」、「流行」、「時代や流派などの様式」、「姿」、「表現形式」などを意味する英語表現です。
文芸作品や建築様式に限らず、からだつきや行動の仕方、考え方など幅広い場面で「種類」の代わりに使えるでしょう。
カジュアル、フォーマルどちらの場面でも使える言葉です。
例文



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⑫パターン


パターン=「型、様式」の意味
英語の”pattern”を由来とする言葉で、「規則性をもった体系」や「類型」、「図案」、「模型」、「型紙」など多くの意味があります。
「パターン」の特徴として、服飾業界においては「衣服の型紙」や「服の設計図」を指すことが挙げられます。
カジュアルな日常会話でも、真面目なシーンでも使うことができるでしょう。
例文



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⑬デザイン


デザイン=「造形、図案、設計」の意味
英単語の”design”は、「形」や「構造」、「計画」、「構想」などたくさんの意味を持っています。
「種類」と同様に豊富なバリエーションを示すこともあるため、状況によっては言い換えることができるでしょう。
カジュアルな会話に登場することがありますが、ビジネスシーンでも使用可能です。
例文



この資料をデザイン別に並べ替えてください。
⑭クラス


クラス=「等級」の意味
英単語の”class”には「階級」や「授業」、「学級」、「(プログラミング言語における)特定の役割をもたせたプログラム」などの意味があります。
「共通の属性を有する物の集まり」という意味で「種類」と共通していますが、鉄道や旅客機などの乗り物に関しては「クラス」に言い換えると良いでしょう。
日常会話でもビジネスシーンでも使われるニュートラルな言葉です。
例文



この資料をクラス別に並べ替えてください。
⑮グループ


グループ=「共通の性質で分類した人やものの集まり」の意味
群れを成している状態を指す言葉で、「仲間」や「集団」、「同系列に属する組織」などの意味があります。
複数の要素や個体が集まって構成される集合体という意味で「種類」と共通しているので、文脈に応じて言い換えると良いでしょう。
幅広い場面で使えるため、フォーマルでもカジュアルでもないニュートラルな言葉です。
例文



この資料をグループ別に並べ替えてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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