「極端」とは?意味と「過激」との違い・使い方を解説

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今回は「極端」という言葉の意味について解説します。

「極端」とは、物事が一方の端にかたよっていて、中間がない状態のことです。

「極端な意見」のように、ほどほどを通りこして端までいった様子を表す言葉ですね。

読み方は「きょくたん」で、「極(きわみ)」と「端(はし)」という漢字からできています。

この記事では「極端」の意味や読み方、語源、使い方、類義語・対義語まで深掘りしています。

興味がある方は記事の続きへどうぞ。

目次

極端とは?意味は「一方にかたよって中間がないこと」

「極端」の意味=物事が一方の端までかたより、中間がないこと

極端は、考え方や程度が一方にいきつき、ほどほどの中間が見られない状態を指します。

読み方は「きょくたん」。「極端な例」「極端に少ない」のように使われます。

「極端から極端へ走る」といえば、一方の端から反対の端へ、大きくふれることを表します。

よい意味でも悪い意味でも、程度がふつうの範囲をこえているときに使えます。

真ん中がなくて、端っこまでいっている様子なんですね。

極端の語源・成り立ち

「極端」の成り立ち=「極(きわみ・はて)」+「端(はし)」

極端は、「極」と「端」という、どちらも「はし」に関わる漢字が重なってできた言葉です。

「極」には「きわみ・いきつくところ」、「端」には「もののはし」という意味があります。

二つ合わさることで、「いきつくところまでかたよった、もののはし」という意味合いになります。

漢字を分けて見ると、意味がつかみやすくなるね。

極端の使い方・例文

「極端」を使った会話を見ていきましょう。

日常の感想から、考え方の説明まで、幅広く使えます。

使用例① 程度が大きくかたよっている

数や量が、ふつうの範囲を大きくこえている場面です。

今月、急に売上が落ちこんじゃって。

先月と比べて極端に減っていますね。原因を整理してみましょう。

使用例② 考え方が一方にかたよる

ものの見方が、片方にいきすぎている場面です。

一度失敗したから、もう全部だめな気がしてきた。

それは少し極端な考え方かもしれませんよ。

使用例③ 好みのちがいを表す

好き嫌いが、はっきり分かれる場面です。

あの人の作る料理って、味が濃いか薄いかのどっちかだよね。

本当に極端だよね。でも、そこがクセになるんだ。

「極端」の類義語や対義語

極端の類義語と対義語についても見ていきましょう。

極端の類義語

極端の類義語としては下記のものがあります。

過激(かげき)

過激は、考えや行動が、ふつうの程度をこえて激しいことを表す言葉です。

「過激な発言」のように、激しさが強調されますね。

偏向(へんこう)

偏向は、考え方や立場が一方にかたよっていることを表す言葉です。

「報道が偏向している」のように、中立でない様子を指します。

徹底的(てっていてき)

徹底的は、中途半端にせず、とことんまでやり通す様子を表す言葉です。

かたよりというより、最後までやりぬくニュアンスが強い言葉です。

極端の対義語

極端の対義語としては下記のものがあります。

中庸(ちゅうよう)

中庸は、どちらにもかたよらず、ほどよくつり合いがとれていることを表す言葉です。

「中庸を保つ」のように、バランスのよさを表します。

穏当(おんとう)

穏当は、無理がなく、おだやかで妥当な様子を表す言葉です。

「穏当な意見」のように、角が立たない様子を指します。

極端の豆知識・ちょっといい話

極端をもっと深く知れる、ちょっとした小話を紹介します。

「全か無か」の考え方は心理学でも注目される

何でも「白か黒か」で決めてしまう考え方は、心理学で「全か無か思考」と呼ばれます。

0点でなければ意味がない、と考えてしまうような、極端なとらえ方のことです。完璧を求めすぎて苦しくなりやすいため、「7割できれば十分」と中間を意識すると、気持ちがらくになるといわれています。

白と黒の間にある、グレーも大事にしたいね。

英語の「extreme」は過激なスポーツの名前にもなっている

極端を表す英語「extreme(エクストリーム)」は、刺激の強いスポーツの名前にも使われています。

スカイダイビングやロッククライミングなど、危険と隣り合わせの競技は「エクストリームスポーツ」と呼ばれます。「ふつうの範囲をこえている」という極端のニュアンスが、そのまま名前に生きている言葉です。

言葉の意味が、そのまま競技名になっているんだね。

明日から使えるプチ知識:「極端」はよい・悪いどちらにも使えますが、人の考えに向けると批判的に響きがちです。やわらげたいときは「少し極端かも」と一言そえると、角が立ちません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。程度や考え方のかたよりを表したいとき、「極端」を場面に合わせて使ってみてください。

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