フロントローとは?意味|使い方・例文|類義語・対義語も解説

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今回はラグビー用語の「フロントロー」について解説します。

「フロントロー」とはラグビーにおけるポジションでフォワードの最前列に位置する3人の事を呼びます。

「フロントロー」について、更に詳しい解説が見たい方は記事の続きへどうぞ!

目次

「フロントロー」とは?意味を解説!

フロントロー=ラグビーにおける最前列のポジション

ラグビーは15vs15で行われる競技ですが、15人それぞれにしっかりとポジションが決まっています。

ラグビーのポジション表

大きく分けるとフォワード(FW)と呼ばれる前の8人と、バックス(BK)と呼ばれる後ろの7人の2つに分ける事が出来ます。

フロントローはフォワードの中でも更に最前線に位置するプレイヤーの事を指し、左プロップ、フッカー、右プロップの3人で構成されます。

フロントローのプレイヤーはスクラムを組む際も最前列に配置される3人で、特に相手フォワードとガッチリと組み合う左右のプロップには強靭なフィジカルを持つ選手が配置されます。

2019年のラグビーワールドカップ日本代表としては

稲垣啓太選手

中島イシレリ選手

などが選ばれていました。

ちょっと思い浮かべるだけでも、ものすごい体格の二人ですよね(笑)

フロントローの背番号

ラグビーではポジションによってつける背番号が明確に決まっており、フロントローの3人はそれぞれ

左プロップ:背番号1番
フッカー:背番号2番
右プロップ:背番号3番

の背番号を背負います。

まさにチームの最前線、という感じでかっこいいですよね!

フロントロー各ポジションの役割

フロントローを構成する左プロップ、フッカー、右プロップの個々の役割についても解説します!

左プロップ

背番号1番の左プロップはその名の通り、最前列で左に位置するプレイヤーで、ルースヘッドプレイヤーとも呼ばれます。

スクラムの際も最前列左で相手と組み合う事になるため、強靭なフィジカルが必要になる左プロップにはがっしり体型で首が太く頑丈な選手が選ばれます。

右プロップ

背番号3番を背負う右プロップは最前線で右に位置するプレイヤーで、タイトヘッドプレイヤーとも呼ばれます。

スクラムでも最前列右に配置されます。

「相手の左側に頭を入れなければならない」というスクラムのルール上、左プロップの選手よりも強い圧力を相手チームから受けるポジションの為、チームで一番大きく、パワーのある選手が選ばれる事が多いです。

ちなみに、ジャパンラグビーのトップリーグでプレイするプロップの平均体重は110kg以上!

トップリーグ全体の平均体重は約98kgである事を考えると、プロップというポジションがいかに体格重視であるかが伺えますね。

フィジカルがなければ生き残れない…!

フッカー

背番号2番を背負うフッカーは最前線で中央に位置するプレイヤーです。

スクラムの際には最前列の中心で、左右のプロップとスクラムのバランスを取り、全体をコントロールし、スクラムハーフが投げ入れたボールを足で外に掻き出すという役割も担っています。

また、ラインアウトの際にはスローワーを務めることも多く、パワーだけではなく技術、器用さも求められるポジションです。

2019年のワールドカップ日本代表でがドレッドヘアーがトレードマークの堀江翔太選手がフッカーを務めていましたね。

「フロントロー」の使い方や例文

フロントローの使い方や例文も見てみましょう!

最前線でチームの為に身体を貼るフロントローのプレイヤー。泥臭くてかっこいいですよね!

強靭な肉体を持つフロントローはラグビーの花!ただ、ずんぐりとした体型の選手も多く、女性からは「かわいい」と言われる事も多いんです。

確かに、普段は歯を食いしばってチームの為に身体を張るフロントローのプレイヤーのふとした表情はかわいいかもしれませんね(笑)

「フロントロー」の類義語や対義語

フロントローの類義語や対義語も紹介しておきましょう。

フロントローはラグビーにおける最前列のポジションです。

類義語としては同じフォワードポジションである

対義語としてはバックスポジションである

  • ハーフバック
  • スリークォーターバック
  • フルバック

などが当てはまるでしょう。

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