今回は「トライアンドエラー(とらいあんどえらー)」という言葉について解説します!
「トライアンドエラー」とは、「物事を試し、失敗して改善することを繰り返しながら、目標を達成しようと努力する」という意味の言葉です。
「トライアンドエラーでより良い条件を見つけるぞ」みたいに使うんだ。
「トライアンドエラー」は、英語の直訳が由来とされています。
この記事では「トライアンドエラー」という言葉の詳しい意味や由来、使われ方などについても深掘りしています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
トライアンドエラーとは?意味は「挑戦と失敗の繰り返し」
「トライアンドエラー」の意味=「物事を試し、失敗して改善することを繰り返しながら目標を達成しようと努力する」
「トライアンドエラー」とは「物事を試し、失敗して改善することを繰り返しながら目標を達成しようと努力する」という意味の言葉です。
ビジネスシーンや研究分野などで多く使われる言葉で、挑戦と失敗を繰り返して改善を図っていく様からポジティブな言葉となっています。
「トライアンドエラー」は英語かと思いきや、この言葉は和製英語です。
同じ意味を英語で表現するなら、「トライアルアンドエラー」となります。
「TRY(トライ)」は成功するか失敗するか分からず挑戦しますが、「TRIAL(トライアル)」は考えているだけでは分からないことを試しにやってみることを示しています。
化粧品などの試供品セットも「トライアルセット」とは言いますが「トライセット」とは言いませんよね。
「トライアンドエラー」って和製英語だったので!
英語で言うことがある時は気を付けなくちゃ!
トライアンドエラーの由来や語源は「英語の直訳」
「トライアンドエラー」の由来、語源=「Try and Errorの直訳」
「トライアンドエラー」は「Try and Error」の直訳「試して間違える」に由来しています。
「トライアンドエラー」と英語と異なる言葉で定着してしまったのは、日本語訳で”LOVE”と”LIKE”に明確な区別がないのと同様に、この言葉が誕生した時には「TRY」と「TRAIL」にも明確な区別が無かったためではないかと考えられます。
由来は英語の直訳そのままだったのか!
トライアンドエラーの使い方・例文
「トライアンドエラー」という言葉を使った例文を見ていきましょう。
使用例①
やったー!
プログラムがやっと完成したー!!
トライアンドエラーを繰り返しただけあって、渾身のプログラムが完成したな!
使用例②
父さん…
今日、入社してから初めて大きな失敗しちゃったよ…
父さんだって社会人になりたての頃は、仕事に慣れずトライアンドエラーの毎日だったよ。
使用例③
何から何まで教えてもらって申し訳ございません。
いいのよ、トライアンドエラーを繰り返すことで得られる達成感もあることだし、仕事も早く覚えてもらえるしね。
トライアンドエラーの類義語や言い換え、対義語
「トライアンドエラー」の類義語と対義語についても見ていきましょう!
トライアンドエラーの類義語や言い換え
「トライアンドエラー」の類義語や言い換えとしては下記のものがあります。
悪戦苦闘
やったー!
プログラムがやっと完成したー!!
悪戦苦闘しただけあって、渾身のプログラムが完成したな!
七転八倒
父さん…
今日、入社してから初めて大きな失敗しちゃったよ…
父さんだって社会人になりたての頃は、仕事に慣れず七転八倒の毎日だったよ。
試行錯誤
やったー!
プログラムがやっと完成したー!!
試行錯誤しただけあって、渾身のプログラムが完成したな!
トライアンドエラーの対義語
「トライアンドエラー」の対義語としては下記のものがあります。
熟慮断行
「熟慮断行(じゅくりょだんこう)」は、「充分に考えた上で一気にトラブルなどを乗り越えて行う」という意味です。
「一気に乗り越える」というところが対義的な意味になっているわね!