今回は「どぎまぎする」という言葉について解説します!
「どぎまぎする」とは、不意をつかれて驚き、適切な判断ができずに慌てるさまという意味の言葉です。
「急に英語で話しかけられてどぎまぎした。」みたいに使うよ!
「どぎまぎする」は「どきどき」や「まごまご」などの擬態語が混ざったものとされていますが、もともと音のないものを表現した言葉なので明確な由来は無いようです。
この記事では「どぎまぎする」という言葉の詳しい意味や由来、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
どぎまぎするとは?意味は「不意をつかれて驚き、適切な判断ができずに慌てるさま」
「どぎまぎする」の意味=不意をつかれて驚き、適切な判断ができずに慌てるさま
どぎまぎするとは不意をつかれて驚き、適切な判断ができずに慌てる様子をあらわす言葉です。
街を歩いているとき、突然外国語で道を尋ねられたらちょっとびっくりしませんか?外国語が苦手なひとはその場で慌ててしまうでしょう。
また、授業中に不意打ちで先生から質問され冷や汗をかいた経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
そう、急な事態に心臓がドキッとしてうろたえる様子を「どぎまぎする」というのです。
「どぎまぎする」には後述するように類義語がいくつかありますが、対人関係での心の動きを表現するときに使われることが多いです。
例えば、衝撃の事実を告げられたとき、初対面のひとと会話するとき、好きなひとに突然話しかけられたときなど。
心臓がドキッとする場面を想像すると使い方がわかりやすいですね。
急な事態にドキッとしてうろたえるって意味なんだね!
どぎまぎするの由来や語源は、驚いたときの心臓の音をあらわしている?
「どぎまぎする」の由来、語源=おどろき、あわてる心情をあらわす擬態語。明確な由来はありません。
「どぎまぎする」は、日本語の擬音語や擬態語の総称である「オノマトペ」の一種です。
「おどろき」や「あわてる」といった心の動きに、形や音はありませんよね。
「どぎまぎする」という言葉も、おどろきあわてる様子を擬態したもので明確な由来は存在しません。
心臓がドキドキするという擬音語と、混乱してまぎらわしいの「まぎ」または「まごまごする(どうしてよいか判断がつかないような動きをあらわす擬態語)が合体したのでは…?などと考えられますが、本来なら音のないものを表現した言葉になるのでやはり、明確な意味はないようです。
おどろきあわてる様子をたとえた擬態語のうちのひとつなんだね!
どぎまぎするの使い方・例文
「どぎまぎする」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①急展開に…
君、来月から海外事務所へ転勤できるかね?
…!?え、えー!?
どうした?以前から希望していただろう?
あ、あまりにも急なお話でどぎまぎしてしまいました!
使用例②異性との距離感に…
さすが、先輩!頼りになります!また教えてくださいね!
…別にたいしたことしてないし。
そんな目で見つめられると、どぎまぎするー!
どぎまぎするの類義語や言い換え、対義語
どぎまぎするの類義語と対義語についても見ていきましょう!
どぎまぎするの類義語や言い換え
どぎまぎするの類義語や言い換えとしては下記のものがあります。
あたふた(あわててひどく驚く様子)
電車が遅延してあたふたしたよ!
おたおた(おどろいてあわてる様子)
朝早くからお客さんが来るなんて、おたおたしちゃったわ!
うろたえる(どうしたらよいかわからずあわてる様子)
娘の結婚か…。覚悟していたつもりだが、うろたえてしまうなぁ。
どぎまぎするの対義語
どぎまぎするの対義語としては下記のものが近いといえるでしょう。
冷静沈着(驚いたり取り乱したりせずに非常に落ち着いているさま)
不測の事態でも冷静沈着な対応を心がけております!
肝が据わっている
お前…俺の脅しに動じないとは肝が据わってるじゃねぇか!