今回は「禁止」の言い換え表現を紹介します!
「禁止」は「あることを行なわないように命令すること」という意味の言葉です。
特定の行為を、規則などによってさせないようにする際に使われます。

関係者以外の駐車は禁止です。
「禁止」はカジュアルな会話でもフォーマルな会話でも使えるニュートラルな言葉です。
この記事では「禁止」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
禁止の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは禁止のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①厳禁


厳禁=「きびしく禁じること」の意味
「禁止」と同様に、ある行為をしてはならないと止めるときに用いる言葉です。
「厳禁」は厳重に禁止するという意味があり、「禁止」よりも強い印象を与えられるでしょう。
日常会話で耳にすることもありますが、仕事でも使えるフォーマル寄りの言葉です。
例文



関係者以外の駐車は厳禁です。
②制限


制限=「物事にある限界を設けること」の意味
「制限」には「区切りを定め、その区切りを超えることを禁ずること」という意味があります。
人がやっていること、またはやろうとしていることを抑えてやめさせるというニュアンスを持つ言葉です。
ビジネスシーンでも違和感なく使えるフォーマル寄りの言葉です。
例文



関係者以外の駐車は制限されています。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
③拒否


拒否=「要求や提案を聞き入れないで断ること」の意味
また、「決議や決定に同意しないこと」という意味もあります。
願いや要求を強い態度で断るときは、「禁止」から「拒否」に言い換えると良いでしょう。
どちらかというと業務中の会話で使われることが多い言葉です。
例文



関係者以外の駐車は拒否します。
④不許可


不許可=「許可しないこと」の意味
「不許可」は「許可されないこと」を表す言葉です。
他人の行為や物事を嫌うような場合は、「禁止」から「不許可」に言い換えると良いでしょう。
日常会話ではあまり耳にしないフォーマル寄りの言葉です。
例文



関係者以外の駐車は不許可です。
⑤禁ずる


禁ずる=「あることを行なわないように命令する」の意味
他にも「してはいけないと差し止める」や「ある気持ちを抑える」という意味があり、「禁じる」とも言います。
「禁止」よりもかたい言い回しなので、状況に応じて使い分けると良いでしょう。
フォーマルな場面で多く用いられ、カジュアルな会話で使うことはほとんどありません。
例文



関係者以外の駐車を禁ずる。
⑥ご遠慮ください


ご遠慮ください=「あることを行なわないようにお願いする」の意味
「遠慮」は他人の気持ちを考え、自分の行動や発言を控えることを指す言葉です。
言葉や行動を慎み控えるよう、婉曲に言うことができるので、円滑なコミュニケーションに役立つでしょう。
ビジネスシーンでよく使われる、フォーマル寄りの言葉です。
例文



関係者以外の駐車はご遠慮ください。
⑦お控えください


お控えください=「あることを行なわないようにお願いする」の意味
「控える」には「待つ」や「少なめに抑える」、「そばにいる」など様々な意味がありますが、「自制や配慮をして、それをやめておく」という意味もあります。
ある行動や言動に対して積極的に推奨しない場合は、「禁止」から「お控えください」に言い換えると良いでしょう。
幅広い場面で使えますが、どちらかというとフォーマルな言葉です。
例文



関係者以外の駐車はお控えください。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧お断りします


お断りします=「特定の行為を拒否する」の意味
「断る」には「相手の申し出に応じられないことを告げる」や「念の為に言う」という意味があります。
「お断りします」は相手の依頼に従えないことを伝えるときに使う言葉で、幅広いシーンで「禁止」の代わりに使用できるでしょう。
また、前もって事情や理由を説明する場合にもよく用いられます。
難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでも問題なく使えます。
例文



関係者以外の駐車はお断りします。
禁止の”カジュアル”な言い換え・類語!
禁止のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑨取り締まる


取り締まる=「不正や不法が行われないように監視する」の意味
また、「管理する」や「監督する」という意味もあります。
ただ「禁止」するだけでなく、違法行為がないよう警察などが監督するというニュアンスを含む言葉です。
カジュアル、フォーマルどちらの場面でも使える言葉です。
例文



関係者以外の駐車は取り締まります。
⑩許さない


許さない=「希望や要求などを聞き入れない」の意味
「許す」を否定形にした言葉で、「過失や失敗などを責める」や「義務や負担を免除しない」、「相手の自由を認めない」などの意味を持ちます。
ある行為をしてはいけないと禁じる際には、「禁止」と「許さない」のどちらを使用しても良いでしょう。
世間話など日常会話で多く使われる、カジュアルなニュアンスの言葉です。
例文



関係者以外の駐車は許しません。
⑪もってのほか


もってのほか=「とんでもないこと、けしからぬこと」の意味
物事の程度が超越している様子を表す言葉です。
「もってのほか」はあってはならないことという非難の意味を含み、「禁止」から言い換えることで相手の行動や言動を否定することができます。
どちらかというとカジュアルな会話でよく使われています。
例文



関係者以外の駐車はもってのほかです。
⑫いけません


いけません=「あることを行なわないように促す」の意味
「いけない」には「物事や行為が好ましくない」という意味があります。
「いけません」は禁止の意を相手に柔らかく伝える表現で、道徳的にみて正しくないというニュアンスを含みます。
日常会話で使われることが多い、ややカジュアルな言葉です。
例文



関係者以外の駐車はいけません。
⑬やめてください


やめてください=「続けてきたことを終わりにしてほしい」の意味
「止める」には「続けてきた状態や動作、行為をとめる」や「終える」という意味があります。
現在まで続けて行ってきたことや、今後行おうとしていることを止めたいときには「やめてください」に言い換えると良いでしょう。
様々なシーンで使われるのでカジュアル寄りな言葉ですが、ビジネスシーンでも使用できます。
例文



関係者以外の駐車はやめてください。
⑭だめ


だめ=「してはいけないこと」の意味
「だめ」は「駄目」のひらがな表記で、「よくない状態にあること」や「効果がないこと」、「しようとしてもできないこと」などの意味があります。
本来は「双方の地に属さない空点」を指す囲碁の用語ですが、現在では「禁止」と同じ意味で広く使われています。
日常生活でも使いやすいカジュアルな言葉です。
例文



関係者以外の駐車はだめです。
⑮NG


NG=「してはいけないこと」の意味
”no good”の略語で、元は撮影で俳優の演技がうまくいかないことや、そのために使えなくなったフィルムを指す言葉です。
そこから転じて「してはいけないこと」や「具合や都合の悪いこと」という意味で使われるようになりました。
カタカナ英語のため、カジュアルな言葉として浸透しています。
例文



関係者以外の駐車はNGです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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