今回はスポーツ用語の「モメンタム」について解説したいと思います。
スポーツにおける「モメンタム」とは試合の流れを表す言葉で、一つのプレーがきっかけで試合の流れが変わった際に使用されます。
この「モメンタム」という言葉…いつどこで生まれてどんな使われ方をしているのか…?
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
「モメンタム」とは?意味を解説!
「モメンタム」=試合の流れ
モメンタムとは試合の流れである、というのは冒頭で説明しましたが、正確には「チーム全体に勢いをつける良い流れ」を「モメンタム」と表現します。
モメンタムはスポーツ界全般で使用される用語ですが、特にラグビーやアメフトで良く使用されます。
ラグビーやアメフトの試合で実況、解説者が
- モメンタムをつかんだ
- モメンタムをもたらした
という言葉を使った時は、ゲームの流れが変わり一方のチームに勢いが出た瞬間だと言うことですね。
ビジネス用語としてのモメンタム
モメンタムはビジネス用語としても使用される事があります。
その場合の意味もスポーツ用語としてのモメンタムとほとんど同じ。
方向性や勢いと言った意味で使用され、例えば株式相場などの勢いや強弱を表して「モメンタム」という言葉が使われます。
「モメンタム」の発祥や元ネタ、由来は?
「モメンタム」の語源は「momentum」
モメンタムの語源は「momentum」という英単語です。
「momentum」は元々物理学において運動量を表す言葉で、力や勢いを示す概念としても使用されています。
英単語としての意味は「勢い、機運、気運、契機運動量、推進力」など。
「モメンタム」の使い方や例文
モメンタムの使い方や例文も見てみましょう!
スポーツ用語としての例文
- ハーフタイムまでは敵チームにリードされていたけど、ファウルトラブルで選手が退場したことで、モメンタムを掴んで逆転勝利を収める事が出来た
スポーツ用語としての「モメンタム」の使用例ですね。
この場合の「モメンタム」は、敵チームのファウルトラブルによる試合の流れの変化を表しています。
ビジネス用語としての例文
- この新しい商品は市場でのモメンタムを維持し、売り上げが順調に伸び続けている。
ビジネス用語としてのモメンタムの使用例です。
上記の例文では、新しい商品が市場での勢いを維持し、売り上げが順調に伸び続けていることを表しています。
つまり、この商品が市場で注目を集め、人々の関心を引き続けており、その勢いを失わずに売り上げを伸ばしているということ。
市場競争で優位に立つためには、常に新しいアイデアや戦略を導入し、勢いを保ち続ける必要がある、つまりモメンタムを維持することが非常に重要な事なんですね。