今回は「今回」の言い換え表現を紹介します!
「今回」は話題の事が今から一番近くにある、その時という意味の言葉です。

今回のプロジェクトの進捗状況をご報告いたします。
ビジネスシーンでも、日常的にも使われる汎用性の高い言葉です。
この記事では「今回」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
今回の”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは今回のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①今般


今般(こんぱん)=「このたび、今回という意味のやや硬い表現」の意味
最近決まった出来事や直近の事象について述べる際に使う、非常にフォーマルな表現です。
類義語は「近頃」「最近」などです。
似ている言葉との比較は、以下のようになります。
- 「近般(きんぱん)」:近い時期
- 「今般」:より明確な「今回」
例文



今般のプロジェクトの進捗状況をご報告いたします。
②当該


当該(とうがい)=「まさにそのもの、問題となっているその」の意味
特定の事物や事項を指し示す際に客観的かつ明確に伝えるために用いられます。
日常会話ではやや硬い印象を与えるため、公的な文書やビジネスメール、会議などでの使用が適切です。
似ている言葉との比較は、以下のようになります。
- 「当該」: 直接関係する「まさにその」当該商品、当該社員
- 「該当」: 条件や基準に「当てはまる」該当する方、該当条件
例文



当該プロジェクトの進捗状況をご報告いたします。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
③本件


本件=「現在話題となっているこの案件・事柄」の意味
会議やメールなど、具体的な文脈の中で使われることが多い言葉です。
「この件」「この案件」「件(くだん)の」「先の件」のように言い換えられます。
例文



本件のプロジェクトの進捗状況をご報告いたします。
④此度


此度(こたび)=「現在・直近の特定の機会を指すフォーマルな表現」の意味
お祝いやお詫び、案内など、比較的丁寧なコミュニケーションで用いられます。
現代ではやや古風な印象があるため、口語やカジュアルな会話には不向きです。
「このほど」「今度」「さて」のように言い換えられます。
例文



此度のプロジェクトの進捗状況をご報告いたします。
⑤この度


この度=「今回、この機会にという意味を持つ改まった表現」の意味
何か新しい状況や報告、依頼などを始める際のクッション言葉として使われます。
「今回」よりも丁寧で、「先日」よりも直近の機会を指すニュアンスがあります。
類義語は「この機会に」「さて」「この折に」などです。
例文



この度のプロジェクトの進捗状況をご報告いたします。
⑥当回


当回=「今回のその機会、今回の当該の事柄」の意味
特定の会議やイベント、処理などの“該当する回”を指す言葉です。主にビジネスや公的な場面で用いられます。
「本件」「当該」「今回の~」「今般(こんぱん)」のように言い換えられます。
似ている言葉との比較は、以下のようになります。
- 「この度」:比較的広い範囲の「今回」を指す。
- 「当回」:特定の機会や事柄に焦点を当て、事務的で客観的な印象を与える。
例文



当回のプロジェクトの進捗状況をご報告いたします。
⑦現回


現回=「現在のその回、今回行われている(行われた)その機会」の意味
主に、連続して行われる会議、調査、アンケートなどの特定の回数を指し示す際に使われます。
類義語は「今回」「当回」「現時点の~」です。
似ている言葉との比較は、以下のようになります。
- 「今回」:一般的な「今回」を指す。
- 「現回」:連続するもののうちの「今回」であることを強調する。時間的な現在性をより意識した表現。
例文



現回のプロジェクトの進捗状況をご報告いたします。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧現下


現下(げんか)=「現在の状況・状態、目下のところ」の意味
特に社会情勢や経済動向など広い状況を表す際に使われるやや硬い言葉です。
個人の事情や小さな範囲には使わず、社会全体や組織・業界といった広い視点での現状把握に適しています。
類義語は「現在」「目下」「当今(とうこん)」「昨今(さっこん)」「近況」「時下(じか)」です。
例文



現下のプロジェクトの進捗状況をご報告いたします。
⑨目下


目下(もっか)=「現在のところ、当面、目前」の意味
状況や進捗の報告に使われるややフォーマルな表現です。
「現在」「当面」「差し当たり」「現時点」「現下(げんか)」「当今(とうこん)」に言い換えられます。
似ている言葉との比較は、以下のようになります。
- 「現在」:広い意味での「いま」
- 「目下」:より直近の状況や、関心のある事柄に焦点が当たる
例文



目下のプロジェクトの進捗状況をご報告いたします。
⑩当面


当面=「さしあたっての期間、しばらくの間、現在のところ」の意味
方針や処置がしばらく続くが、終了時期が未定の場合によく用いられます。
「当面の措置」「当面見合わせる」などのように使われます。
類義語は「さしあたり」「しばらく」「近いうちに」「現時点」「目下(もっか)」「当分(とうぶん)」です。
例文



当面のプロジェクトの進捗状況をご報告いたします。
今回の”カジュアル”な言い換え・類語!
今回のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪今の


今の=「現在の、この時点の」の意味
現時点での状態や立場を明確に示す際によく使われる言葉です。
類義語は「現状」「直近」「当面」「ただ今」などです。
フォーマルな場では「現時点」「現在」を使うとより丁寧です。
例文



今のプロジェクトの進捗状況をご報告します。
⑫この前


この前=「少し前の過去のある時点を指す」の意味
具体的な過去の出来事ややり取りを振り返る際に使われます。
「先日(せんじつ)」「過日(かじつ)」「少し前に」「先日来(せんじつらい)」などに言い換えられます。
似ている言葉との違いは、以下のようになります。
- 「先日」: やや丁寧な表現。数日前~一週間程度を指す。
- 「先般」: 丁寧な表現で書き言葉にも使われる。近い過去を指す。
例文



この前のプロジェクトの進捗状況をご報告します。
⑬最近の


最近の=「現在に近い過去のある時点から現在までの比較的短い期間」の意味
比較的新しい状況や変化について言及する際に使われます。
類似表現は「ここ最近」「近頃」「直近」などです。
フォーマルな場面では「近年」「昨今」などを使うと丁寧な印象を与えます。
例文



最近のプロジェクトの進捗状況をご報告します。
⑭この間


この間=「現在に近い過去の、はっきりと特定しない時点を指す」の意味
数日前から1か月程度前の出来事を曖昧に振り返る際に使われます。
口語的でややカジュアルな印象を与えるため、フォーマルな場や文書では「先日」「先般」などを使う方が適切です。
類似表現に「少し前の期間に」「先日からの流れで」などがあります。
例文



この間のプロジェクトの進捗状況をご報告します。
⑮この時点


この時点=「現在を含む比較的近い過去や未来のある特定の時」の意味
特定のタイミングでの状態や決定を明確に示す際に使われます。
類義語は「現時点」「現段階」「現況(げんきょう)」などです。
例文



この時点のプロジェクトの進捗状況をご報告します。
退職や転職で悩んでいるあなたへ