下書きの言い換え15語!ビジネスで上司に使えるフォーマルな言葉は?

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今回は「下書き」の言い換え表現を紹介します!

「下書き」は「練習などのために書く、清書する前の段階」を言い表した言葉です。

企画書はまだ下書きですが、確認してもらえますか?

前提として未完成であり加筆修正や変更を加える予定のものを指します。

文書では枠組みや初期段階の原稿である場合が多いですが、絵やデザインではスケッチのように形を整える前のおおまかなあたりを指します。

またビジネスシーンでは企画・提案資料の最初のバージョンを言い表すこともあり、場面や文脈によってニュアンスが変わるカジュアルな言葉です。

この記事では「下書き」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!

目次

下書きの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!

まずは「下書き」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。

①草案

フォーマルな言葉を表す画像

草案=「文章や企画の大まかな案」の意味

「そうあん」と読みます。

正式に決定する前のベースとなるものを「草案」と呼びます。

法案や規則などの初期段階を指すことが多く、完成形は書面や文章の形です。

「草案」は会議や討論によって加筆修正されてから、成式に決定され運用となります。

新しいプロジェクトの草案を作成しましたので、ご確認ください。

②素案

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素案=「正式な案になる前のごく初期段階の状態」を指す

「そあん」と読み、意味は「草案」とほぼ同じです。

しかし「草案」よりもさらに完成度が低いニュアンスになります。

アイデアを形にし始めたばかりで、まだまだ完成には程遠い状態のプランを書き出すときには「素案」と呼ぶと良いでしょう。

企画書の素案を作成しましたので、ご確認ください。

③試案

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試案=「試しに考えた案」という意味

企画書やプロジェクト資料を一旦仮で提示したいのであれば「試案」と表現できます。

複数案を出すときに使いやすい表現です。

また実験やテスト段階の計画や提案を指すこともあります。

試案はそもそも実現可能かどうか、また問題点を浮き彫りにする目的で練られるものです。

こちらは試案になりますので、ご意見をお聞かせください。

④ドラフト

ややフォーマルな言葉を表す画像

ドラフト=英語で「下書き」の意味

プロ野球のスカウトの印象が強い言葉ですが、ビジネスでは第一刷の文書を指す言葉です。

契約書の初期版を指すこともあるため、プロ野球のスカウトで使われています。

また、アイデアや計画を文書に起こしたばかりのものも「ドラフト」と呼びます。

ご依頼の資料について、まずはドラフトを作成しました。

⑤原案

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原案=「最初に考えた案」を指す

今後の会議や打ち合わせにより、修正・ブラッシュアップしていくベースとなるものを「原案」と呼びます。

「下書き」は、全容がほぼ決定しているのが一般的。

しかし「原案」の場合は、完成するまでに大きく変更されたり、結果として内容がかけ離れたりすることも多々あります。

プレゼンの原案が完成しましたので、確認をお願いします。

⑥構成

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構成=「全体の流れがわかる骨組み」を意味する

何らかの準備として下書きするなら「構成」と言い換えると良いでしょう。

文章やプランを作成する際に段落を分けたり、おおまかな内容をあてはめたりして、全体の流れを決める作業です。

企画書の構成を共有いたします。

⑦初稿

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初稿=「最初の原稿」を指す

修正を前提とした、文章・原稿の最初のバージョンです。

出版・印刷業界で使われるケースが多い言葉です。

報告書の初稿を作成しましたので、ご確認とご意見をお願いいたします。

下書きの”カジュアル”な言い換え・類語!

「下書き」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。

ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。

⑧たたき台

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たたき台=「議論のきっかけになる仮の案」を指す

鍛冶屋が熱した鉄を叩いて形を整える様子から派生した言葉です。

今後修正や調整を加える前提で、ひとまずおおまかに作成されたベースが「たたき台」です。

ビジネスシーンで聞くことが多いかもしれませんが、ややくだけた印象になります。

使う相手は社内の部下や同僚に留めておいたほうが良いでしょう。

会議用にたたき台を作成しましたので、お目通しください。

⑨ベース

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ベース=「プランの土台・もとになるもの」という意味

完成形を目指すにあたって基本になるものを言い表した言葉です。

この先の状況や意見に応じて調整したり変化させたりできるニュアンスを含みます。

基盤・土台という意味の英語「base」を用いた表現で、下書きがプランの核となるイメージです。

こちらのベースをもとに、さらに内容を詰めていきたいと考えています。

⑩メモ

どちらでもない言葉を表す画像

メモ=「思いついたことをざっと書いたもの」を指す

「下書き」よりもまとまりがなく、ただ書き留めたものであれば「メモ」が適当です。

まだ軸となるアイデアが浮かんでおらず、方針やイメージを固めるために書かれたものは「メモ」と言えるでしょう。

ビジネスの場であれば、せめて「たたき台」と呼べる状態にはしておきたいですね。

新しい企画について考えたメモを一緒に見ていただけませんか?

⑪ラフ

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ラフ=「大雑把なイメージを具現化したもの」の意味

詳細を詰める前の大まかな構想案を「ラフ」と呼びます。

デザインや描画でよく使う表現ですが、その場合には「下書き」より前の状態を言い表すケースが多いでしょう。

ラフをいくつか用意したので、方向性を決めましょう。

⑫ざっくり書いたもの

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ざっくり書いたもの=「細かく決めずにおおまかに書いたもの」という意味

練習や試作というより、この先の方針や構想を固めるための下書きであれば「ざっくり書いた」と表現しても良いでしょう。

非常にカジュアルでくだけた言い方のため、ビジネスシーンでは幼い印象になります。

ざっくり書いたものを持ってきましたが、いかがでしょうか。

⑬試し書き

ややカジュアルな言葉を表す画像

試し書き=「試しに書いてみたもの」という意味

新しく買った筆や使い慣れていない紙など、画材の都合で「下書き」をするなら「試し書き」と言い換えられます。

色の乗り方やタッチを確認したい場合や、本番の完成度を上げるための練習、どちらも「試し書き」に該当します。

企画書はまだ下書きですが、確認いただけますか?

⑭書きかけ

カジュアルな言葉を表す画像

書きかけ=「まだ完成していない途中の作品」を指す

なんらかの事情があり、書くのを中断したものは「書きかけ」と呼びます。

いずれ清書するつもりの「下書き」も、途中で進行がストップしている「書きかけ」と言えるでしょう。

「人に見せられる状態ではない」と伝えたい場合にも使える、カジュアルな言葉です。

企画書はまだ書きかけですが、確認されますか?

⑮清書前

ややカジュアルな言葉を表す画像

清書前=「丁寧に清書をする前の状態」という意味

これから清書をして完璧な状態に仕上げるのであれば、ストレートに「清書前」と表現しても良いでしょう。

未完成のニュアンスが強い表現ですが、大筋はすでに固まっている印象になります。

完成まであと一歩、といった具合のカジュアルな表現です。

企画書はまだ清書前ですが、確認していただけますか?

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