今回は「ちなみに」の言い換え表現を紹介します!
「ちなみに」は「ついでに」というときに使う言葉です。
この言葉は、前後の文脈次第でカジュアルにフォーマルにもなる言葉といえるでしょう。
この記事では「ちなみに」の言い換え語について紹介しています。
興味がある方は記事の続きへどうぞ!
ちなみにとは?意味は「前述に補足・関連する情報をつたえる」
「ちなみに」の意味=前述に補足・関連する情報をつたえることば
「ちなみに」は、前述した内容にプラスして情報を伝えたいときに使います。
こちらの商品は、今年度発売された最新モデルとなっております。ちなみに、当店の在庫は残り二つとなっております。
ちなみにの”フォーマルな”言い換え・類語!ビジネスやレポートで使える言葉を紹介!
まずは「ちなみに」のフォーマルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うには、フォーマルな言葉が向いています。
①ちなみに申し上げますと
「ちなみに」=「ついでに」の意味
「ちなみに」に「申し上げる」と付けることで、接客などのビジネスシーンに適した言葉となります。
こちらの商品は、今年度発売された最新モデルとなっております。
ちなみに申し上げますと、当店の在庫は残り二つとなっております。
②ついでに申し上げますと
「ついでに」=「この折に一緒に」の意味
「ちなみに申し上げますと」と同様に、「申し上げる」を付けることでビジネスシーンにも使える言葉になります。
ですが、「ちなみに申し上げますと」よりも若干、印象は良くない方向に向く可能性があることに注意しましょう。
こちらの商品は、今年度発売された最新モデルとなっております。
ついでに申し上げますと、当店の在庫は残り二つとなっております。
③余談(よだん)ですが
「余談」=「本筋から離れた余計な話」の意味
話を丁寧に切り替えるクッション言葉として、ビジネスシーンで使うことができます。
こちらの商品は、今年度発売された最新モデルとなっております。
余談ですが、当店の在庫は残り二つとなっております
④蛇足(だそく)ですが
「蛇足」=「余計なもの」「なくてよいもの」の意味
「余談ですが」と同様に、丁寧に話を切り替えるクッション言葉として使うことができます。
こちらの商品は、今年度発売された最新モデルとなっております。
蛇足ですが、当店の在庫は残り二つとなっております。
⑤尚(なお)
「尚」=「さらに付け加えれば」の意味
ここでは「尚」と漢字で表記をしていますが、比較的固い印象になります。
「なお」と平仮名にすることで、メールや手紙の場合に視覚から得られる文章の固さが軽減します。
こちらの商品は、今年度発売された最新モデルとなっております。
尚、当店の在庫は残り二つとなっております。
⑥但し(ただし)
「但し」=「先に述べたことに情報を付け足す」の意味
ここでは「但し」と漢字で表記をしていますが、「尚」と同様に固い印象になります。
「なお」と平仮名にすることで、視覚的な文章の固さが軽減されます。
こちらの商品は、今年度発売された最新モデルとなっております。
但し、当店の在庫は残り二つとなっております。
⑦補足(ほそく)いたしますと
「補足」=「不十分なところを補う」の意味
「ほそく」には「捕捉」や「補則」と言った、同じ読みの漢字があります。
この場合に使われるのは「足りないところを補う」の「補足」です。
漢字の変換に注意しましょう。
こちらの商品は、今年度発売された最新モデルとなっております。
補足いたしますと、当店の在庫は残り二つとなっております。
⑧〇〇に関連して(関して)
「関連」=「物事の間に何等かの繋がりがあること」の意味
前に述べた内容に紐づけて話を続ける時に使います。
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最新モデルの在庫に関して、当店では残り二つとなっております。
⑨念のため
「念のため」=「より一層確実にする」の意味
前に述べた内容の不確定要素を無くす時に使います。
例文の場合は、購入気希望者が多く在庫が少ないことを言ってから、在庫の数を言っています。
こちらの商品は、今年度発売された最新モデルでご購入希望のお客様が多くなっております。
念のため申しますと、当店の在庫は残り二つとなっております
⑩併せて
「併せて」=「他のものも加えて」の意味
他の情報や話題に付け加えて、情報を伝える時に使います。
例文の場合は、購入するお客様が多いことと併せて、在庫の数をお知らせしています。
こちらは、今年度発売された最新モデルでお買い求めになられるお客様が多い商品です。
併せまして当店での在庫ですが、残り二つとなっております。
ちなみにの”カジュアル”な言い換え・類語!
「ちなみに」のカジュアルな言い換え語、類語を紹介します。
ビジネスシーンやレポートで使うのには向いていませんが、親しみやすい表現に言い換える時に役立ちます。
⑪ついでながら
「ついで」=「この折に一緒に」の意味
「ついで」に「~ながら」と付けることで丁寧な言葉のように聞こえますが、厳密に言うと丁寧な言葉ではありません。
使う場面や相手に注意する必要があります。
こちらの商品は、今年度発売された最新モデルとなっております。
ついでながら、当店の在庫は残り二つとなっております。
⑫また
「また」=「別の事柄を付け足す」の意味
ビジネスメールなどでもよく使われる言葉です。
ここでは、ややカジュアルな言葉として扱っていますが、前後の文脈次第ではある程度フォーマルなシーンでも使っていいかもしれません。
こちらの商品は、今年度発売された最新モデルとなっております。
また、当店の在庫ですが、残り二つとなっております。
⑬付け加える
「付け加える」=「何かを新たに加える」の意味
あくまで印象の問題ですが、相手に対する敬意に欠ける言葉という印象を与える可能性があります。
ビジネスシーンでこのような形で使われることは、ほとんど無いでしょう。
こちらの商品は、今年度発売された最新モデルとなっております。
付け加えますと、当店の在庫は残り二つとなっております
⑭ただ
「ただ」=「先に述べたことに情報を付け足す」の意味
ビジネスシーンの話し言葉としては、話の流れや勢いから使うこともあるでしょう。
しかし、これをメールや手紙などの文章にした場合はカジュアルな印象を与える可能性があるかもしれません。
こちらは、今年度発売された最新モデルでお買い求めになられるお客様が多い商品です。
ただ、当店には在庫がまだ二つ残っております。
⑮ついでに
「ついでに」=「この折に一緒に」の意味
「申し上げる」「ながら」などを付けず「ついでに」と単体で使うことは、非常に軽い印象を与える可能性があるかもしれません。
使う時は、どのような相手に話す(メールする)のか細心の注意が必要になるでしょう。
こちらの商品は、今年度発売された最新モデルとなっております。
ついでに、当店の在庫は残り二つとなっております。