今回は「口数が少ない」の言い換え表現を紹介します!
「口数が少ない」は「発言する回数や、言葉の数が多くない」や「あまり語らず、考えていることを心にしまい込む」という意味の言葉です。

部長は口数が少ない方ですが、その言葉には含蓄があります。
「口数が少ない」は幅広い場面で使えるニュートラルな表現です。
この記事では「口数が少ない」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
口数が少ないの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは口数が少ないのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①寡黙


寡黙=「口数が少ないこと、またはその様子」の意味
「寡黙」は「口数が少ない」と同様の使い方ができると言えるでしょう。
ただし、ほとんど同じ意味であっても文章中では「寡黙」が採用される場合が多いようです。
フォーマルな言葉で、目上の相手にも問題なく使える表現です。
例文



部長は寡黙な方ですが、その言葉には含蓄があります。
②無口


無口=「口数の少ないこと、またはその様子」の意味
「無口」は「おしゃべりでないこと」や「おしゃべりでない人」を指す言葉です。
「口数が少ない」から「無口」に言い換えると、必要以上のことは発言しないという印象を与えるかもしれません。
日常会話で耳にすることもありますが、仕事でも使えるフォーマル寄りの言葉です。
例文



部長は無口な方ですが、その言葉には含蓄があります。
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③無言


無言=「物を言わないこと」の意味
「無言」は「何も言わない」や「話をしない」という意味の言葉です。
「口数が少ない」とはややニュアンスが異なり、「無言」は話すこと自体を拒絶しているようなときに多く使われます。
難しい言葉ではありませんが、ビジネスシーンでも問題なく使えます。
例文



部長は無言のときも多いですが、その言葉には含蓄があります。
④不言(ふげん)


不言=「口に出して言わないこと」の意味
「考えていることを心にしまい込む」という意味では「口数が少ない」と共通していますが、使い方に違いがあります。
「不言」は「不言実行」や「不言不語」など、四字熟語で使われることが多い点が特徴として挙げられます。
日常会話ではあまり耳にしないフォーマル寄りの言葉です。
例文



部長は不言実行の方で、その言葉には含蓄があります。
⑤思慮深い


思慮深い=「深く考えを巡らせたうえで判断する様子」の意味
また、「慮るさま」や「配慮が行き届いているさま」などの意味もあります。
「思慮深い」に言い換えることで、単に「口数が少ない」だけでなく物事を注意深く、十分に考えている様子を表現できるでしょう。
フォーマルなニュアンスを持ち、ビジネス向きの言葉です。
例文



部長は思慮深い方で、その言葉には含蓄があります。
⑥物静か


物静か=「言動が落ち着いており、穏やかな様子」の意味
また、「ひっそりとしている様子」や「静かな様子」を表すこともあります。
態度や言葉などが落ち着いている人に関しては、「口数が少ない」から「物静か」に言い換えることができるでしょう。
幅広い場面で使えますが、どちらかというとフォーマルな言葉です。
例文



部長は物静かな方ですが、その言葉には含蓄があります。
⑦黙々と


黙々と=「だまってひとつのことをし続ける様子」の意味
「黙々と」は「言葉を発しない様子」や「一心になって押し黙る様子」を表す言葉です。
おしゃべりや他のことをせず、集中して業務に取り組む姿を見かけた場合は、「口数が少ない」の代わりに「黙々と」を使うと良いでしょう。
ビジネスシーンでも違和感なく使えるフォーマル寄りの言葉です。
例文



部長は黙々と仕事に取り組む方で、その言葉には含蓄があります。
口数が少ないの”カジュアル”な言い換え・類語!
口数が少ないのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
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⑧口が重い


口が重い=「口数が少ない」の意味
「口数が少ない」と同様に、「寡黙である」という意味をもつ言葉です。
「話しづらい」や「言いづらい」という意味で使われることもあるため、言い換えの際は注意が必要でしょう。
日常会話でもビジネス等の真面目な会話でも使うことができる、ニュートラルな言葉です。
例文



部長は口が重い方ですが、その言葉には含蓄があります。
⑨多くを語らない


多くを語らない=「あることについて、発言する回数や言葉をあえて少なくする」の意味
「わざわざ詳細を話さない」や「(意図的に)話さない」という意味合いの言葉です。
「多くを語らない」は「さりげない」や「押しつけがましくない」というニュアンスを含むので、状況に応じて「口数が少ない」と使い分けると良いでしょう。
日常会話でもビジネスシーンでも使われる、ニュートラルな言葉です。
例文



部長は多くを語らない方ですが、その言葉には含蓄があります。
⑩滅多に口を開かない


滅多に口を開かない=「まれにしか話さない」の意味
「滅多に」は「まれにしか起こらない様子」を表す言葉です。
「あまり語らず、考えていることを心にしまい込む」という意味で「口数が少ない」と共通しており、幅広い場面で言い換え語として使えるでしょう。
カジュアルな日常会話でも、真面目なシーンでも使うことができます。
例文



部長は滅多に口を開かない方ですが、その言葉には含蓄があります。
⑪感情を表に出さない


感情を表に出さない=「考えていることや感じていることを、顔や態度にあらわさない」の意味
「口数が少ない」と共通して、「あまり語らず、考えていることを心にしまい込む」という意味があります。
しかし、「感情を表に出さない」は内に抱えている喜怒哀楽に関して言う場合が多いため言い換えの際は注意が必要でしょう。
カジュアル、フォーマルどちらの場面でも使える言葉です。
例文



部長は感情を表に出さない方ですが、その言葉には含蓄があります。
⑫何を考えているか分からない


何を考えているか分からない=「感情や思考が読み取りにくい」の意味
「物事にこだわりが感じられない」や「何を考えているのか理解しがたい」という意味合いの言葉です。
「口数が少ない」から「何を考えているか分からない」に言い換えると、ネガティブな印象を抱いているように感じる人もいるでしょう。
カジュアル寄りの言葉なので、相手の年齢や状況などを判断して使う必要があります。
例文



部長は何を考えているか分からない方ですが、その言葉には含蓄があります。
⑬おしゃべりじゃない


おしゃべりじゃない=「口数が少ない」の意味
「おしゃべり」は「軽い話をすること」という意味の言葉ですが、「よく話し、口が軽い様子」という侮蔑的な意味でも使われることがあります。
「口数が少ない」から「おしゃべりじゃない」に言い換えると、「口がかたい」や「秘密を守ることができる」といったポジティブなニュアンスを含むことができるでしょう。
日常会話で使われることが多い、ややカジュアルな言葉です。
例文



部長はおしゃべりじゃないけれど、その言葉には重みがあります。
⑭クール


クール=「冷静な、格好良い」の意味
英語の”cool”には「冷たい」や「涼しい」の他に、「落ち着いた」や「素敵な」といった俗語的な意味もあります。
むやみやたらに騒がず、冷静で落ち着いた人を褒めたいときには「口数が少ない」から「クール」に言い換えると良いでしょう。
カタカナ語のため、カジュアルな表現として捉えられる可能性があります。
例文



部長はクールな方ですが、その言葉には重みがあります。
⑮ポーカーフェイス


ポーカーフェイス=「自分の感情や気持ちを表情に出さない振る舞い」の意味
英語の”poker face”には、良い意味と悪い意味の両方があります。
良い意味では「冷静で分別のある人」として使われ、悪い意味では「冷徹で気持ちが読み取れない」と解釈されることがあります。
また、自分の心理を読み取られないようにあえて感情を隠すという意味もあるので、文脈に応じて「口数が少ない」と使い分けると良いでしょう。
カジュアル寄りの言葉で、世間話や日常会話で多く使われています。
例文



部長はポーカーフェイスな方ですが、その言葉には重みがあります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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