今回は「コミュ障」という言葉について解説します!
「コミュ障」とは、コミュニケーション障害を略したネットスラングです。
僕、コミュ障なんだ。みたいに使うよ!
インターネット掲示板やSNS上などで使われていた言葉です。
この記事では「コミュ障」という言葉の詳しい意味や発祥、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
コミュ障とは?意味は「コミュニケーションが苦手」
「コミュ障」の意味=コミュニケーションが苦手
コミュ障とはコミュニケーションが苦手という意味のネットスラングです。
医学的な意味でのコミュニケーション障害とは別物となっているので注意してください。医学的に使われるコミュニケーション障害という言葉は、コミュニケーションをとることが難しい疾患をもつ人を指しています。
インターネット掲示板やSNSなどで使われている言葉です。
人見知りや緊張が激しく人と上手く話せなかったり、会話のキャッチボールが苦手だったり、距離感がよく分からない、そもそも人と会うのが苦手な人をあらわす言葉です。または、自己主張が強くて、相手の話を聞かず自分の話だけ一方的にするような人にも使われる言葉です。
この言葉は自分にも他人にも使いますが、社交性に欠けたり、他人とうまく交流できないような様子を皮肉したり、揶揄するために使われたりとネガティブな面が強いため、他人に使う際には注意しましょう。
また、この表現は実際の障害を持つ人々に対する配慮を欠いたものであり、そのような使用は配慮が必要です。
ネットスラングとして使われる「コミュ障」の特徴としては、社会的生活において致命的というほどの支障は少ないというところです。
コミュ障は、会話に苦手意識がある人を指した言葉なんだね!
コミュ障の発祥や元ネタは「インターネット」
「コミュ障」の元ネタ、発祥=インターネット
コミュ障という言葉は、インターネット上から生まれたネットスラングです。
コミュニケーション障害という言葉が語源ではありますが、前項目で記述したように医学的な意味は含まず、あくまでネット上で交わされる言葉として生まれました。
1990年代に入ってからコミュ障という言葉がネット掲示板などで使われ始めましたが、その頃はここまで一般的ではなくネットスラングという面が強かったです。しかし、2010年代になると新しい世代を表す言葉として一般的にも広まるようになりました。
一般にも広がると、食事会や飲み会などの人付き合いを断る人に対しても、コミュ障が使われるようになりました。近年ではコミュニケーションに苦手意識をもつ人やそんな自分を例える際の言葉として、日常生活でも広く使われています。
この言葉を調べていると、「コミュ障」は医学的な意味で使われ、「コミュ症」はネットスラングとして使用されるものといった説もありましたが、明確に漢字が使い分けられている印象は少なかったです。
コミュ障は、インターネットから生まれて一般に広まったんだね!
コミュ障の使い方・例文
「コミュ障」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①他人に対して使うケース
〇〇さん挨拶しても返してくれないんだよね
〇〇さん、コミュ障っぽいからねー
使用例②自分のことを話すケース
この企画、プレゼンしてみない?
自分コミュ障で大勢の前だと緊張しちゃうので、自信ないです
僕もサポートするし失敗しても大丈夫。君のアイデア素晴らしいから君自身で発表してほしいな
使用例③SNS上でのケース
今度オフ会あるけど来ない?
私コミュ障だからやめとくわ
コミュ障の類義語や対義語
コミュ障の類義語と対義語についても見ていきましょう!
コミュ障の類義語
コミュ障の類義語としては下記のものがあります。
人見知り
初めての人や、あまり会わない人と話すのが苦手な人、警戒心を持ちやすい人
彼女は人見知りな性格で、初対面の人と話すのが苦手です。
陰キャ
引っ込み思案、後ろ向き、コミュニケーションが苦手な人
話しかけたいけど、陰キャだって思われそうで話しかけられない
コミュ障の対義語
コミュ障の対義語としては下記のものがあります。
社交的
積極的に人と接したり、ノリのいい人。人と話すのが好きな人
彼女は社交的だから、新しい人とすぐに打ち解ける事が出来てすごいなー
陽キャ
明るく陽気な性格。人付き合いが得意な人
陽キャな人がいると場が明るくなるね!
コミュ力おばけ
コミュニケーション能力が非常に高く、誰とでもすぐに親しくなれる人
接する人皆、○○さんのこと好きなっちゃうね!本当コミュ力おばけだね!