今回は「労をねぎらう」の言い換え表現を紹介します!
「労をねぎらう」は相手の頑張りを認めて感謝するという意味の言葉です。

日々頑張っているメンバーの労をねぎらいました。
かしこまった会話や書き言葉として用いられるフォーマルな表現です。
この記事では「労をねぎらう」の言い換えを15語紹介しています!興味がある方は記事の続きへどうぞ!
労をねぎらうの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは労をねぎらうのフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①労う


労う=「相手の苦労や努力に対して感謝する」の意味
- 「ねぎらう」と読み、これだけでも「労をねぎらう」と同じ意味を表します。
- 上司から部下や後輩に対して、感謝の気持ちを伝えたり慰労する場面に適している表現です。
例文



日々頑張っているメンバーを労いました。
②労わる


労わる=「相手の苦痛や困難を気遣う」の意味
- 「いたわる」と読み、優しい気持ちをもって、苦労した方や体調がすぐれない方を気遣うことをいいます。
- 「労をねぎらう」は過去の努力に、「労わる」は現在感じている苦労や相手の状態に焦点をあてた言葉です。
- 頑張っている方の負担を和らげようとする際にふさわしい表現でしょう。
例文



日々頑張っているメンバーを労わりました。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
③慰労する


慰労する=「疲れや苦労を和らげる」の意味
- 「いろうする」と読み、成果を出したときや、退職する方の苦労や頑張りをねぎらうことを意味します。
- 一段落ついたときに、慰労会やお疲れ様会を実施することがあるでしょう。
- 大きなプロジェクトや長期的な任務を終えたときなどに、相手を慰労すると思いやりが感じられます。
例文



日々頑張っているメンバーを慰労しました。
④慰める


慰める=「悲しみや不安を和らげる」の意味
- 「なぐさめる」と読み、相手の努力や苦労を和らげ、元気になってもらうという意味もあります。
- 疲労や苦痛、悲しみなどネガティブな状態になっている方を気遣う、優しさが感じられる行動です。
- 相手の感情や状態を察し、寄り添おうとするときに適しています。
例文



日々頑張っているメンバーを慰めました。
⑤報いる


報いる=「努力に対して対価を与える」の意味
- 他人にしてもらったことに対して、それに見合った返礼をすることを意味する古風な表現です。
- ビジネスでは成果をあげた際に、報酬や贈り物によって感謝や慰労の気持ちを示すことがあります。
- フォーマルな会話で使用されることがあるでしょう。
例文



日々頑張っているメンバーに報いました。
⑥報ずる


報ずる=「貢献に応える」の意味
- 「報いる」より古めかしい表現で、良い行いに対して感謝の意を示すために贈り物や褒美を与えることです。
- プロジェクトの成功や貢献した職員に対して、会社として応える場合に使用できる表現でしょう。
- ただし、あまり日常的には用いられません。
例文



日々頑張っているメンバーに報じました。
⑦賞する


賞する=「功績を称える」の意味
- 報酬や称号などを与えることで、相手の努力や功績に物理的に報いることを表します。
- 一方「労をねぎらう」は、必ずしも金品が与えられるとは限りません。
- ビジネスや大会などで優れた成績をあげた人に対して、賞や金銭を授与する場合に使用されます。
例文



日々頑張っているメンバーを賞しました。
退職や転職で悩んでいるあなたへ
⑧ねぎらいの言葉をかける


ねぎらいの言葉をかける=「努力を認め、励ます」の意味
- 懸命に励んでいる人や困難を乗り越えた人などに、その努力を称える言葉を伝えることです。
- 目上の方から目下の方へ、ねぎらいの言葉をかけるのが一般的とされています。
- 職場での人間関係を良好に保つために、頑張りや苦労をねぎらうことが大切です。
例文



日々頑張っているメンバーに、ねぎらいの言葉をかけました。
⑨ご苦労様


ご苦労様=「相手の苦労をいたわる」の意味
- 大仕事を終えたあとや一生懸命に働く方に対して、ねぎらう気持ちを示す挨拶表現です。
- 一般的に目上の方から目下の方へ使用される表現で、逆に使用すると失礼な印象を与える可能性があります。
- ビジネスシーンで、部下や後輩に感謝とねぎらいの意を伝える際に用いられます。
例文



日々頑張っている部下たちに「ご苦労様」と声をかけました。
労をねぎらうの”カジュアル”な言い換え・類語!
労をねぎらうのカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑩やさしくする


やさしくする=「親切にする、気遣う」の意味
- 他者の感情や立場を理解したうえで、丁寧かつ穏やかに接することです。
- 相手の頑張りを認め、苦労をねぎらうニュアンスも含まれます。
- 困っている人に手を差し伸べたり、他者の努力を称える際に適しているでしょう。
例文



日々頑張っているメンバーにやさしくします。
⑪大事にする


大事にする=「大切に扱う、接する」の意味
- 周囲の人や物の価値を認め、尊重し、無下にしないことを意味する表現です。
- 相手への敬意や感謝の気持ちなど、思いやりが感じられます。
- 仕事仲間や友人などと良好な関係を保ちたい場合に求められる行動です。
例文



日々頑張っているメンバーを大事にします。
⑫大切にする


大切にする=「人や物を尊重する」の意味
- 「大事にする」と同様の意味で、対象となるものに敬意を払い、良好な状態を継続しようとする行動のことです。
- 相手を大切に思うからこそ、労をねぎらい感謝の意を伝えます。
- 信頼関係を継続したいときや相手を大事に思うときに、ふさわしい表現です。
例文



日々頑張っているメンバーを大切にします。
⑬感謝する


感謝する=「ありがたみを伝える」の意味
- 他者にしてもらった親切な行為や配慮のほか、努力や貢献に対してありがたい気持ちを示すことをいいます。
- 言葉で気持ちを表明したり、行動で感謝の意を示すこともあるでしょう。
- ビジネスシーンで使用されることが多いですが、日常会話でも用いられます。
例文



日々頑張っているメンバーに感謝しました。
⑭癒す


癒す=「心身の苦痛や傷を和らげる」の意味
- 物理的な傷だけではなく、精神的な不安や疲れを軽減したり緊張をほぐしたりすることをいいます。
- 他者を慰労し回復させ、励ますことは「労をねぎらう」との共通点といえるでしょう。
- 相手の負担を和らげ、安らぎを与えようとする場面に用いられます。
例文



日々頑張っているメンバーを癒しました。
⑮お疲れ様


お疲れ様=「疲れや苦労をねぎらう」の意味
- 日々の努力や行いに対して、相手を労わる気持ちを伝える言葉です。
- 「労をねぎらう」ための表現のひとつで、思いやりや温かみが感じられます。
- 同僚や後輩、目上の方にも使用でき、カジュアルな挨拶として話されることも多いでしょう。
例文



日々頑張っているメンバーに「お疲れ様」と声をかけました。
退職や転職で悩んでいるあなたへ